フィリピン、マニラでステーキと呼ばれるものを食べてきた。
妙な表現になっているのは、いわゆるステーキハウスで出てくるような本格的なものではなく、ある意味でフィリピンらしいものだったため。
マニラには、安い店から先進国と変わらないような高級な店までさまざま店がある。
私が住んでいるマカティーはオフィスビル街で、一部のオフィスビルは社員用の食堂を一般にも解放している。
物珍しさでそういったオフィスビルの一つに入ってみた時のこと。
ローカルレストランよりは格上で、ちゃんとしたショッピングモール等に入っているようなレストランよりはローカルな人向けという、中途半端な位置づけにあるレストランが、こういったオフィスビルの中には入っている。
その中で、Tボーンステーキを食べた時のこと。
こちらは金額がだいたい150ペソ(約400円)で、見た目からすると、重さはだいたい150gぐらいの量。
一応目の前で焼いてくれて、鉄板というよりは小さな家庭用のホームプレートのようなもので、焼いて出してくれる。
Tボーンステーキと、ご飯、それからほんの少しだけの、一口分ぐらいの野菜の盛り合わせ。
これでだいたい400円ぐらいなので、フィリピンの物価を考えると特別安くないものの、日本で考えると非常に安いということになる。
他に、その店では野菜のメニューがなかったので、近くの他のフードコートの店で、野菜スープとサラダを頼んで、こちらがだいたい300円ほどだったので、合計で700円。
しっかりと栄養を摂って、この価格であればそれなりにお得かと思うものの、一般的に考えるフィリピンの物価と比べると、決して安くはないということになる。
こういった店でも、もっと安いメニューは当然あって、200円ぐらいから肉や魚をご飯と共に食べることができる。
注意しなければいけないのは、一部のフードコートは金属のフォークやナイフを禁止しているため、プラスチックのものしか出てこないとか、あるいはナイフが禁止されていて、フォークとスプーンでTボーンステーキを食べなければいけないとか、そういったこともある。
私が先日行ったHSBCが入っているオフィスビルはそういったことはなかったものの、ショッピングモールであるランドマークの地下にあるフードコートは、スプーンとフォークしか用意されていなかった。
これは安全上の問題で、治安管理をしやすくしているためだとは思うものの、一部のメニューは非常に食べづらかった。
普段はなかなか人のオフィスに入っていって、そこのフードコートに行く機会はないものの、たまにこういったところに行くとマカティで住む人の暮らしを垣間見ることができる。
ただし、マカティで働く人々はマニラのビジネスマンの中でもかなりエリートにあたる人たちなので、これがフィリピン人の中流階級というわけではない。
そもそもフィリピンにはほとんど中流階級が存在しないので、彼らであっても、基本的には下層階級の上ということになる。
もっと庶民的な肉料理なら、チェーンレストランというかファーストフードのInasalやCOWBOY GRILL、Chic-Boy、魚料理も充実しているGerry’s Grill、等がある。
また、より本格的なステーキをマニラで食べるなら、La CabreraやWooden Horse Steakhouse、Outback Steakhouse等の店が美味しい。
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