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日本を出てマレーシアに移住し、
1年契約で2つのコンドミニアムに住んだ。
2軒目のコンドミニアムは上階の騒音がひどく、
契約更新は考えられなかったため、
このままマレーシアで別のコンドミニアムを借りるか、
マレーシア生活をやめて別の国へ行くかの二択だった。
私が選択したのは後者で、
次はフィリピン・マニラに移住することにした。
マレーシアではMM2Hビザを取得したので、
シンプルに考えると惰性で定住する方が自然にも思える。
しかし、実際にマレーシアで暮らしてみて、
2年以上の滞在は厳しいと判断した。
その理由について見ていきたい。
食事面の厳しさ
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マレーシア料理は最初のうちは美味しかったし、
いわゆるローカルフードも口に合った。
ラクサやナシゴレン、パクテー等、
日常的に食べていても平気だった。
ただし美味しく食べられたのは最初の3ヶ月ほどで、
半年経った頃には飽き飽きしていた。
屋台街の近くを通りかかって匂いをかぐだけで
食欲が減退してしまうほどに。
和食レストランやイタリアンもそれなりに充実しているが、
車社会のマレーシアでは基本的にタクシー移動。
クアラルンプールなら電車も走っているが、
基本的にある程度お金のある人は車移動をするので、
あまり電車内の治安も良くない。
そして、タクシーの質の低さは特筆すべきものがあった。
日常的に頻発するトラブル
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マレーシアで遭遇するトラブルの大半は
タクシーの車内で起こる。
運転手が金額を上乗せするだけなら
周辺国でもよくあることだが、
こちらが断ると大声を出して怒鳴ったり、
助手席を殴って威嚇してくることもある。
それも、レアな体験ではなく、日常的に。
特に流しやショッピングモールで客待ちしているタクシーに
この傾向が強かった。
電話で呼び出した場合は、
比較的まともな対応の事が多い。
こうしたトラブルに日々巻き込まれることにもうんざりし、
自然に生活圏が徒歩圏内に限定されていった。
美味しいものを食べたいとは思っても、
行きや帰りにトラブルに遭ったのでは台無しなので。
なお、タクシー以外でも
刃物を振り回して走っていく男を
コンドミニアムを出てすぐに見かけたり、
友人が強盗に遭遇したりもしていて、
治安も決して良くはないことをしばしば感じた。
生活が退屈に
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初めての海外生活ということで、
マレーシアに移住した当時は日々が刺激に満ちていた。
学ぶことも多かったのだが、
2年も住んでいれば新しい出来事はそうそうなく、
毎日が昨日の焼き直しになっていった。
せっかくMM2Hビザも取ったし、
別の街に住むことも想定して
マラッカ、クアラルンプール、ペナン、イポーといった
主要都市への視察も行った。
しかし、1年単位で住んでみたいと思える街は見つからなかった。
マレーシアに来たことが失敗だったとは思わないし、
後悔もしていない。
そもそも永住するつもりで来たわけでもなかった。
そこで次のステップとして、
フィリピンに住むことにした。
マニラを選んだのは、
発展の勢いが著しい街に身を置いてみたたかったのと、
ビザの取りやすさが決め手だった。
こうしてマレーシア生活は2年で切り上げることになった。
海外に移住するのは本当に難しいのか?
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日本を出て海外に住むようになってから
「海外に移住したい」という話をよく聞くようになった。
同時に、
「英語が苦手で・・・」
「海外での部屋選びで失敗しないか不安」
「他の国での生活を想像できない」
「下見で何を確認したらいいか分からない」
「移住後の仕事やお金が問題」
等々の様々な不安や悩みも耳にする。
そこで、10年以上海外で暮らし、
4ヵ国に住んできた経験を凝縮した電子書籍、
『「いつか海外に住みたい」を手の届く現実にするための本』
を無料でプレゼントすることにした。
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電子書籍の目次等も掲載しているので、
プレゼントページへどうぞ。
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