タイ移住のデメリット9選【バンコク在住歴3年の立場から】

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バンコクに住んで3年半が過ぎ、
住まいとなるコンドミニアムも3軒目となった。

タイに移住したことには多くのメリットがあるものの、
残念ながらデメリットがあるのも事実。

そこで、不用意にタイに移住して失敗したり、
後悔したりするのを防ぐためにも
今回はタイに住むことのデメリットに焦点を当ててみたい。

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雨季の冠水のひどさ


タイでは6月の初旬から10月の終わり頃が
雨季に分類される。

この時期は雨が多いが、
一日中振り続けることは少ない。

スコールが一時的に降るだけの日が大半だが、
雨が止んだ後も道の冠水がひどいのが問題。

道によってはちょっとした雨でも冠水するため、
その道を通ると足首まで水に浸からなくてはいけないとか、
車に水をかけられかねないといった事態になる。

食事に出かけるのも億劫になるので、
スコールが止んだ後もfoodpandaやgrab foodのような
フードデリバリーでしのぐことも多くなった。

バンコクの中心部であっても冠水は多く、
住まい選びの際にはこういった状況も確認しておきたい。

英語が通じない


タイは東南アジアの中でも英語が通じず、
特に地方はこの傾向が強い。

旅行をしているだけなら、
空港やホテルのフロントスタッフは英語を話せるものの、
街中では驚くほど通じない。

バンコクの中でもプロンポンやトンローのような
日本人向けの店が多いエリアの場合、
英語を話せるタイ人より
日本語を話せるタイ人の方が
簡単に見つかる気さえする。

以前に住んだマレーシアやフィリピンに比べると
明らかに英語が通じる頻度が低いのを実感として感じる。

大気汚染が深刻


環境面で見ると、
タイの空気の悪さは深刻なレベル。

特にPM2.5が乾季(11月〜3月)の間は
頻繁に取り沙汰される。

バンコクの一部地域では
健康に被害を及ぼすレベルとして
政府が不要不急の外出を控えることを呼びかけることも。

また、2020年1月には
バンコクで437校が大気汚染で休校になったこともある。

リアルタイムの大気汚染指数を公表しているサイトもあるので、
そちらも参考に。

バンコクの大気汚染:リアルタイム大気汚染指数


チェンマイでも大気汚染は深刻で、
首都を離れさえすれば
きれいな空気に恵まれるわけではないのも悩ましいところ。

大都市でも虫に遭遇することが多い

バンコクのような大都市であっても
タイは虫が多い。

もっとも、これはタイに特有の事情というよりも
東南アジア全般に共通するところ。

道を歩いていてゴキブリを目にすることも
残念ながらしばしばある。

また、部屋の中にもアリが出やすいため、
ゴミは毎日捨てるのが必須となっている。

渋滞がひどい


タイの中でもバンコクの場合、
世界トップレベルで渋滞がひどいことで知られている。

GPSメーカーのTOMTOM社の渋滞のひどさのランキングでは
2016年にワースト1位を記録し、
その後は多少改善されたものの
2020年にはワースト10位となっている。

特に通勤時間帯とスコールが降っている時は
歩く方が早い場合もある。

地下鉄やBTS等の公共交通機関も充実しつつあるため、
定刻通りに移動したい場合は
そうした手段を使うほうが確実。

場所によっては夜中でも騒がしい

タイにおいては
夜中でも騒音を鳴らす店がある。

バンコクでも夜間営業の店がある
一部地域ではこうした場合もある。

より顕著なのはパタヤで、
中心部で夜に静かな場所を探すのが難しいほど。

夜中に騒音を出すのは非常識という文化が
日本ほど浸透していないため、
部屋選びの際には周囲の環境を確認しておく必要がある。

政治的な不安定さ


タイではこれまでに何度も軍事クーデターが起きており、
2014年には軍が政権を掌握した。

2019年には総選挙が行われたものの、
首相は変わらず。

2020年〜2021年には反政府民主化デモが多発し、
一時期は毎日のようにデモが行われていた。

また、タイ人から絶大な支持を受けていた
先代のプミポン国王が2016年に崩御し、
現国王になってからは王室批判も高まっている。

隣国のミャンマーでも軍事クーデターがあったが、
平和なイメージのタイも
実は政治的なリスクを
少なからずはらんでいるのは否めない。

医療費が高額になりがち


バンコクには日本人の通訳がいる病院も複数あり、
サミティベート病院やバムルンラード病院、
バンコク病院等は設備の面でも豪華。

安心して治療を受けられる環境ではあるものの、
医療費や入院費は高額になりがち。

お金がないと外国人向けの病院では診てもらえず、
現地系の病院に行かざるを得ない。

もっとも、この問題は医療保険に入っていれば解決できる。

命の値段の安さ


タイでは交通事故を見かける機会も少なくない。

一方、無免許運転等への取り締まりがゆるい上、
事故によって相手に怪我を追わせたり、
死亡させたとしても十分な金額の賠償金等が
支払われない事例も多い。

死亡事故の賠償金が数十万円単位とうい話も聞くので、
仮に事故にあって家族が残されたとしても
大きな困難が待ち受けている可能性がある。

事故や事件に対する自衛策を講じることは
タイで生活していく上で欠かせない。


海外に移住するのは本当に難しいのか?


日本を出て海外に住むようになってから
「海外に移住したい」という話をよく聞くようになった。

同時に、

「英語が苦手で・・・」

「海外での部屋選びで失敗しないか不安」

「他の国での生活を想像できない」

「下見で何を確認したらいいか分からない」

「移住後の仕事やお金が問題」

等々の様々な不安や悩みも耳にする。

そこで、10年以上海外で暮らし、
4ヵ国に住んできた経験を凝縮した電子書籍、
『「いつか海外に住みたい」を手の届く現実にするための本』
を無料でプレゼント
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