
3月のライオンの10巻をようやく手に入れることができたので、iPadに落として一気に読んだ後、パビリオンに向けて歩いていくことにした。
ランチをとるためにそちらに移動したが、東京ストリートという和食レストランが集まるエリアがあるので、そこで食事を取る予定だった。
しかしながら足に何か違和感があると思っていたら、左足首が徐々に痛みだした。
これまでにも何度か痛めてきた箇所で、最近だとワシントンやバンクーバーでも痛みを持ったので、あまり歩かない日を設けたりしていた。
クアラルンプールに来てからは、基本的に同じホテルに泊まろうと思っても、気に入っているホテルがなかなか空室がなく、E&Oレジデンシズやメリア・クアラルンプールに泊まってみたが、結局は3日に1回ほどの頻度で移動することになってしまった。
年明けの段階では、10日間連続で同じホテルに泊まることができるようになったが、それまではなかなか居場所が安定しない。
さらに言うと、食事をしに行くにもそれなりに歩かないといけないので、足の痛みが深刻になってくるとかなり大きな問題になる。
しかしながら今回の痛みは、どうやら痛風によるものではなくて、それ以外の理由によるものと思われる。
痛風以外の原因と思われる理由
今回はそこまでの危機感はなく、あまり足を酷使することがなければ、これ以上悪化しないのではないかと予測していた。実際、痛風の症状が出た場合は、1日の中で痛みがどんどん激しくなっていって、最初は気のせいかもしれないと思えるような違和感程度であっても、その日の終わりの段階ではすでに猛烈な痛みとなり、明らかにほうっておくことができないことが認識できていた。
一日を通してほぼ同じ痛みの程度で推移していること自体が、何か他の原因による痛みであると推測させる材料になっている。
元々マレーシアにおいてはジョホールバルに住んでいた頃に何回か病院に行ったことがあるが、クアラルンプールに関して言うと、特にあてがあるわけではない。
しかしながら、日本語が話せる医師がいるという話も聞いたことがあるし、英語が通じる外国人向けの病院がいくつかあることは都市の規模から見ても明らかなので、いざという時にはホテルの受付に行って、適当な病院を紹介してもらえればいい。
コンシェルジェがついているホテルに泊まっている時であれば、そこら辺の手配もしてもらえるし、クアラルンプールであればタクシーを拾って病院へ向かうだけなので、特に難しいことがあるわけではない。
面倒なことにタクシーの運転手がそこでトラブルを引き起こす可能性はあるものの、とりあえず2倍から3倍程度の料金を支払う程度なので、いざという時にはごちゃごちゃとこだわらずに、お金を支払ってしまうという解決策もある。
結果として、痛みが特に悪化するわけではなかったので、無事にパビリオンからホテルまで戻ってくることができた。
それから丸一日経った今日も、足の状態が劇的に改善しているわけではないものの、ベルジャヤタイムズスクエアで、ゼリーベースの台湾スイーツを食べたり、鶏肉やニンニク等を煮込んだスープを食べにアロー通りまで行ったり、生活に支障のない範囲でなら歩くことができている。