半年もたずにホテル暮らしに疲れた時期とその理由・解決策

ベトナムのホテルのロビー
日本を出て生活するようになってから3年後、
自宅を引き払ってホテル暮らしを始めた。

特定の国や街に滞在するわけではなく、
ビザなしで滞在できる期限内で
各国を転々としながら。

ホテル暮らしは途中でセブにコンドミニアムを借りたため
中断された時期もあったが、
その期間を除いて2年半以上となった。

常に移動しながらの生活のため、
疲れることはないかと聞かれることがあるが、
大半の時期は問題はなかった。

ただし、一部には不便を感じたり、
ストレスがかかる時期もあった。

ホテル暮らしがしんどくなったのは4ヶ月目

ベッド

ホテル暮らしを始めた頃の新鮮さも薄れた4ヶ月目、
実は疲れを感じることが増えていた。

日々次に行く街の情報を集め、
移動手段を確保し、ホテルを予約する。

実際に移動したらホテルまで移動し、
チェックインとチェックアウトを頻繁に繰り返す。

朝目覚めた時にどの国にいるかわからないこともあったが、
それは目新しく刺激的な体験だったが、
さすがにしんどさを感じることもある。

そもそも体力がある方ではないし、
体質的に乗り物酔いもするので移動は得意ではない。

この時期は体力的にも精神的にも、
そしてスケジュール的にもストレスが多く、
無理が起き始めていた。

対策を立ててみたら

ホイアン

移動や日々の予約のストレスを減らすため、
原則として1つのホテルに3泊以上するようにしてみた。

初めてのホテルでは失敗もありえるので、
Hotels.com等の評価が4.2以上のホテルに絞ることで
はずれのホテルを選ぶリスクを減らした。

実際、ホテルサイトの評価はかなり信頼性が高く、
Amazonのカスタマーレビューに比べると
ずっと信用できる。

こうして移動を減らすことで疲労やストレスを減らし、
多くのホテルに泊まる体験を犠牲にすることで
日々が過ごしやすくなった。

たしかに様々な部屋に泊まるのは学ぶこともあるし、
単純に楽しい体験でもある。

とは言え、日々チェックインとチェックアウトを繰り返すのは
私の体力では持続可能な旅のスタイルではなかった。

食事の面での問題

ベトナム料理

ホテル暮らしをしながらの旅が
アドリア海に差し掛かり、
クロアチアを南下していた時のこと。

食事は美味しかったが、
確実に胃が持たれるのを感じた。

特に夕食はスープでお腹がいっぱいだが、
さすがにディナーのタイミングでレストランに行って
注文がスープと飲み物だけでは申し訳ない。

そうして無理をしているうちに
ますます胃が弱ってきたのを感じた。

そこで、airbnbでキッチン付きの部屋を借り、
3日ほど自炊できる環境を確保した。

基本は夕食時に野菜を茹でるだけだったが、
久しぶりに軽い食事をできるようになり、
胃の疲れも解消できた。

身体を動かせないことのストレス

ホテルの部屋はどうしても通常の部屋より狭くなりがちなため、
閉塞感がある。

こうした部屋に居続けるのは疲れるので、
天気が良ければ午前と午後に最低でも一度は
用事がなくても出かけるようにしていた。

ただし、宿泊している街の治安が悪く、
気軽に街を歩けないこともある。

タクシー移動が推奨されるようなエリアでは、
運動不足を解消できるように
ジムやプールが付いているホテルを選ぶようにしていた。

ホテル暮らしには多くの魅力があるし、
また自宅を引き払って数ヶ月または数年に渡って
ホテル暮らしをすることもあるのだろう。

ただ、移住先の候補地を探す旅は
すでに一段落ついたので、
今度はまた違うテーマを持っていくことになるのかもしれない。



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