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560日連続でホテルに泊まって分かったホテル暮らしのメリット・デメリット



フィリピンからフィリピンへ、
より詳しく言えばマカティからセブへ移る間の期間。

この間の約1年半、どこにも住んでいなかった時期があった。

と言うのも、途中で世界一周もはさみつつ、
各国を転々としながらホテル暮らしをしていたため。


560日にわたるホテル暮らしを通じて
感じたことを書き残しておこうと思う。


ホテル暮らしのメリット

まずは部屋の掃除やタオルの交換を毎日してもらえ、
自分では一切やらなくてよいということ。

余計な家事から解放されるのは嬉しい。

タオル以外の選択はホテルのランドリーサービスを使うなり、
外部のランドリーを使うなりすればいい。


食事は元々外で済ませていたので、
コンドミニアムに住んでいた時と条件は変わらなかった。


また、ジムやプールが付いているホテルも多く、
そういった施設を使えば運動不足になる心配はない。


バンコクのホテルの近くで深夜に工事をしている場合もあったが、
騒音等がひどければ他のホテルに移るだけなので、
コンドミニアムを借りた時のように
長々と我慢しなくてはいけないということがない。

この柔軟性は大きなメリット。

事実、マレーシアで2年目に住んでいたコンドミニアムでは
上の階の住人が一日中内臓に響くレベルの爆音で
音楽を鳴らし続けていて迷惑だった。

結果、家にいる時間を極力削ることになったが、
ホテル暮らしならそういった場所に
縛られるという厄介さがない。


ネット環境に関して言うと、
9割以上のホテルに関しては
仕事に支障のないレベルでネットが使えた。

これは東南アジア・オセアニア・ヨーロッパ・北米に
共通して言えること。

ほとんどの国ではカフェでもwifiが使えるため、
いざという時はこうした店を利用すればいいだけ。

ネットに接続できなくて
深刻に困った経験はほとんどない。

むしろ日本に一時帰国した時の方が、
外でつなげる場所が見つからなくて困る。


私は各国を動き回っていたので、
身軽に動くためには
飛行機の機内持ち込みが可能な範囲に
荷物を収める必要があった。

結果として、10キロを微妙に越えるぐらいまでしか
荷物を持てないことになったのだが、
意外にどうにかなる。

そして、常時動き回っていたため、
このレギュレーションを崩せないという制約が付き、
家具を除けば10キロ前後の荷物で
人は生活できることが成り行きで証明された。


そして、荷物を最小限のままにしておいたことで、
セブでコンドミニアムを借りた時にも
ホテルに泊まるのと変わらない感覚で
気軽に住み始められた。

実際、ホテルをチェックアウトして、
その足でいつもと同じ荷物を持ってコンドミニアムに行き、
仲介業者からロビーで鍵を受け取っただけ。

ホテルのチェックインと変わらない。

大がかりで面倒な引越しの作業に1日を潰されることなく、
ホテル暮らしの延長線として定住生活をスタートできた。


ホテル暮らしのデメリット

まず、何かに凝った生活には制限が付くということ。

たとえば、料理道具に凝りたいと思っても、
多くのホテルにはそもそもキッチンが付いていない。

ホテルを転々とするなら、
道具を増やして持ち歩くのも現実的ではない。

他にもファッションにこだわりたいとか、
物を増やすことが必要な場合には不利になる。


また、ホテルを頻繁に移動していると、
郵便物を受け取るのが難しい。

ヨーロッパに3ヶ月滞在していた時に、
北米経由でブラジルに行こうと思ったことがあった。

ただし、ブラジルに入国するにはビザが必要で、
ビザ取得のために英文で書かれた銀行の残高証明が必要になる。

ヨーロッパには訪れたい街が多いのに
滞在期限が合計90日しかないため、
移動が普段よりも頻繁だった。

数日おきに移動していたため、
この状態では送り先を指定しても受け取れない可能性が高い。

ピンポイントでホテルに送ってもらうにしろ、
郵便局留めで送ってもらうにしろ、
相手の銀行がいつ送付するか分からない状態では
郵送先の指定が困難。

結果、ブラジル行きは別の機会に譲ることにした。

同じホテルに泊まり続ける場合には
このような問題は生じないのだが、
街単位での移動が多いとなかなか難しい。

投資関係の書類についても、
同様の問題が時々発生した。


最後に、イメージとは裏腹に
ホテル暮らしをしていると荷造りが下手になった。

1年半に渡り日々旅をしてきたことになるが、
その間、通常の荷造りの概念はない。

旅の荷造りといえば、
家にある物の中から必要なものをスーツケース等に詰めたり、
時には新しく買って来たりするもの。

しかし、ホテル暮らしをしている間は、
持ってきた物を全て次のホテルに持っていくだけで、
選別という作業が存在しない。

忘れ物がないかを確認するだけ。


おかげで荷造りという感覚がなくなり、
セブに住み始めてから最初に旅行に出た時には、
見事に忘れ物をすることになった。

というのも、セブの自宅に戻ってくると、
スーツケースの中にパソコンのコンセントがない。

念入りに探しても出てこない。

近くにappleの商品を扱っている店があったので、
夜が明けたら行ってみるしかないかと思っていると、
壁に見慣れたコンセントが差さっていた。

記憶をたどってみると、
セブに戻ってからコンセントを差してはいない。

ホテルに置き忘れてきたかと思っていたが、
どうも最初から持っていくのを忘れていて、
しかも忘れたことに気づいてすらいなかったらしい。

旅行中にパソコンは使ったが、
時間が短かったため充電の必要がなかった。

そのため、コンセントがないことを知らないまま
のんきに旅を終えていた。

ホテル暮らしを終えた途端、
いきなり荷造りに失敗したというのは驚きだった(苦笑)。


1年半のホテル暮らしの雑感としてはこんなところだが、
集中して仕事をするために
あえてホテルに泊まるという使い方もあり。

昔から作家が多くやっていたように、
ホテルに缶詰というのは効果がある。

自宅ではテレビや本、ゲーム等様々な誘惑に駆られて
集中できない場合もあるはず。

また、いつもと同じ環境だと
悪い習慣を引きずってしまうという部分もある。

携帯電話も自宅に置いてきて、
出来る限り外界から遮断された環境を作って
ホテルで仕事をするのは集中するためにいい。


また、起きてから誰とも会わないため、
気分を乱されずに毎日一定の状態で
仕事にかかれるのも大きなメリット。

ひと続きの長い文章を書くような場合、
日によって気分が違うと文章の印象がちぐはぐになるため、
毎日同じ状態で取りかかれるのは大きい。


家族の存在が仕事に悪い影響を及ぼしているのなら、
重要な仕事にかかる時だけでも
ホテルを利用するのは1つの方法かもしれない。


ちなみに、仕事に集中したい場合には、
ある程度広くて解放感のある部屋にした方が
集中力が持続するように個人的には感じている。

狭すぎると圧迫感があって疲れるし、
窓が開かなかったりして解放感がない場合も同様。

ホテルで過ごす時間が長くなる前提である以上、
こもる時にはそれなりのホテルである必要がある。


私自身、自宅がある時でも、
意図的に集中したい時に
ホテルに何日か泊まることがある。

食事の時は気分転換に外に出るが、
それ以外の大半はホテルで過ごすことになる。

遊びに行くわけではないので豪華である必要はないが、
居心地が悪いと余計なストレスになるので、
そこそこのホテルである方が都合がいい。

狭い部屋の方がストイックさを取り戻せて
仕事に打ち込めるのではないかとも思ったが、
自分の身で実験したら息が詰まるだけだった。


なお、チェックアウトの日であっても
間違って掃除の人がドアをノックする場合があるので、
ドアの外に「Don't disturb」の札を出しておくのは必須。

せっかくの集中を乱されないために、
余計な中断の芽は摘んでおくにこしたことはない。


大切なことを

どんな仕事をするか、どこに住むか、誰と付き合うか?

本当はすべてあなた自身が決めることなのに、
現実の世界ではそれが許されない。

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