クアラルンプールからペナンへの行き方、電車とバスと船の旅

クアラルンプールからペナンへの行き方は、
エアアジア等の飛行機を使う方法、
電車(高速鉄道)とバス、船を乗り継ぐ方法、
バスと船で移動する方法がある。

シンプルなのは飛行機で、
KLセントラル駅からクアラルンプール国際空港へ
KLIAエクスプレスで移動し、
そこからエアアジアの便なら片道2,000円台で
ペナンまで飛べることもある。



クアラルンプールの空港までのアクセスも良くなったし、
これがもっとも分かりやすいだろう。

また、この行き方がもっとも時間的にも早い。

フライト時間はわずか1時間なので、
搭乗手続きを考慮しても最短と言えるだろう。

時間がない旅であれば、
この方法が最適と思われる。

また、ペナンからランカウイ島へ足を伸ばす場合には、
そこからさらに高速船での移動となる。


一方、今回私が選んだのは
クアラルンプールから高速鉄道でイポーまで行き、
そこでしばしの滞在をした後で
バタワースまでバスで移動。

対岸のペナンへはフェリーで行く方法。

人口ベースで見ると、
イポーはマレーシア第三の都市という位置づけで、
今後の移住先候補としての価値を観察するために
立ち寄ることにした。


ということで、
KLセントラル駅から高速鉄道のKTMに乗車。

チケットは自動発券機ではなく、
アナログにカウンターで係員から購入する仕組みだった。



チケットの売り切れで待たされることもなく、
次の電車に無事乗ることができた。

KTMはマレーシアが誇る高速鉄道で、
残念ながらマレー半島を縦断しているわけではないが、
今回の旅の中でも140キロを越すスピードを出していた。

車内にはスピードメーターが付いていて、
何キロ出しているか表示されている。

車に追い抜かれながら走る動きの鈍いマレー鉄道とは
大きな違いを感じた。





2時間半弱でクアラルンプールからイポーに到着。



街並み自体はマレーシアによくある感じで、
すでに2年も住んだので特に感慨はない。




高い建物は少なく、
低層階の建物が集まった街という雰囲気。

クアラルンプールの大都会ぶりとは雲泥の差で、
人口が3番目に多いとは言え、
発展ぶりには大きな差があった。


イポーは美食の街とされるが、
マレー料理以外の多様性が乏しく、
個人的には食事こそがネックだった。

これは住むには厳しい。

三寶洞や霹靂洞を見て回り、
滞在を2泊で切り上げて
早々にペナンに向けて旅立つことにした。





イポーからペナンへ移動するため、
まずは対岸にあるバタワースへバスで行く。

イポーのバスターミナルは駅とは別の場所にある。

なお、電車で行くこともできるが、
KTMではなく鈍行の列車ということ。

どうもバスの方が勝手が良いという結論に達した。


今回使ったのはSri Majuバスターミナル。



Aman Jayaバスターミナルからも
バタワースへ行くことができるらしい。

直近のバスは満席らしく、
2時間後に出発のバスに乗ることになった。

料金は19.5リンギット。


バスターミナルはきれいとは言えず、
時間をつぶすには不向き。



近くで食事をしたりして時間を潰してきた。


時間にルーズなイメージのあるマレーシアだが、
定刻から3分しか送れずにバスは出発。



2時間あまりでバタワースに着いた。


バタワースは工業地帯で、
特に宿泊する意味を感じなかったので
そのままフェリー乗り場へ。

こちらは徒歩2分ほどだし、
大勢の人が歩いて行く方向についていけば到着できた。





フェリーは行きが1.2リンギット。

ペナンからバタワースへの戻りは無料らしい。

船の旅は10分程度で終了。





こうしてクアラルンプールからペナンへの旅は、
KTM、バス、フェリーと3つの乗り物を使って終わった。


所要時間を考えると、
クアラルンプールからイポーが2時間半、
イポーからバタワースが2時間、
そこから10分程度と合計で5時間。

そこに加えて待ち時間が加算されるので、
途中の街に立ち寄る予定がないのなら
飛行機を使った方がずっと早くて手軽。

エアアジアのおかげで料金も安いし、
次にクアラルンプールからペナンに行く場合は、
空路を使うことになるだろう。


今回のペナンでは、
この街に今後住む可能性を探ることを目的にやってきた。

結果としては、
残念な評価を残すことになったのだが・・・。

ジョージタウンやガーニー・ドライブ、
ペナンヒル、バトゥ・フェリンギ等も見てきたが、
わざわざこの街に住みたいとは思わなかった。

むしろ長期滞在には不向きな印象。

ビザを取ったとは言え、
頑張ってマレーシアに住まなければいけない理由もないし、
居住地としてペナンはどうやらなしという結論に。


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