マレーシアではマクドナルドに電話すれば、デリバリー(宅配)してくれる。注文の金額に制限はなく、一律で3リンギット(約80円)を宅配料として支払えば、たとえハンバーガー1個でも持ってきてくれる。
時間としては45分以内に宅配という触れ込みになっているが、実際にはマクドナルドへの電話からデリバリーまで90分かかったこともあるので、このあたりは当てにならない。配達する方もまったく気にしていなかったりするため、時間の余裕のない時に使うには便利とは言えない。
ただ、マレーシアの場合にはスコールがあるので、食事時に外出するのが厳しい時もある。そんな時にデリバリーしてくれる食事は助かる。マクドナルド以外にもピザハットやドミノピザといった日本人に馴染みの深いチェーン店がピザを宅配してくれるし、地元系の店でも宅配可能な店は少なくない。
マレーシアで暮らすのであれば、こうした店をいくつか押さえておくと、食事に行くのが面倒であったり、スコールが降っているような時には重宝する。
とは言え、マクドナルドですら時間にルーズであることからも分かるように(遅れる時も連絡は来ない)、電話の際に言われた時間を守る意識が高いとは決して言えないことは前提にしておかなくてはならない。
また、電話以外にアプリによるデリバリーの注文も可能になっている。
マレーシアのマクドナルドで見た目新しいメニューとしては、Cuba-Cuba CakoiやGreen Tea Latte、Cheesecake Delightsといったものがあるが、これらがマレーシア独自商品なのか、他国でも展開していて私が知らないだけなのかは不明。
ちなみに、現地料理に比べればマクドナルドは高価格帯の商品になるため、日本とはマクドナルドのポジションが異なり、高級とは言わないものの、安いから食べるという位置づけではない。海外進出した企業は、国によってポジションを変えていることがあるが、さすがにマクドナルドは世界各地で上手く適応している印象がある。
ジョホールバルでの1年目については、マクドナルドのデリバリーは何度か利用した。周りに飲食店が少なかったので。対して2年目は、他にも色々な店があるエリアに引っ越したため、一度も利用することなく終わる模様。
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