マレーシア移住での賃貸コンドミニアム探しが難しい



マレーシアに移住するにあたり、賃貸のコンドミニアムを
発見することや契約すること自体は難しくない。

英語が片言の私でもどうにかなったぐらいなので。

ただ、本当の意味で満足できる部屋を探すこと、
さらにはまともな不動産会社を見つけるのは容易ではない。

マレーシアに移住してから2つの賃貸コンドミニアムに1年づつ住んだ。

そして、どちらも不動産会社選びに失敗した。

最初の業者の場合には入居時は親切で
取りたてて問題がないように見えた。

ただ、住んでみると立地が恐ろしく不便。

徒歩圏内に何もない。

これは選んだこちらのミスなので仕方ないが、
問題は退去時に起きた。

賃貸の期間が1年なのだが、
オーナーの都合と称して無理やり1ヶ月延長してきたり、
その後にいざ退去を申し出ると途端に連絡がこなくなった。

こちらがメールやSMSを送っても返事が来ない。

最終的に退去の日になっても
具体的な手続きについて返信がなく、
翌日になって突然鍵を返しにコンドミニアムに来いと言い出した。

たまたま私が時間の自由がきくからよかったものの、
その日のうちに来ないとデポジット(敷金)を返さないと
訳の分からないことを言い出す始末。

契約時との激変ぶりがひどかった。

ちなみに、これは中華系マレーシア人の業者。

こんなことがあったので、
マレーシアで2件目の賃貸コンドミニアムは慎重に選ぼうと思った。

ただ、思うような物件がなかなか見つからない。

今度は立地を優先して考えることにしたが、
結局候補となるコンドミニアムが1つしかない。

そして、退去日を考えると実質的に
1つの部屋しか候補がなかった。

他は時期がずれていたり、ルームシェアだったので。

そんなわけで業者を吟味する余裕もなく契約したら、
ほとんどクリーニングされない状態で明け渡された。

マレーシアでも賃貸コンドミニアムの入居時には
日本と同じように業者を入れて清掃するのが一般的。

この部分を省略し、
どうも当日に1時間ほど適当に掃除をしただけらしい。

引き出しの中には前の住人の新聞紙とか、
(汚れ具合から見ると、その前の住人のものの可能性も)
その他ゴミが色々入っている。

結局、キッチン周りは開かずの引き出しにすることに決定した。

そして消臭剤をまいたらしく、
甘い気持ち悪いにおいが3日ほど抜けなかった。

ここまでずさんなクリーニングしかしないというのは
やはりマレーシアでも特別。

それ以外は特に問題のない業者だったのだが・・・。

そんなわけで、マレーシアに移住してから住んだ
2つの賃貸コンドミニアム。

両方共成功とは言いがたい結論。

では、他にいい選択肢があったのかというと、
それも謎が残る。

そもそも業者自体が少ない上、
ネットで調べて連絡しても1割から2割しか返信が来ない。

もちろん日本語ではなく英語で問い合わせをして。

こうなってくると、
もはやあきらめるしか選択肢がない気がしてくる。

そんなこともありフィリピンに移住したのだが、
マレーシアで快適に住める具体的なコンドミニアムを
見つけるのはなかなか難しい。

現地で車を購入し(もしくは日本から輸入して)、
運転が苦にならないというのなら選択肢も増えるが、
そうでないと快適に住めるエリアが限定される。

その中で建物の質や業者まで絞っていくと
なかなか満足できるところはないのではないかと。

住む場所を選ぶというのも簡単ではない。

マレーシアの他の都市に再び移住することがあれば、
賃貸コンドミニアムを選ぶのには注意を払うしかないだろう。

何しろ2度も立て続けに失敗しているので。

気をつければ失敗を回避できる確信もないのが実際のところだが・・・。


海外に移住するのは本当に難しいのか?


日本を出て海外に住むようになってから
「海外に移住したい」という話をよく聞くようになった。

同時に、

「英語が苦手で・・・」

「海外での部屋選びで失敗しないか不安」

「他の国での生活を想像できない」

「下見で何を確認したらいいか分からない」

「移住後の仕事やお金が問題」

等々の様々な不安や悩みも耳にする。

そこで、10年以上海外で暮らし、
4ヵ国に住んできた経験を凝縮した電子書籍、
『「いつか海外に住みたい」を手の届く現実にするための本』
を無料でプレゼント
することにした。


電子書籍の目次等も掲載しているので、
プレゼントページへどうぞ

電子書籍のプレゼントページへ



よく読まれている記事