三人の人に会ってきたのだが、その内の一人がタイ人と国際結婚をしていて、残りの二人はタイ人の恋人がいるという事だった。
日本人がタイに行くと現地の女性と付き合ったり、結婚するという話はよく聞く。
特に独身の場合であれば相当な高確率で結婚をして籍を入れるというのが、駐在員としてタイに赴いていた人の話。
そして、今回会った国際結婚した人は幸せに暮らしているという事で、夫婦仲も円満で相手の家族とも一定の距離を置いて、あまりストレスを感じずに付き合っていく事ができているという話だった。
住んでいるのはアユタヤだったという事で、洪水の際には一階が水浸しになってしまって、それを避けるために家具や家電を二階にすべて運び出したり、かなり苦労をした時期もあった模様。
とはいえ、タイ人と国際結婚をしたら、結婚後に相手が豹変してしまって、お金だけ取られて全然思うような生活ができなかったり、あるいは離婚をするにも慰謝料や財産分与で揉めて、とにかくお金を巻き上げられてしまった日本人も少なくない。
そんな中、彼はとても幸せに暮らしているという事で微笑ましく話を聞いていた。
確かにタイ人の女性の性格は日本人から見ても穏やかでとても魅力的だと思う。
欧米の人間が日本人女性に向けて抱くような感情を、日本人男性はタイ人女性に向けて感じている。
おしとやかであったり、にこやかであったり、こういった特質をタイ人の女性は持っているので、国際結婚したいという気持ちも分からないではない。
今では労働ビザであったり、永住権といったビザをタイで取る事は難しいので、国際結婚をしてそのままタイに住み着きたいと思う男性も少なくないという話は聞く。
ある意味でいうと一石二鳥なわけだし、籍を入れる事によって配偶者ビザを取れるのであれば、ある意味打算的な事でいえば、日本人同士で結婚するよりも国から利益を引っ張ってこれるという意味でメリットがある事になる。
とはいえ、一対一の関係だけではなくて、そこに家族も絡んでくるのでトラブルが多いという話も聞く。
どちらかというと、フィリピン人と国際結婚をした人の方がゴタゴタに巻き込まれるケースは多いらしく、特に家族との結びつきの強さや大家族ぶりを見ると、やはりフィリピンの方がリスクは高いのではないかと思う。
さらに言うと、フィリピン人の優しさや、献身はかなり経済的な部分が前提になっているのは現地に住んでいて感じているところ。
もちろんタイ人にもそういったメンタリティは少なからずあるはずだが、文化的な部分でいうと心の底から穏やかなのがタイ人で、目先の損得や小手先のテクニックでにこやかに暮らしているのがフィリピン人という印象がある。
こういった国民性も理解しておく必要があるし、当然ながら一般論だけではなくて相手がどういった人間性を持っていて、さらに家族との関係がどうだとか、そういった事も考えておかなくてはいけないので、円満な結婚生活を送るのも大変だと思う。
もっとも、籍を入れるという事になれば日本人同士でも色々問題があるし、離婚率が上がっているのは周知の通り。
そう考えれば、入籍をする時に慎重にならなければいけないのは、どこの国でも共通の事実なのだろう。
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