クアラルンプールの紀伊国屋は広大だったが一度行けば十分


紀伊国屋書店は日本でも有名だが、各国の大きな都市にも支店を出している。

例えば、バンコクやシンガポール、クアラルンプールといった町にはすでに進出している。

今回のクアラルンプール行きの目玉の一つは、紀伊国屋書店の訪問だった。

日本から離れているために書籍を手に取る機会がなく、日本語の書籍がある大きな本屋というだけでかなりテンションが上がってしまう。

残念ながらマニラには紀伊国屋書店がなかったので、なおさら色んな本を手に取って、パラパラとめくってみたいという欲求にかられていた。

それを叶えるため、パビリオンからKLCCまで歩いていって、家具の特別展を見た後で紀伊国屋書店に入ることにした。

しかしながら、実際に興味を持てるような本は思いのほか少なく、特にビジネス書関係でいうと、その傾向が強かった。

やはり売れる書籍を主に配置していることもあって、良書や名著と呼ばれるものよりは、それを薄めたような内容の本が多かったということもある。

こういったことを考えると、アマゾンで名著を最初から購入してしまった方が、結果的に濃い情報のソースに触れることができる、

わざわざ薄めたものを読む必要はないわけだし、1/10に薄めたものを10冊読めば、原著を読むのと同じ効果があるというものでもない。

というのは、1/10に薄めたものは、別の部分の1/10同士を繋ぎ合わせるわけではなくて、あくまで重なった部分もあるので、結局は原著にあたった方が早い。

そんなこんな考えながら紀伊国屋書店を後にして、しばらく立ち読みをして肩も凝っていたので、KLCCパークを散歩することにした。


■クアラルンプールの紀伊国屋書店の基本情報
住所:KLCC, 406-408 & 429-430, Level 4 Suria, Kuala Lumpur City Centre, 50088 Kuala Lumpur
電話番号:+60321648133
営業時間:10時~22時
HP:https://www.kinokuniya.com.my/



KLCCパークへ

KLCCパークはかなり広くて、噴水やプールもあった。



このプールは有料のプールではなくて、無料で誰でも使えるようだった。

ただし、どうやらひざぐらいまでしか水はないらしく、主に使っているのは子供や家族連れだけで、大人が泳ぐことができるものでもなかった。

クアラルンプールは到着してから異常なまでに暑いので、こういったちょっと涼む場所があるのは、親子連れにとっては助かるのでないかと思う。

他にも、ペトロナスツインタワーを間近で見ることができたり、クアラルンプールタワーも見れたりして、町の中心部という印象を受けた。

しかしながら、このあたりは非常に人が多いし、車も大量に通っているので空気が悪い。

そういった意味で言うと、生活環境としては必ずしも素晴らしいということはできない。

あくまでも遊びに来る場所として悪くないという印象だったが、今回は紀伊国屋書店にそこまで感動するわけではなかったし、むしろ一回行けばもう十分だと思ってしまったので、その点については少々肩すかしをくらった気分だった。

ちなみに帰りは、ゆずという日本料理屋で夕食を取ろうと思ったところ、すでに満席らしく、10分以上待つということだったので、フードコートにある韓国料理屋でサムゲタンを食べて肝臓をいたわる食事をして帰ることにした。

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