セブの部屋探しはマニラ以上に慎重に

移住先の環境としてセブとマニラを比べると、
セブの方が多様性に富んでいる。

マニラの中でも日本人が住めるようなエリアは、
マカティやグローバルシティをはじめとして
環境がそれなりに似ている。

もちろん洗練度や利便性はエリアで違うが、
大都市の一部であることに変わりはない。


対してセブの場合、

・ビーチリゾート

・フィリピン第二の都市

・緑豊かなエリア

といった別の顔を地域ごとに持つ。



たとえば、マクタン島の南側は
シャングリラホテル等のリゾートホテルが並び、
一部のホテルは居住棟を持っているため、
住むこともできる。

このあたりは利便性が高いとは言えないが、
リゾート気分を満喫するにはうってつけ。

基本的に外出時にはタクシーを呼ぶことになる。



これがセブシティになると、
フィリピンで2番目に大きな都市となる。

場所によっては利便性も高いが、
信号がほとんどない上に交通量が多く、
ITパーク付近のように徒歩では道を渡りづらい場所も。

また、歩道が整備されているのは
限られたエリアのみとなる。


セブシティは場所によって、
空気がひどく汚い。

交通量の多さに加え、
天候によって砂煙が舞うため。

首都マニラと空気が変わらないと感じる場所もあるが、
コンドミニアムによっては緑で囲まれ、
それなりに空気がきれいなこともある。



セブ島の中でもセブシティから外れていくと、
鬱蒼と緑が茂るエリアになる。

たとえば、セブシティの東側のリロアンや
西側のタリサイがこれに当たる。

このあたりは利便性が低いため、
住むのに適した場所を見つけるのは容易ではない。





セブに移住する場合、
部屋探しの前に決めておきたいこととして、

・メイドさんを雇うのか

・車を持つのか

・自炊(メイドさんに作ってもらうのも含めて)するか?外食中心か?

といった項目がある。



メイドさんを雇うのであれば、
多少不便なエリアに住んでいても、
買い物を頼むことによって
問題を解決する手もある。

また、車の有無によって行動範囲も変わる。

タクシーも多く走っているが、
エリアによっては簡単に道でつかまらないこともある。

また、昼と夜を外食で済まそうとした場合、
毎日タクシーを使うのは面倒ということもある。



こういったことについては、
あらかじめ考えておいた方が
部屋探しがスムーズに進む。

上記のようなことを考えていないと、
エリア選びに支障をきたす。

逆に言えば、
ライフスタイルによって住む場所を変えられるのが
セブの強みとも言える。




私はセブシティを選んだが、
当初こだわっていたのは空気がきれいなことだった。

しかし、実際問題として利便性も捨てられない。

そこで妥協点として、
セブシティの中でも周りに緑の多いコンドミニアムを選んだ。


私の場合は、

・メイドさんは雇わない

・車を持たない

・食事は外食

という選択をしたため、
近くにレストランがないと困る。

利便性と空気のきれいさを合わせて
コンドミニアム選びをした。

結果として、
大自然の中で暮らすほどの清々しさはないものの、
東南アジア各国の首都のような
空気の汚さにさらされることはなかった。

大通り沿いを歩くときだけは別だったが。




セブは住む場所によって
居住環境が大きく変わる街。

その意味では、
マニラで部屋探しをする場合以上に
時間をかけて各エリアの特徴をつかんだり、
物件の内見に時間をかけることをお勧めする。





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