イタリアの物価をローマ、ミラノ他6都市で調査



今回のイタリアの物価調査は、
舞台をミラノ、ベネツィア、トリエステ、
ローマ、フィレンツェ、ナポリで行った。

他にもピサやペルージャ、アッシジ等も訪れたが、
こちらは短時間の滞在だったため
現地の物の価格に触れる機会が少なかったし、
ひとまず主要都市で調べるのがいいだろうと。

例によって、
今後の移住先としての魅力のリサーチを兼ねたもので、
旅行・ロングステイ・移住と様々な視点から
イタリアの各都市を活用することを想定している。

旅行者としての実感と
住人としての感覚は違ったりするので、
その両方を見るべく、
普通の旅行者らしい行動もしつつ、
現地のスーパーで生鮮食品の価格も調べたりもしてきた。


それにしても、イタリアは街によって物価、
特に滞在費の差が顕著。

何しろヨーロッパでも有数と言えるほど
ホテル代の高いベネツィアを擁する国なので。

土地の面積が限られたベネツィアでは、
ホテル代はロンドン以上に高い。

とは言え、限られた土地という
分かりやすい理由による裏付けがあるため、
ロンドンより納得感はあるが。

他のメジャー都市であるミラノやローマに比べても
ベネツィアはホテル代が突出した印象。

旅費を節約したいのなら、
いかにベネツィアでの滞在日数を
減らせるかが鍵になってくるだろう。

ミラノから移動して午前中に到着すれば、
サンマルコ広場やドゥカーレ宮殿、リアルト橋等の
主要観光スポットは半日で十分見て回れる。

ただし、夜のベネツィアの細い路地は幻想的で、
角を曲がったら中世に迷い込んでしまいそうな雰囲気がある。

やはり一泊ぐらいはするか、
夜行列車で移動するなりしたいところ。

また、マスカレードと呼ばれる仮面での仮装が名物の
カーニバルの時期は世界中から人が集まってくる。

この時期は特にホテル代が高騰するタイミング。

なお、ベネツィア観光に必要な金額としては、
サン・マルコ大聖堂の博物館が5ユーロ、
(大聖堂は無料)
ドゥカーレ宮殿は13ユーロ、
グッゲンハイム現代美術館が15ユーロ、
名物のゴンドラは交渉制だが
30分で75ユーロ程度。


同じアドリア海沿岸でも、
トリエステは3分の1ぐらいの金額で宿泊できる感覚。

ベネツィアで3万円のホテルが、
トリエステなら1万円ぐらいという水準だった。


なお、ミラノで見かけたセルフランドリーだと、
8キロまで4ユーロ、
16キロまで7ユーロということ。

旅行者には過剰な容量だが、
洗濯物を解消するのには便利。

そのミラノ旅行で
観光にかかるコストとしては、
有名なドゥオモやサン・マウリッツィオ教会、
サンタ・マリア・デッレ・グラッツェ教会は無料。

ホテル代や市内の交通費がメインの出費となる。


ルネッサンスと赤レンガの屋根の街、
フィレンツェに目を移すと、
サンタ・クローチェ教会は4ユーロ。

ウフィッツィ美術館、アカデミア美術館は
それぞれ6.5ユーロ。

バルジェッロ国立博物館・サンマルコ国立絵画館は
それぞれ4ユーロとなっている。


また、フィレンツェで見かけたマッサージは
60分で50ユーロ。

イタリア語で書かれていたので
大部分は内容がわからなかったが、
ローマではタイマッサージらしきものも見かけた。



レストランでの食事は安く美味しい


イタリアといえば美食の国だが、
たとえばピザ・マルゲリータだったら
本格的なピザ窯で焼いたものが1枚500円ほど。

スライスの切れ端ではなく、丸々1枚で。

シーフードパスタが800円ぐらいで、
ボロネーゼなら600円程度。

このあたりはローマでもフィレンツェでも
ナポリでも大きくは変わらなかった。

ただし、ベネツィアは街中が観光地になるため、
5割増しぐらい。

もっとも地元の人が行くような店があるだろうし、
そちらはもう少し割安だろう。


ビールも330mlで200円ほどだし、
北側の近くの国、フランスやドイツに比べて
明らかに物価の安さを感じる。

ただし、イタリアからさらに東の国、
東欧のハンガリーやポーランドと比べると
大差ないというのも事実。

この国だけが異常なわけではなく、
ヨーロッパ内には所得にも、生活費にも
大きな格差が存在する。

北欧とイタリアを比べれば、
レストラン代は3倍どころではない。

特にスウェーデンやフィンランドでは
外食は贅沢な行為という位置づけで、
高所得な国でありながら、
比較的質素な暮らしが一般的。

そのため、レストラン代は所得水準と比較しても高い。


それに比べてイタリアのレストラン代は、
いわゆる物価が安い国のイメージがある
タイやインドネシアでイタリアンの店に入るより安い。

ヨーロッパを周遊していると、
この価格差には敏感になる。

何しろ大抵の国は同一通貨(ユーロ)を使用しているので、
如実に違いを感じる。


歴史遺産やアート、豊かな自然といった観光資源はもちろん、
財布に優しいというのもこの国を旅する際に
魅力と感じる部分だろう。

何しろ、ドイツやフランスの半分程度の費用で
同等の旅ができるのだから。


スーパーにも潜入調査


イタリアのスーパーでの物価調査は、
EURO SPAR,BOSCO,COOPで行った。

調査を行ったのはローマ・ミラノ・フィレンツェ・トリエステ。

ベネツィアでもスーパーは入ってみたが、
あまり価格を見ないで水だけ買って出てきたので
スーパーに関しては調査対象外。


上記店舗はどれも大手チェーンとなるので、
イタリアの国としての価格基準を反映した値付けとなっているはず。

ということで、
以下は一覧形式で。

まずは食料品から。

モッツァレラチーズ(150グラム)→1.99ユーロ
豆乳(1リットル)→2.59ユーロ
ヨーグルト(125グラム)→0.32ユーロ
バナナ→キロ1.59ユーロ
レモン→キロ2.19ユーロ
サニーレタス→キロ1.79ユーロ
プチトマト→キロ3.99ユーロ
ズッキーニ→キロ1.79ユーロ
グレープフルーツ→1.68ユーロ
イチゴ(500グラム)→1.98ユーロ
チョコレート(150グラム)→1.64ユーロ
グミ(200グラム)→1.56ユーロ
ソフトキャンディ(160グラム)→1ユーロ
1.5リットルのミネラルウォーター→0.28ユーロ


続いて食べ物以外の生活用品。

Lサイズのゴム手袋→0.99ユーロ
大きめのスポンジ→1.1ユーロ
食器用洗剤(1リットル)→1.48ユーロ
キッチンペーパー(2本入り)→0.99ユーロ
3本の鉛筆と消しゴム1個→1.75ユーロ
12色のカラーマーカー→3.55ユーロ
電球→2.99ユーロ
ビーチサンダル→8.7ユーロ


イチゴが500グラムで約2ユーロと、
生鮮食品の安さが目につく。

特に果物と野菜、パンは安い。

これはイタリアに特有の事情というよりは、
ヨーロッパ全体にうかがえる傾向。

果物・野菜という項目だけに特化すれば、
私が以前住んだマニラやセブよりも安く、質も高い。

マレーシアと同水準だが、
質という部分ではイタリアの方が高いだろう。

特にイチゴのように傷みやすい果物は
その差が顕著に出る。


ただし、近くの国と比較した場合、
スロベニアやクロアチアとは違いがほとんどなく、
突出した安さを誇るわけではない。

それでもイタリアという知名度、
各都市の分かりやすい魅力を含めて考えると、
やはり物価は安く、
仮に移住する場合でも生活費は安く抑えられるだろう。

ただし、住居費は必ずしも安くないため、
どの街のどのエリアに住むかには大きく左右される。

食費を安くで済んだところで、
家賃が高くてはトータルの費用は上がるので、
住むのならこの点が鍵となる。


なお、近年の傾向として、
イタリアの消費者物価指数の動向を見てみると、
2012年以降は大きな変化がなく、
足踏み状態と言える。

インフレ率も2013年以降は2%以下に収まっており、
ぐんぐん変わっていくステージにはない。



本音を言うと

どんな仕事をするか、どこに住むか、誰と付き合うか?

本当はすべてあなた自身が決めることなのに、
現実の世界ではそれが許されない。

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