HSBCで口座を開設しようとした。
その時に言われたのは、住所証明がなければダメということ。
家賃の支払いのために口座を開設しようとしたが、
その時にはどうしようもなかった。
同様にメトロバンクとRCBCでも断られ、
住み始めるまで見送ることに。
そして、改めてBDO銀行というフィリピン最大手に
口座を開設することにした。
フィリピンでI-cardという身分証明書を得たことで、
BDO銀行の口座を開設できる条件が整ったので。
国際運転免許証がある場合や、
フィリピン国内の運転免許証でも代用可能らしいが
私はどちらも持っていない。
フィリピンの運転免許証は日本大使館で免許を翻訳してもらい、
それを役所に持って行くと発行してくれるらしい。
ただし、丸一日かかるらしいが・・・
国際運転免許証も1年で更新が必要なので、
手続きがかなり煩雑になる。
毎年日本に行くわけでもないし。
そんなわけで、国際運転免許証もない。
ということで、観光ビザを更新する際にもらえる
I-cardの取得を待ってBDO銀行の口座開設に挑んだ。
そうは言っても
1人で出向いたわけではなくて、
サポートをお願いすることにした。
セブで購入したコンドミニアムの付随サービスで、
BDO銀行の口座開設サポートも含まれていたので、
そちらの会社に任せる形で。
パスポートとI-cardを持って、
サポート担当者と共に写真を撮りに行った。
口座開設のために
3センチ四方の写真が2枚いるということで、
FUJI FILMへ。
担当者はフィリピン人だが、
千葉に7年住んでいたそうで日本語はペラペラ。
話が普通に通じるので助かる。
移動は専属のドライバー付きの車で。
人件費の安いこの国では、
こうした専属ドライバーがいる光景が珍しくない。
なお、口座開設に写真が必要なのは、
フィリピンでは他の銀行も同じ事らしい。
そこからBDO銀行の支店へ。
そこで記入する箇所に印の付いている書類を渡され、
サインや住所の記入をしていく。
30分ほどで通帳、キャッシュカード(ATMカード)、
小切手帳を渡された。
キャッシュカードのPINコード(パスワード)を
ATMで設定してから、
サポートをしてくれた不動産会社へ。
そこでネットバンキングの使い方を簡単にレクチャーされ、
小切手の切り方についても聞いてきた。
小切手を使うのは日本も含めて初めてだ。
フィリピンは小切手社会なので、
持っていないと何かと不便。
たとえば、コンドミニアムの入居の際に小切手がなかったので、
家賃を1年分前払いすることに。
小切手を切ることができれば、
1年分を最初に振り出して期日を毎月に設定し、
月ごとに口座から引き落とされるようにできる。
まとめて払うよりは、
この方が負担が少ないのは間違いない。
BDO銀行の口座開設によってこの問題はクリアできた。
家賃はすでに支払っているので関係ないが、
何かの支払いの時に今後は使える。
ちなみに、小切手帳の発行には175ペソかかる。
400円ちょっとなので高くはない。
そして、BDO銀行では最低預金額が25,000ペソで、
それを下回ると月に300ペソが引かれていく。
口座残高が0になれば凍結。
また、2年間入出金がなくても凍結。
この辺は注意が必要になりそうだ。
他行(海外銀行も含む)のキャッシュカードだと
1回の引き出しごとに200ペソかかるので、
この費用は今後は不要になる。
この金額は、意外に積もっていくと大きいかもしれない。
1回の引き出し額の上限が1万ペソなので、
毎回2%の手数料が上乗せされることになるので。
せっかくなので、向こう1年半ほどの
セブの不動産の支払いのため小切手を切ってきた。
これで毎月HSBC香港から送金する手間が省ける。
小切手もなかなか使い勝手がいいものだ。
字の汚さがもろに出るのは少し恥ずかしいが(苦笑)。
帰りには担当者と共にATMへ行き、
ネットバンキングのアクティベーション(有効化)の
手続きを完了してきた。
それからコンドミニアムまで送ってもらい、
無事にBDO銀行口座が開設できた。
これでまた1つ、海外銀行の口座が増え、
効率的な資金移動ができるようになったし
フィリピン生活も便利になった。
海外に移住するのは本当に難しいのか?
日本を出て海外に住むようになってから
「海外に移住したい」という話をよく聞くようになった。
同時に、
「英語が苦手で・・・」
「海外での部屋選びで失敗しないか不安」
「他の国での生活を想像できない」
「下見で何を確認したらいいか分からない」
「移住後の仕事やお金が問題」
等々の様々な不安や悩みも耳にする。
そこで、10年以上海外で暮らし、
4ヵ国に住んできた経験を凝縮した電子書籍、
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