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ニュルンベルクは移住先としてドイツの中でも有力候補



2ヶ月ほど前にニュルンベルクに行って来たが、移住先としての可能性の視察も兼ねた旅だった。

他にもドイツは今までフランクフルトやミュンヘン、ケルン等を見て来たが、ニュルンベルクはその中でも住環境として魅力的な町だと感じる。


私が訪れたのは紅葉の綺麗な秋だったが、城壁に囲まれた分かりやすい旧市街が城塞都市として魅力的である事はもちろん、緑豊かなのがニュルンベルクの魅力の一つ。

フランクフルトのような大都市と比べると、のんびり暮らすのに適している印象を受けた。

仮に移住するとしてもニュルンベルクで就職する訳では無いし、今の仕事をそのまま続けるだけなので、基本的にオフィスに出勤するとか、通勤するという事が無い。

基本的には自宅で仕事をするし、それ以外はレストランやカフェに行って仕事をする事が多い。

ということで、住む環境が落ち着いているのは重要な要素だし、空気がきれいであるにこした事は無い。

そう言った意味で、ニュルンベルクへの移住は相当に条件が整っている印象。

緑との調和を考えても、とても住みやすい町であると感じた。

東南アジアで緑豊かな町で暮らそうと思うと、利便性を著しく失う事になる事が多い。

例えば、以前に住んだセブシティの中でも、緑の多いエリアは外れの方まで行けばあるのだが、そこら辺は車でないともはや生活するのが厳しいレベルになる。

あるいは、マレーシアでもイポーのような中堅都市も見て回ったが、外国人が暮らして行くのには食の面を考えても厳しかった。


それに対して、ニュルンベルクであれば料理も口に合う。

最近は一年のうち3ヶ月ほどヨーロッパで過ごすのが定例となって来たが、それだけの期間、現地の物ばかり食べていても全く飽きる事はなかった。

ちょっとした田舎暮らしをするという意味では、ニュルンベルクの外れの方で暮らすのも良いし、もう少し利便性とか景観を重視するというのであれば、旧市街の近くに住むのもあり。

基本的な治安も大きな問題はないので、移民や難民の問題で大きく危険に傾くような事さえ無ければ、基本的には安全な町であると言える。

世界的に見て特に安心というほどではないが、基本的な国際標準はクリアしている町なので、この点も大きなプラスになるほどの要因では無いにしても、かといってマイナス要因にもならないと言った扱いだろう。


大都市の利便性は必要なのか?

ドイツと言えば、フランクフルトが事実上最大の都市となっている。

もちろん首都はベルリンだが、人口や都市の規模としてはフランクフルトが上回り、空の便の就航数で考えても、フランクフルトは、ドイツはもちろん、ヨーロッパを代表する都市となっている。

では、このレベルの都市である利便性が住環境に必要かと考えてみると、正直なところ私には必要ない。

これまで、フィリピンで言えばマニラやセブに住んで来たし、他にもマレーシアの町に住んだり、あるいは1年半以上ホテル暮らしをしながら各地を転々としてみたが、あまり物を持たずにシンプルミニマムに暮らしている私としては、大都市でショッピングをする事もあまり無い。

中堅都市ぐらいの利便性があれば十分という印象。

その意味で言えば、ニュルンベルクは基本的な必要性を満たしてくれる町だと思っているし、いざとなればフランクフルトまでICE(高速鉄道)で片道2時間の距離なので、季節ごとに一度足を運ぶぐらいの事はしてもかまわない。


さらに言えば、日本やアジアまで長距離便に乗るという場合も、フランクフルトの空港までそう遠くはない訳なので、そう言った意味での利便性もそこそこに高い。

別にわざわざフランクフルトに住まなくても、緑の多いニュルンベルクに住みながら必要なレベルの便利さを享受する事が出来る訳なので、それ以上大都市である事を求める必要がないというのは、これまでの暮らしの結果として把握できていること。

そう考えてみると、やはり自然との距離の近いニュルンベルクは移住先としてドイツの中においても魅力的な町となる。


一方でプラハやブタペストと言った東欧と比べると物価が高く、5割増以上、場合によっては2倍ぐらいの生活費がかかるので、その点に置いては競争上不利な点もある。

この辺りは、住む場所を選ぶ上でなかなか悩ましいところだが、出来る事なら東欧にもニュルンベルクをはじめとしたドイツにも、両方住んでみたいというのが率直なところ。


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執筆者、伊田武蔵

「旅をするように暮らしたい」

そんな思いで2011年に
下見なしで海外移住後、
フィリピンとマレーシアで
コンドミニアムを借りて住む。

その後、
今後の移住先候補の視察のため、
各国を周り住環境の研究をしながら
2年9ヶ月のホテル暮らし。

1年間の台湾生活を経て、
現在はタイでの暮らしを満喫中。

フィリピン永住権と
マレーシアのリタイアメントビザ、
タイランドエリートを取得済み。

8カ国に資産分散。

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