![マニラのイミグレ本部](https://ijuusya.com/p10_095819.jpg)
フィリピンの永住権、クオータビザを取得すると
ACR I-cardも受け取る。
このACR I-card自体は
クオータビザ以外でも得ることができるもので、
フィリピンの身分証明証の1つ。
私も当初は観光ビザの更新をしていて
ACR I-cardを受け取った記憶がある。
もっとも、期間の部分の表記が
クオータビザ取得時に受け取ったものとは違っていたが。
クオータビザ保有者の場合、
5年に1度、ACR I-cardの更新がある。
これはマニラの移民局本部で手続きをする必要があり、
マカティやセブの移民局支部ではできない。
ということで、
ビザ業者のサポートも受けながら、
更新手続きを済ますことにした。
まずは別件で用事があったので
バンコクからセブへ。
直行便が限られていたため、
土曜日の深夜に出発するフィリピン航空のフライトで飛び、
日曜の早朝に到着。
![マクタン国際空港](https://ijuusya.com/p08_132813.jpg)
ホテルのチェックインまでカフェで時間をつぶし、
翌日の月曜日にもろもろの用事を済ませ、
そのままマニラへ。
この際、セブのJセンターに入っている移民局で
クオータビザのアニュアルレポートは済ませてきた。
![セブの移民局](https://ijuusya.com/wwIMG_5353.jpg)
マニラ到着後は、
勝手知ったるマカティに宿を取った。
やはりセブに比べて
マニラはタクシーの運転手の注文が多い。
定額で黙って走るドライバーの方が珍しく、
いちいち交渉してくるのがわずらわしい。
エージェントとは移民局本部の前で待ち合わせだったため、
当初は移民局本部にタクシーで行く予定だったが、
場所の説明が面倒なので
サン・アグスティン教会に行ってもらった。
![サン・アグスティン教会](https://ijuusya.com/p10_093507.jpg)
これなら分からないドライバーもいないだろうし、
同じイントラムロスの中で徒歩圏内。
移民局本部に10時に待ち合わせなので、
サン・アグスティン教会やマニラ大聖堂で
時間を調整しながら行くことにした。
マニラ大聖堂は以前に来たときはリノベーション中で、
今回始めて内部を見ることができた。
![マニラ大聖堂](https://ijuusya.com/p10_094119.jpg)
![大聖堂内部](https://ijuusya.com/p10_094226.jpg)
時間になったところで移民局本部へ行くと、
エージェントの女性が手を振ってくれた。
事前にパスポートコピー等を渡していたので、
写真で顔がわかったらしい。
簡単な荷物チェックを経て移民局の中へ。
まずはパスポートとACR I-cardをエージェントに預け、
1階で待っていた。
それにしても人が多い。
![移民局の中](https://ijuusya.com/p10_100235.jpg)
この中での手続を自力でやりたくはない。
広くもないセブの移民局ですら
たらい回しにされることがあるのに、
こんな場所では途方もない時間がかかりかねない。
精神力の消耗もひどいだろう。
今回の更新をエージェントにお願いしていてよかった。
それから3階へ行き、
再びしばし待った。
![移民局](https://ijuusya.com/p10_101307.jpg)
特にやることもなかったが、
最後に移民局のスタッフが近づいてきて、
握手を求められた。
おそらくそれが本人確認も含んでいたのだろう。
移民局本部に到着して30分足らずで手続きは終了した。
ちなみに、移民局本部はパシグ川沿いにあり、
階段からはこんな景色が見えた。
![パシグ川](https://ijuusya.com/p10_101835.jpg)
手続きはあまりに呆気なかったが、
その場でパスポートは戻ってきて、
ACR I-cardは後日ホテルへ届けてもらえるという。
こうして雑然とした移民局のフロアから
早々に解放されることができた。
まだ昼食には早かったので
サンチャゴ要塞にでも行こうかと思ったものの、
以前にも訪れていたので
そのままマカティに戻ることにした。
一週間後、ACR I-cardを受け取る予定の日の前日に
エージェントから連絡が入った。
無事に移民局での手続きが終わり、
新しいACR I-cardを受理したとのこと。
翌日10時にロビーで待ち合わせをし、
5年間有効なACR I-cardをもらうことができた。
デザインが少々変わっていたが、
基本的な部分は同じ。
実は待っている一週間の間に、
新しい写真を渡していないし
写真の撮影もなかったことに気づいたが、
案の定写真は以前のものを使っていた。
5年前の写真なので違和感がないが、
これがずっと続くとACR I-cardの写真と
本人の印象がずれていくような・・・。
そうなった頃には、
新しい写真に変えるのだろうか?
そして、今回はACR I-cardの期限の
3ヶ月近く前に更新を行った。
結果、次の期限は先日移民局へ行った日が基準になるため、
元々のACR I-cardの期限に5年を足したものよりも
3ヶ月弱早まることになった。
5年が60ヶ月なので、
そのうちの3ヶ月弱を失ったことになる。
割合としては5%弱なので、
許容範囲内だろう。
なんにしてもこれでACR I-cardの更新は無事に終わり、
クオータビザをのメンテナンスも完了した。
海外に移住するのは本当に難しいのか?
![](https://ijuusya.com/wp-content/uploads/m12_142017.jpg)
日本を出て海外に住むようになってから
「海外に移住したい」という話をよく聞くようになった。
同時に、
「英語が苦手で・・・」
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「他の国での生活を想像できない」
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![](https://ijuusya.com/immigrate-book.jpg)
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