ジャカルタのブロックMの和食レストランの客層

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この数日、ブロックMに宿泊してジャカルタの和食レストランに通っている。

朝食はホテルで出てくるので、昼食と夕食を和食レストランで食べるのが、この数日の定番パターン。

ブロックMの場合であれば、寿司屋もあれば焼肉屋、割烹、ラーメン屋、和食を全般的に取り扱っている店まである。

さらに言えば、うどんの専門店等もあり、それなりに多様性もあるので数日通っている程度では全く飽きることがない。

具体的には、海宝丸、和さび、彩、串銀、呑、丸福等が出店している。

このブロックMのランチとディナー両方に共通している客層としては、やはり日本人の割合が非常に高いということ。

これは同じく日本人街であるマカティのリトルトーキョーと比べても、目に見えて日本人が多い傾向にある。

確かにジャカルタの平均的な所得と比べるとかなり高額な店が多いし、一部にはランチメニューで500円程度で食べることが出来るものもあるとはいえ、多くのメニューは千円から。

場合によっては二千円、三千円するような店もあるので、現地の人にとっては客単価がかなり高いことになる。

インドネシアの物価からすると、ブロックMはそれなりの高級店が中心。

そう考えてみると、日本人の駐在員やリタイアしてこちらに住んでいる人が中心になるのは理解できる。

実際に見ている限りで言えば、リタイアメント世代というよりは、駐在員と思われるスーツを着ている人が多いので、そういった人を主な客層としている模様。

ブロックMの店は、見ていると板前さんの中に一人だけ日本人らしき人がいて、それ以外はすべてインドネシア人といったパターンが多い。

フロアスタッフは基本的にインドネシア人で、こちらで日本人を見かけたことはない。

残念ながらインドネシアの人はあまり英語が通じないので、そこで若干不便をすることはあるものの、基本的にはメニューを指させばそれで通じるので、そこまで困ったことはない。

マカティ等々と共通して言えることとして、基本的に和食レストランの中は喫煙が可能になっているので、周りにいる人によってはかなり煙たい。

また、日本国内に住んでいる日本人よりも、東南アジアの駐在の人の方が、喫煙率が高い印象がある。

これはジャカルタでも変わらない法則。

タバコ臭いのは居心地の悪さに繋がるので、そうした理由でのんびりとすることが出来ずに、食事をさっさと済ませて帰ってくることもたびたびある。

この点は残念なところではあるものの、こういった傾向は東南アジアの和食レストランにおいては共通して見られる傾向。

一般的に東南アジアでは室内は禁煙で、外の席については喫煙可と言うところが多いが、和食レストランにはそもそも席を外に設けていることが通常はないし、ブロックMの店を見ても、それは言えること。

そうなってくると結局、タバコを吸えるようにしておいた方が客のニーズに応えることができ、売り上げも上がるというのが店の算段だと思われる。


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