
クアラルンプール国際空港にセブから移動すると、相変わらずオールドタウンカフェが視界に入った。
そして、そこを真っ直ぐに進んで、いつも通りバスに乗ろうと思っていたら、KLIAエクスプレスという市内中心部への高速鉄道が通っていた。
もともとこのKLIAエクスプレスは空港の一部のターミナルには既に接続していたものの、LCCが到着するターミナルとは未接続だった。
そのため、エアアジアで移動をする場合は、基本的にバスで移動するか、もしくはタクシーで市内まで行くことになる。
別のターミナルまでタクシーで移動して、そこから高速鉄道という手もあったが、これだとそれなりに時間もかかるし、無駄に手間もかかる。
それに比べて今回の高速鉄道は、時間を約半分にすることができる。
というのも、バスの場合は市内までの所要時間が約1時間。
それに対してKLIAエクスプレスの場合は、30分程度で済む。
どちらもKLセントラルという同じ駅に着くので、それであれば早いにこしたことはない。
バスに関しては料金がいくらかだか覚えていないが、おそらく数百円台前半。
それに対して、今回乗ったKLIAエクスプレスは、35リンギットで、だいたい日本円で1200円から1300円程度。
以前私がマレーシアに住んでいた時の為替からすると、25円程度だったのが今現在37円、38円というところまで1リンギットの価格が上がっているので、ジョホールバル在住時の感覚から言うと、著しく円安になっていると感じる。
KLIAエクスプレスに乗ってみた感想は、香港エクスプレスに似ているということ。
ちなみに、Wi-Fiも使えるということで表示がされてはいるものの、実際に繋いでみようと思ったら繋がらなかったので、あまり期待はしない方が賢明である模様。
このようなことは頻繁にあるので、Wi-Fiの表示があるからといって、必ずしも使えるとは限らない。
今回も、別に何か仕事をしたかったというわけではなく、今後の参考の為に試してみただけなので、特にその点は失望したわけでもなかった。
クアラルンプール市内にも変化
KLセントラルの駅に到着すると、すぐ隣りに直結する形でショッピングモールが出来ていた。ここがなかなか綺麗で、それなりに今後に期待が持てるような感じがした。
というのも、KLセントラルは中央駅でありながら、あまり食事をするような場所がなく、夕食をここで済ませたいと思う時には非常に不便だった。
今回のフライトもまさにそうだったが、例えば夜の7時くらいに空港に到着した場合、空港で食事をするか、もしくはKLセントラルの駅で食事をしてからホテルまで移動するのが理想的。
移動をしてどんどん時間が遅くなるよりは、できるだけいつものライフサイクルで食事をした方が胃腸にとっても無駄な負担をかけずに済む。
しかしながら、KLセントラルには、駅の中も外もあまり良い店がないという印象があったが、こうしてショッピングモールができたことによって、今後状況が変わってくるのではないかと思う。
まだまだテナントが埋まっているというわけではなくて、おそらく7割ぐらいの出店率と見積もった。
このショッピングモールがモノレールの駅にもそのまま繋がっているので、今までのように、よくわからない、あまりきれいでもなくて道順も不明確なルートを辿って、KLセントラル駅からモノレールの駅まで移動する必要がなくなった。
綺麗なショッピングモールを経由していけるので、荷物を持っていても安心して移動することができるようになり、クアラルンプールの中での移動も便利になっていると感じつつ、Lanson Place Bukit Ceylon Serviced Residencesに無事チェックインできた。