香港エクスプレスは予約変更・キャンセルが無料で可能な場合も

香港エクスプレスは原則として
キャンセルはできないことになっているし、
予約変更も有料。

しかし、例外的に可能な場合もあり、
今回は日程変更を無料で行ってもらった。

香港国際空港

本来なら15,000円以上高い便に、
無料で替えてもらったことになる。

ということで、事の経緯を。


まず、私が香港エクスプレスで予約したのは、
香港から台中への片道の航空券。

バンコクからエアアジアで香港まで行き、
昼に会食を一件済ませてから
18時初の便で台湾に飛ぶ予定だった。

会食の場所は空港内ではないので、
一度エアポートエクスプレスで中環まで行き、
会食が終わり次第再びエアポートエクスプレスで
空港に戻ってくるのが当初の計画。

台中に行くのは移住を前提にしていたので、
航空券は片道だった。


予約時のメールを見ると、
たしかに18時発となっているのだが、
フライト一週間前に届いたリマインドのメールでは
午前8時前の便になっている。

これでは会食は不可能だし、
バンコクからの便が到着する前に出てしまう。

過去のメールの履歴を探っても
香港エクスプレスから連絡が来ていた形跡はない。

会食の予定は外せないので、
最悪の場合には翌日以降に
新しくチケットを取るしかないかと思いながら、
とりあえず香港エクスプレスに連絡を取ることにした。

なお、香港エクスプレスの問い合わせ先はこちら

まずはスカイプクレジットを使って
日本の番号への連絡を試みようかと思ったが、
右下にチャットの画面が出てきたので
そこから問い合わせてみた。

無反応だった上、
なぜかチャットが切断されてしまった。

気を取り直して
(81) 006-633-868-015へ連絡したが、
スカイプではつながらない。

番号で確認したところ、
やはりフリーダイヤルらしい。

バンコクからの連絡となるため、
日本国内でしか使えないフリーダイヤルの回線にはアクセスできない。

そして、普通の電話番号は表記されていない。

迷惑な話だ。

国内から電話をかける人には親切なフリーダイヤルも、
海外からかける場合にはつながらない番号でしかない。


仕方ないので、
今度は香港の番号にスカイプで連絡をした。

英語で面倒なやり取りをするのは気が進まなかったし、
場合によってはタフな交渉が要求される可能性もある。

その時に慣れない英語だと途中で投げ出しそうなので、
できれば日本語が良かったのだが。


と思ったら、
自動音声の言語切替のところで
日本語らしいフレーズがあったような。

すでに英語の番号を押してしまったので、
一度電話を切ってから再度かけ直したら、
英語の次に日本語の案内があった。

ほっとしてその番号、4番を選択。

その後の自動音声の段階で日本語がたどたどしく、
日本で学んだことのある片言の留学生のような日本語だが
英語で大事な遣り取りをするよりはいい。

自動音声ぐらいはもう少し日本語のうまいスタッフ、
もしくは外部の人間に録音してもらった方がいい気もしたが、
このスピード感や割り切りも国際化の中では必要なことだろう。

無駄なところにクオリティを求めれば、
それだけ提供できるサービスが限られてしまう。


香港エクスプレスのオペレーターにはすぐにつながり、
こちらも日本語のできる香港人か中国人だった。

事情を説明し、元々の時間帯の18時の便がないか確認。

午前7時台の便しかないという。


この段階で、最優先は日程変更だった。

キャンセルでもお金は戻ってくるが、
出発から一週間となっていたので
他の航空会社も含めて航空券が値上がりしている。

検索してみたら、通常時の3倍以上になっていた。

ということは、キャンセルして予約時の費用を取り戻すより、
日程変更をしてもらう方が費用が大きく抑えられる。


オペレーターの人に聞いてみたところ、
香港エクスプレスの方針として
8時間以上のフライト時間の変更の場合には
前後一週間以内の便へ無料で日程変更が可能。

ただし、その後に送られてきたメールだと
期間は1週間ではなく2週間と表記されていた。

このあたりの案内はかなりいい加減。

8時間以上のフライト時間の変更の場合は、
全額返金もできるとのことだった。

ちょうど一ヶ月前にジェットスターでも似たような事例があり、
その時は全額返金になったが、
香港エクスプレスも似たようなルールがあった。


ただ、8時間というのはかなり微妙で、
半日近い変更でないと対応してもらえないことになる。

タイトなスケジュールを組んでいる場合には
適用外になる危険は否定できない。

なにはともあれ、
今回はキャンセルではなく
本来のフライト予定日の翌日にチケットを変更してもらった。

変更手続きは48時間以内に行われ、
予約時のメールアドレスに確認のメールを送信するとのこと。

48時間というのは少々のんびりしすぎな気もするが、
とりあえず肩の荷が下りた。

そして、コールセンターに電話して、
相手から「どういたしまして」を聞いたのは
今回が初めてだった(笑)。

とは言え、完璧な日本語が返ってくることより、
用件が片付くことが重要なので
削減できる経費を削減する香港エクスプレスの方向性は
これでいいと思う。

日本人から丁重に謝られてキャンセルも日付変更もできないより、
片言の日本語で予定変更してもらえる方がいいわけで。


とは言え、フライトの日付が変わったことで
連鎖して問題も色々起こり、
まず台中の不動産会社に内見の日付を替えてもらう必要がある。

到着翌日に案内してもらうつもりだったが、
台湾入りの日付がずれてしまったので。


また、台湾のホテルの予約をキャンセルし、
香港に一泊の予約を入れることになった。

なんだか最近は
香港エクスプレスと言い、ジェットスターと言い、
いつの間にかフライト時間が変更されて
連絡も届かない事態が立て続けに起きた。

ジェットスターに関しては
どうやらメールを送って入るようだが、
普段のアドレスと違うアドレスからの送信らしく、
メールボックスが弾いている可能性がある。

メールの不達は避けられない問題だが、
重要事項の連絡が受け取れないのはつらい。


なお、今回の日程変更が可能だったのは、
予約時に表示されていた時間と
実際のフライト時間が8時間以上ずれたから。

香港エクスプレス側の都合だからで、
自己都合での日程変更や返金を伴うキャンセルはできない。

この点はLCCなので、仕方ないところだろう。


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