仕事でパソコンを使う関係なのか、肩が凝ったのでマッサージを受けてみることにした。マレーシアに来てから、あっちこっちにマッサージ屋が乱立しているのは見ていたので、その中でもきれいな店に入ってみる。
首都のクアラルンプールには、ブキビンタンというエリアにマッサージ屋が密集して呼び込みをかけていたし、このジョホールバルにもある程度店が集まっているエリアには必ずマッサージ屋が複数ある。どう見ても日本より見かける頻度が高い。マレーシアでは欠かせない存在のようだ。
中には日式や中華式と書かれているものもあるが、今回は店構えがきれいかどうかだけで判断して、普通のマッサージ屋へ。1時間で65リンギット、約1600円。
どうやらタイ式のマッサージだったらしく、痛い。服を脱いで専用の服に着替えて待っていると、最初はうつぶせになってマッサージが始まったのだが、とにかく痛くて休まらない。むしろ苦痛でしかない。その後、仰向けになったり、起き上がって座って体をひねられたり、とにかく辛かった。
暗がりでマッサージをされる中、途中で相手の手がデリケートな部分に妙に近づいてくるし、変に甘い声で話しかけてくると思ったら、よからぬ算段を持ちかけられた。50リンギット(1300円)で、手を使ってよからぬことをしようかという提案だった。
あとで聞いた話では、マレーシアのマッサージでは時々あることらしい。高尚な精神の声にしたがい、もちろん断った。暗闇に包まれて相手が認識できないとはいえ、最初に明るいところで見た姿は忘れていない。類まれなる記憶力にて、私は大いなる暗黒面に落ちることは回避した。
その後、時間いっぱいまで腹いせかと疑いたくなるほど体を痛めつけられ、なぜこんな目にあわなければいけないのだろうと思って友人を待っていると、彼はマッサージ中、熟睡していたらしい。何がどうなっているのか分からない。私の体がおかしいのか、彼の体がおかしいのか・・・
ちなみに、別の友人がマレーシアでマッサージに行った後、右肩が腫れ上がってしまったこともある。マッサージ師の腕にばらつきがあるのかもしれないが、怖い話だ。熟睡していた友人は、その後も様々なマッサージ店を利用しているらしい。
マレーシアのマッサージとタイマッサージ
その後、マレーシアからフィリピンに移住してみて分かったのは、マレーシアのマッサージはタイ式と明記されていなくてもその影響が強いということ。隣国なので、当然といえば当然なのかもしれない。マレーシアではマッサージを何度か受けたものの、そのたびに痛みがひどかった。フィリピンではそんなことはないので、このへんは人によって向き不向きがあるところなのだろう。平気な人は全然問題ないという話なので。
ちなみに、イメージとは裏腹にフィリピンではマッサージの際にいかがわしいサービスを提案されたことはない。
金額的にはフィリピンは1時間800円程度の店が多いので、マレーシアの半額程度ということになる。ここは人件費の差がそのまま反映されているのだろう。
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