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マレーシア、ジョホールバルの治安を現地在住者が語った


ジョホールバル
今回はジョホールバルの治安について、現地に移住して2年以上暮らしてわかったことについてお伝えしていこうと思う。

実際に移住する前にジョホールバルの治安についてネットで検索したら、かなり悲観的な情報が出てきた。

マレーシアの中で最も治安の悪い街という話もあった。

しかし、実際に住んでみると、ジョホールバルで危険を感じたことは多くはない。

単純に感じ方の問題ということではなく、イスカンダル計画という国家プロジェクトに伴い、警察官の増員等の対策によって、実際にジョホールバルの犯罪件数は統計的に減少し、治安は改善したのだ。

というのも、ジョホールバルはシンガポールに隣接する都市ということで、マレーシアが国ぐるみで発展させようとしている街。

当然治安が悪いとなれば今後の発展に不利なので、改善をしてきた結果と言える。

ジョホールバルの先代の国王(マレーシアでは各州に国王がいる)の時代には、シンガポールと敵対する政策を取ってきたため、発展もしてこなかった。

しかし、現在の国王に変わってからはシンガポールと協調し、発展する方向に移っている。

その過程で、治安の改善にも力を入れてきたのだ。


現地の人の話を聞くと

マレーシアの屋台
現地の人に聞くと、ジョホールバルの治安は今でも良くはないと言われる。

これは複数の現地出身の人の共通意見。

中には学生時代に知人が誘拐され、いまだに行方不明なので気をつけろ忠告してくれたカフェの店員さんもいた。

ただし、現在では置き引きやスリに気を付ければ、それほど問題はないと聞く。

過去には強盗や誘拐も多かったようで、一軒家に住んでいる子供がいる世帯のマレー人の話では、子供の通学の時間にいつの間にか見知らぬ男が自宅に入ってきていて、腕時計を要求されたので渡したら、時計を受け取っておとなしく帰っていったという不気味なエピソードも。

ただし、実際問題として、ジョホールバルを歩いている時よりも、マレーシアの首都、クアラルンプールを歩いている時の方が危険を感じることが多い。

少なくとも、ジョホールバルがマレーシアで一番治安が悪いというのは過去の風評だろう。

ちなみに、シンガポールで聞くとジョホールバルのイメージはもっと悪い。

高級な腕時計をしていれば、腕ごと持って行かれるという話をホテルのスタッフからされた人もいるほど。

以前はこんなイメージだったのか、シンガポールからの偏見なのか分からないが、現在ではそんな雰囲気はみじんもない。

シンガポールでもスリは少なくないので(私の友人も昨年やられた)、実を言うと大してジョホールバルと治安の面で差がないのかもしれない、と一時期は思っていた。


ただし、危険な面も

夜のジョホールバル
2年間住んでいたジョホールバルだが、その間に2件の印象的な事件があった。

1件目は私がパーマスジャヤ地区のコンドミニアムを出たところで、ノコギリらしきものを持ったインド系の男が全力疾走してきたこと。

幸いなことに、十字路をこちらではない方向に進んでいったので、鉢合わせにはならずに済んだ。

とは言え、十字路の左手からそんな男が走ってきて、10メートルほどしか離れていないところに急に飛び出してきたのだから、さすがに驚いた。

その後ろからはバットやゴルフクラブを持った男たちが追っていったが、直後に到着した警察が逮捕したのは最初の男。

どうも強盗に失敗でもした模様。

幸いなことに怪我をしたりはしなかったが、それほど安全なエリアではないことを痛感させられた出来事だった。

なお、この事件は夜中でもなんでもなく、夕方の日が明るいうちに起きた。


深夜の強盗

2件目は私の知人の事例で、深夜に車で戸建ての家の前に到着したところを4人組の男たちに襲撃された。場所はこちらもパーマスジャヤ地区。

このエリアが特別危険というわけではなく、日本人が多く住んでおり、私も住んでいたため、話に聞く機会や事件に遭遇する機会が多かった部分がある。

その4人組の男たちは青龍刀を持っており、柄の部分で車の窓ガラスを叩き割られた後、持っていたカバンを奪い取られてしまったという。

こちらは深夜の出来事で、シンガポール経由で香港へのフライトがあったために車で移動したら、強盗に遭ってしまった。

後日になって、その男たちと疑われる犯人が別件で逮捕されたが、友人のところに警察から連絡が来ることはなかったらしい。なお、この件で友人は無傷だった。


ナイフで切りつけられた事例も

これ以外にも、私がジョホールバルを去った後、治安の面で不安を感じるような話をいくつか聞いた。

その中の1つは、ストレイツビューという日本人がもっとも多く住むコンドミニアムから出て、街の方に歩いていたところを車から出てきた男たちに襲われ、ナイフで手の平を切られてしまったというもの。

彼は現地で働いていた日本人だが、その件がショックで日本に帰国してしまったらしい。

たしかに、そんなことがあってまでマレーシアに住む理由もないだろう。

イスカンダル計画で一気にジョホールバルの治安が良くなるかと思ったが、どうも途中から停滞している、もしくは再び悪化している印象がある。

もっとも、マレーシアは安全な国のようなイメージがあるものの、実際はそうでもない。


マレーシアの安全神話は幻想

テッケ
首都のクアラルンプールにしろ、治安に不安を覚えるような出来事にも遭遇してきた。

友人がタクシーで連れ去られそうになったり、乗っていたタクシーが原付きと衝突したり、目の前で逮捕劇が起きたり、食い逃げを目撃したり、タクシーの運転手が法外な料金を請求してきたり・・・。

クアラルンプールも決して安全な街ではない。

国として全体的にそこそこには安全なものの、特定の居住エリアのセキュリティが外国人でも安心なレベルに達しているわけでもないため、かなり中途半端。

普段は気を抜いて暮らせるものの、唐突にこのような事件に遭遇したりすることもあるため、のどかな雰囲気だからといって油断し過ぎると痛い目を見ることになりかねない。

もっとも、徒歩が危険だからタクシー移動にしようとすると、そのタクシーの運転手が頻繁にトラブルを起こしてくる国なので困り物だが。


伝えるのが難しいこと

どんな仕事をするか、どこに住むか、誰と付き合うか?

本当はすべてあなた自身が決めることなのに、

現実の世界ではそれが許されない。

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取扱い上の注意
執筆者、伊田武蔵

「旅をするように暮らしたい」

そんな思いで2011年に
下見なしで海外移住後、
フィリピンとマレーシアで
コンドミニアムを借りて住む。

その後、
今後の移住先候補の視察のため、
各国を周り住環境の研究をしながら
2年9ヶ月のホテル暮らし。

1年間の台湾生活を経て、
現在はタイでの暮らしを満喫中。

フィリピン永住権と
マレーシアのリタイアメントビザ、
タイランドエリートを取得済み。

8カ国に資産分散。

伊田武蔵の変人疑惑

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