海外移住で変圧器が必要かどうかの見分け方


海外移住で変圧器が必要かどうかは、
持っていく物によって変わっていく。

変圧器は重量がかなりあるし、
改めて買うならそれなりに高いので、
要らないなら持っていくのは避けたいところ。

では、どのような場合に必要で、
どのような場合は不要なのか?

この点を説明していく。


変圧器が必要ということは、
日本から持っていった電化製品の中に
電圧が違う国で使えないものがあるということ。

と言っても、
ほとんどの電化製品は特定の電圧でしか使えず、
ひどい場合にはショートしてしまう。

マレーシア移住仲間は昔香港で勤務していた時、
日本から送ったテレビをそのまま現地でつないだら、
煙を吹いて壊れてしまったらしい。

火事にでもなったら大変なので、
このような使用は避けた方が無難。


そして、身の回りの品の中で
変圧器がなくても使える電化製品としては
パソコンが挙げられる。

パソコンは各国の電圧に対応しているため、
海外移住をする際にも変圧器は必要ない。

ただし、コンセントの形は国によって違うので、
それに対応するためのプラグは必要。

移住先の国だけに対応しているものより、
世界対応のプラグを持っておくと
他の国に旅行に行く際にも便利。

世界対応のプラグは日本で買うほうが
軽量でコンパクトな傾向にあるので、
あらかじめ購入して持参することをお勧めする。


ちなみに、iphoneも100〜240ボルトとなっているので、
世界中の電圧に対応している。

スマホやタブレットでも商品によっては
特定の電圧にのみ対応の可能性もあるので、
その点は個別に要確認。

もっとも、ケーブルで繋いで
パソコンを通じて充電するようにすれば、
電圧の問題はクリアできる。


パソコン以外に現地に持ち込む電化製品がない場合、
変圧器は必要ない。

そんな状況は想定しづらいと思うかもしれないが、
海外では家具・家電付きの物件が多く、
生活の大部分の用はそれで済んでしまう。

ドライヤーやシェーバー等を現地で購入するのなら、
もはや日本から持っていく電化製品がない。


私の場合で言えば、
当初はシェーバーだけは日本から持ち込んだ。

しかし、その後マレーシアでシェーバーを買ってからは
変圧器が全く必要なくなった。

しかも多くのシェーバーは電圧が世界対応で、
私が購入したPhilipsのものも同様。

マレーシアからフィリピンに移住する時には、
もはや変圧器が要らなくなっていたので
子供がいる知人に渡してきた。

その人は子供のおもちゃを動かすために
使うということだったので。


マレーシアとフィリピンで生活してからは、
世界一周をしたりもしたが、
その時も変圧器は必要なかった。

持っている電化製品は
ノートパソコン、スマホ、タブレット、シェーバーの4点。

荷物をコンパクトに纏めるため、
スマホとタブレットの充電用コンセントは捨て、
ノートパソコン経由で充電している。

どれも電圧が世界対応なので、
変圧器は要らない。

必要なのは各国のコンセントに対応したプラグだけ。

これは東南アジアを抜けてオーストラリアに行った時も、
イギリスやスペイン、ポーランド等のヨーロッパを転々とした時も、
北米を横断した時も同じ。

どこに行くときも同じ装備で通用するので、
いちいち個別対応を迫られることがない。


ということで、
海外移住に際して日本から持っていく電化製品で
世界対応ではない製品がある場合には
変圧器は必要ということになる。

また、日本と同じ100ボルトの国に行く場合にも同様。

と言っても、電圧が100ボルトの国はほぼないようで、
実質的には持参する電化製品の有無が
決め手ということになる。


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