台湾の生活費は台北と台中・高雄で大きく差が出てくる



同じ台湾の生活費でも、
街による差が顕著なので一概には言えない。

台北はコストがかかることが指摘され、
日本から移住しても物価の安さは享受できないと言われることも多い。

では、他の街も同じなのか?

たとえば、高雄や台中、台南といった主要都市なら?

これはまったく話が別で、
街による差が大きいため、
台湾のどこに住むかで生活費も変わってくる。


そして、日本と比べた場合に
お金がかかる項目が違ってくるため、
その点を意識しておくと生活費がいくらになるのか、

あるいはあなたの場合は
移住したとして毎月のコストが増えるのか、
あるいは減るのかをシミュレーションできる。



食料品の価格は?

Hi-life
台湾ではコンビニがとにかく多く、
水を買ったりするのには困らない。

台北なら東京以上にコンビニが密集している印象で、
セブンイレブン、ファミリーマート、
OK MART、Hi-lifeが4大勢力となっている。

コアラのマーチやポッキー等の日本のお菓子、
キリンやサッポロのビールも売られている。

コンビニでの物価を調べてみると、
台北でも高雄でも台中でもほぼ変わらず、
1.5リットルの水が25元、85円ほど、

台湾ビールが330mlで39元、約130円、
OK MARTのビール売り場

日本のものと同じぐらいの
大きさのおにぎりが38元、130円程度、

サンドイッチが29元、100円ほど、


アメリカンコーヒーが25元で80円ほどから、

400mlの紙パックの豆乳が25元で80円程度、

日本のコンビニと同じようなシュークリームが
38元、約130円となっている。


また、調査の場所を移してみると、
果物専門の店でスイカが1玉35元、
バナナが一房49元、
りんごが6個100元、
柿が3個100元、
パパイヤが1個59元だった。







食料品は全般的に安い傾向に。

このあたりは生活費が節約でき、
暮らしやすい傾向にある。


街中で調べてみると


映画館は台北で見かけたところだと300元(約1,000円)、
台中のかなりボロボロな映画館で230元だった。

美容院は高雄だとカットで100元という看板も。

シャンプーの方がカットより高めな店が多く、
いくら台湾のシャンプー(現地では洗髪と表記)が有名とは言え、
髪を切ってもらう方が安いというのは不思議な価格設定。


台北や高雄の地下鉄は20元、65円程度から。
中山国小駅

タクシーは70元、300円が初乗りと
市内の交通費はとても安い。

台南から高雄まで約40分の特急列車、自強号に乗っても
300円代で済んでしまう。


マクドナルドの前を通りがかった時に見た
ビックマックセットは99元、約350円だった。

物価の国際比較の際にビックマック指数が使われることがあるが、
台湾は日本に比べると明らかに安い。

日本の半分程度ということに。


アジア各国で見かけるDAISOだが、
台湾にも進出している。

台北でも台中でも39元均一なのは同じで、140円ほど。

マレーシアやタイでは200円程度なので、
こちらの方が割安な印象。


通話とSMSのみでネット接続できないTaiwan MobileのSIMは、
高雄空港で300元で購入できた。



食べ物は全般的に安く、
豚肉の角煮をご飯に乗せた台湾名物の魯肉飯は
50円ぐらいから。

そこにたけのこを煮たものや味付け玉子、
スープを付けて200円程度。


また、以下の写真だと高雄で400円ほどだった。




鶏肉弁当と書かれているものだと、
その名の通り鶏肉と付け合せの野菜、卵、ご飯等で
60元〜80元、約200円〜250円ぐらい。

これだけでも十分なボリュームがある。


小籠包も200円程度。

台中で食べた小籠包

夜市などで見かける豪大大雞排という
フライドチキンは60元、200円程度から。

台湾スイーツの代表格の一角、
タピオカ等がのったかき氷は50元ほどでボリュームもある。

あんこやゼリーがのった台南のかき氷

こちらも名物のマンゴーかき氷(雪花冰)は
130元ほどはする。


ちなみに、お土産として人気のパイナップルケーキは
土産物屋では100元で売られていることが多いが、
スーパーでは半額程度で販売されている。

旅の終盤に日本に持ち帰るために買うだけではなく、
ちょっと小腹が減った時に食べるのにも向いている。

甘みが強めなものから
控えめを通り越して味があまりしないものまであり、
食べ比べてみると面白い。


台湾の場合、自炊は贅沢という文化なので、
基本的に現地の人も外食が多い。

そのため、日本人の感覚からすると
生活費における食費の割合は低く、
それは外食ばかりであっても変わらない。

外で食事をする感覚が、日本と台湾では大きく違っている。


なお、台北でも台中でも、
食費に関しては大きな差は見られず、
地方都市の方がお得ということでもなかった。



差が出るのは家賃

台南のアパートメント
台湾での生活費で大きな割合を占めるのは家賃。

住宅にかかる費用は小さくなく、
台北で1LDKの単身用の部屋を借りても
月に10万円以上という物件はざら。

狭い地域に人が密集して暮らしているため、
どうしても家賃は高くなってしまう。


では、首都台北を離れたらどうか?

たとえば台中や台南の場合、
台北の半分から3分の1が家賃の目安になる。

実際、台中の日系不動産会社を訪れて色々尋ねたところ、
日本人が多く住んでいるコンドミニアムでも
1LDKで18,000元、6万円程度から。

2LDKでも家賃は大きく変わらず、
25,000元からということ。

これなら台北に比べれば、
生活費を大きく抑えることができる。


なにしろ、台湾の場合は交通費や食費は安く、
相対的に家賃が占める割合が大きくなる。

そうすると、台北で暮らすのか、
あるいは台南や台中、高雄といった
比較的家賃の安い街に住むかで生活費が違ってくる。

影響の小さな項目をいくら節約しても、
家賃のように大きな項目がかさんでは元も子もない。


たとえば、台湾で1日2食(昼と夜)外食をしても、
地元の小吃を中心にしつつ、
たまに和食を食べる程度なら
月に3万円程度に抑えることも十分可能。

水道光熱費を1万円、
雑費を2万円としてここまでの合計が6万円。

このあたりも人によってはもっと削れるだろう。


そこに加わる家賃が
台北でちょっと豪華なところに住んで15万円か、
台中で6万円で済むかによって
月の生活費の合計が21万円と12万円という差になる。

ちなみに、台北で月15万円の家賃というのは、
駐在員であれば特殊なことではない。

外国人が安心して住める部屋となれば、
必然的に現地の人の住居費よりも価格は高めになる。


そう考えると、
一言で台湾に済むと言っても、
どの街を選ぶかで費用は全然違ってくる。

台北は利便性も高く人気の街だが、
そこに住む必然性がないなら、他の街を選ぶのもありだろう。

特に主要都市は台湾の新幹線や鉄道網、高速バスで結ばれていて
国内移動も用意。

北側の台北から南の高雄までも
新幹線なら1時間半程度で移動が可能。

普段は家賃の安い街で暮らしながら、
用事があるときだけ台北に出てくるというライフスタイルもありだろう。

もっとも、主要都市なら基本的な買い物はできるし、
台中に住んでいる人に聞いても
台北に出向くことはめったにないらしい。

知り合いが台北に来て案内を頼まれた時ぐらいで、
普段は台中市内ですべての要は事足りるとのこと。



メールアドレス

よく読まれている記事

1位:世界一周を日常に変える方法

2位:【無料】海外移住オンラインセミナー

3位:パワハラ・リストラからの人生逆転















本当に伝えたかったこと


メールアドレス
取扱い上の注意
執筆者、伊田武蔵
伊田のこれまで
カテゴリー
人気記事

ページの先頭へ