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イギリス、ロンドンの治安が油断ならないと感じた事件


ロンドンの建物
今回のロンドン滞在では治安に不安を感じることなく、
のんびりとイギリスを離れることができた。

しかし、初めて訪れた時にはそうではなく、
「この街は大丈夫か?」と思ったことを今でも覚えている。


というのも、私の初海外旅行がロンドンで、
到着後2,3日後に事件に遭遇した。

アフリカ系の女性が中国人と思われる女性を
大声を上げながら殴りつけている。

それも裏路地等ではなく、
オックスフォードストリートの高級ショッピングモールの前で。

そこが路地裏の危険地域ではないのは、
イギリスを初めて訪れた私の目にも明らかだった。

大きな怪我はなかったようだが、
初めて日本から離れた身としてはなかなか衝撃的だった。


その数日後、またしてもアフリカ系女性が
今度は彼氏か何かに驚くほどの大声で怒鳴っていた。

相手がバスに乗って去るところだったが、
オペラ歌手か何かだろうかというほどの声量で、
頑張って大声を出せば誰でも出せるという音ではなかった。

こちらはピカデリーサーカス駅から
徒歩5分も行かないぐらいの場所で、
街の中心部付近だった。


2週間滞在して、遭遇した問題がこの2件だけというのは
見方によっては少ないのかもしれない。

外国は危険という思いで歩いていたため、
ロンドンは治安が悪いのだろうかと思っていたが。



ちなみに、実際問題としてどうなのかというと、
世界的に見てもロンドンの治安は悪くない。

夜でも躊躇なく一人歩きができる。

もちろん人通りのない場所に入ったりしないように
気をつけるのは当然として、
常識的な行動をしていれば問題はない。


ムダにお金を持って歩かないとか、
お金のありかを目立たせないのも当然の自衛手段。


たまにゴールドカードやブラックカードのような色の
クレジットカードを選ぶ人がいる。

見栄を張りたいのだろうが、
安全面では逆効果にしかならない。

私が今メインで使っているカードも赤と黒の2色があったが、
迷わず赤を選んだ。

他のカードも同様に、
ゴールドと間違われそうな色を選んだりはしない。

お金を持っていると思われても、
厄介な問題しか近づいてこないので。


ロンドンの治安は悪化している?

ナショナル・ギャラリー
ヨーロッパの主要国と同様に、
ロンドンにも大量の移民が流入することで
スラムエリアができているのは事実。

そのため、雰囲気が変わったと思ったら、
すぐに引き返すのが得策。

道を一本入っただけで住民の質が変わるのは、
イギリスに関わらず珍しくない。

明らかに歩いている人の雰囲気が違うとか、
服装が貧しそうだと感じることも。

日本人がまぎれこめば悪目立ちするので、
即座に立ち去ったほうがいい。


財政問題のために、
2009年には警察官が16%減らされたこと、
テロが引き続き起きていることもあり、
ロンドンが手放しに安全とまでは言えない。

特に2017年はテロが多く、
3月にウエストミンスター橋で車が歩行者に突っ込み、
ウエストミンスター宮殿では警察官を刺殺。

5月にはアリアナ・グランデのコンサート会場で自爆テロ。

6月はロンドン・ブリッジで車が歩行者に突っ込み、
それからナイフで通行人を次々に攻撃。

9月にパーソンズ・グリーン駅に停まっていた地下鉄が爆破。

こうしたテロが相次いだことで、
2017年にはイギリスのテロ脅威レベルが
critical(最高レベル)にまで引き上げられた時期もあった。


ロンドンで危険なエリア

アールズコート駅
ロンドンでも治安が悪い危険な地域は、中心部周辺。

たとえば、ピカデリーサーカスやオックスフォード・ストリート、
ビクトリア、ソーホー等。

これらは観光客もよく行く場所なので、
注意が必要ということになる。

他にもキングス・クロスは
伝統的に危険なエリアだったものの、
近年は治安が改善されてきている。

ハックニーは移民が多く住むエリアで、
こちらは現在もあまり治安が良くはないため、
できれば近づかないほうが無難。


ちなみに、イギリスの警察が治安に関してこんな資料を用意している。

これはどのエリアで犯罪が多いかを地図上で可視化したもの。

まったく土地勘がないと厳しいが、
多少なりともロンドンに通じている人には参考になるはず。

とは言え、
凶悪犯罪よりもスリを中心にした軽犯罪が多いので、
命を取られるような心配は少ない。


日本の中でも治安の悪い地域と比較すれば、
特にイギリスは危険な国ではないし、
海外旅行の中でもその点ではハードルが低い。

最低限の自衛策さえ講じておけば、
面倒に巻き込まれる確率は低いはず。

たとえば、深夜に地下鉄を使うのは控えるとか、
上客の少ないバスに乗るときには
運転手の目の届く範囲に座るといった心がけも
安全の確保に役立つ。

ロンドンと言えば二階建てバスだが、
人が少ないときには二階は目が届きづらいことが仇となるので、
状況を見て乗る場所を変えた方がいいだろう。


今回、改めてロンドンを訪れて
普通に過ごすのに問題がないことを再認識した。

と言っても、
続いて訪れたダブリンやリスボンも同様に治安が良いため、
目立って差を感じることはなかった。

イタリアのようにあやしい人が次々に現れる国と比べると、
イギリスの安心感は際立つのだが・・・。



そんなわけで、
ロンドンは初めての人でも安心して訪れられる街。

ビクビクしながら歩かなければいけないほど、
危険な場所ではないのでご安心を。


ただし、少しでもピリピリした空気を感じるような場所には
立ち入らないのが身のため。

一部のバックパッカーは
世界の危険な場所を歩いた経験を自慢したがる。

しかし、これは危険が身近にない日本人ならではの話で、
ほとんどの国ではリスクの高い場所に近づくのは
勇気ではなく無謀と取られる。

さすがにロンドンなら生命に関わる問題は少ないものの、
自らトラブルに巻き込まれに行く必要もない。



何かあやしいとか怖いと感じたら、
本能的に問題を察知しているのかもしれない。

治安の良い場所かどうかの知識がないなら、
とりあえず立ち去った方が賢い選択となる。


治安が悪化するヨーロッパ主要都市

多国籍都市、ミュンヘン
これはロンドンばかりではなく、
アムステルダムやブリュッセル、パリ等でも言えることだが、
移民が流入している国は犯罪率も上がる事が多い。

貧しい人を受け入れれば、
その中から犯罪に走る人も増えていくし、
職を奪われた元々の国民の間にも不満がたまる。


そうなれば、
治安の悪化につながっていく。

ヨーロッパの中でもイギリスやフランス、ドイツ等は
移民にとって格好の移住先となる。

特にシェンゲン圏の中で所得の低い国、
たとえばルーマニアやポーランド等からは
多数の移民が職を求めてやって来る。

結果として治安が乱れるという自体が起きている。



先進国はなんとなく安全そうというイメージも、
すでに過去のものになりつつある。

国家単位では経済的に豊かであっても、
その実情は様々な層が入り混じり、
文化的にもあつれきがあるというのは珍しくない。

また、ヨーロッパというと基本はキリスト教で、
トルコやごく一部の人がイスラム教と思われがちだが、
実際はキリスト教の中でもカトリック、プロテスタント、
東方正教等に分かれて必ずしも一枚岩ではない。

ロシアやギリシャ、ブルガリア、ルーマニアは
東方正教に属する国で、
教会もカトリック系とは随分異なる様相を示す。



国境を越えた人の流動性を確保したことで、
ヨーロッパの中でも経済が強い国は
移民という労働力を得られた反面、
治安については課題を抱えている。

これはロンドンも例外ではない。


ロンドン以外のイギリスの街の場合

リバプール
イギリスではロンドン郊外のカンタベリー、
北アイルランドのベルファーストにも行った。

カンタベリーは日帰りで訪れただけで、
多くの観光客も同じようなパターンで戻ってくる。

これはポルトガルのオビドスとリスボン、
あるいはスペインのセゴビアやトレドとマドリッドの関係に近い。

そもそも観光エリアは限られているし、
その範囲内で危険な空気を感じることはなかった。



ベルファーストはロンドンから離れ、
北アイルランドの中心部。

ダブリンから陸路で北上した位置にあるが、
いつの間にか国境を超え、
気が付くとイングランド側に入っていた。

アイルランドとイングランドは別の国で、
通貨もそれぞれユーロとポンドで異なる。

アイルランド側はベルファーストを含めた
北アイルランドの独立を求める機運も昔から強かった。

そうした背景もあってか、
ベルファーストには妙にイギリス国旗を街中で見かけた。

ここがどちらの領土かはっきりさせる政治的目的なのだろう。


治安面では特に不安を感じるようなことはなく、
街の中心部を外れて南下すると
戸建てが並ぶのどかな住宅地で、
自然が多くて美しい場所だった。


ロンドンのような大都市よりも、
地方の方が安全になりやすい傾向がある。

イギリスはコッツウォルズをはじめとした
魅力的な村もたくさんあるが、
そうした場所での滞在も基本的に安全と思っていいだろう。


大切なことを

どんな仕事をするか、どこに住むか、誰と付き合うか?

本当はすべてあなた自身が決めることなのに、
現実の世界ではそれが許されない。

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