1通のメールからセミナー開催決定

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今週末に行う学生向け無料セミナーのきっかけは、
学生から届いた1通のメールだった。

一部だけ抜粋すると、

「僕達のような学生の周りには、
同じ学生(サークルでつながった他大も含めて)と
大学関係者ぐらいしかいません。

就活して就職するか、フリーターかの2択以外、
生き方を知りません。

でも、どちらに進んでも未来は明るいとは思えないんです。

伊田さんはどんな風に自分の生き方を決めたんですか?」

というものだった。

ある意味、このメールへの回答代わりに
学生向けの無料オンラインセミナーをすることにした。

私自身は学生時代にインターンをしたり、
積極的に視野を広げようとするタイプではなかった。

むしろ独立してから世界が広がったのだが、
本来は早い段階で色々な世界を認識しておくほうが良い。

選ばなかった道が増えるほどに、
選んだ道への納得感や確信も強まるはず。

そんなわけで、レジュメを作っていた。

最近はこういうレジュメは
マインドマップで作るのが定番になって、
箇条書きにすることがあまりない。

別に箇条書きでも話すことはできるものの、
順番を入れ替えたりする時に
マインドマップの方が全体の関係が見やすい。

箇条書きだと上下にスクロールしなくてはいけないので、
部分的にしか見えない。

マインドマップの方が全体を見渡せるので、
どういう順番に変えたほうがいいかを判断するのが簡単。

ということで、
当日はマインドマップを片手に話すことに。

最近はセミナーをする時に、レジュメを使うことがなくなった。

使うのは常にマインドマップで、
わざわざそれを箇条書きに戻したりもしない。

ある意味、頭の中のゲシュタルトに近い状態で
2次元に落とし込めるのがマインドマップの強み。

箇条書きの方が読み上げには向いているものの、
血の通ったセミナーにはマインドマップが向いている印象がある。

頭の中を整理する時もマインドマップを使うし、
この3年ほどでマインドマップとの縁が
かなり深くなった実感がある。

普段よりも年齢層の若い人が対象のため、
どんな反応が返ってくるのか、今から楽しみだ。

同じタイプの人を相手にしている方が楽だし、
深く関わっていくことができるものの、
時々新しい風が入った方が古くならずにいられる。

そんなところにも、楽しみがあったりする。


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