ジョホールバルでは、というよりマレーシアでは野良犬がとにかく多い。
そこら中にいると言っても過言ではないほど、野良犬を見かける。
もっとも、これはマレーシアに特有の傾向ではなく、東南アジア各国においては共通する状況だと言える。
ちなみに、クアラルンプールでも外国人が多いエリアの場合には、野良犬は少ない。
これはバンコクやマニラにも共通していること。
さすがに外国人を誘致するためには、野良犬がうろついているのがまずいことは、各国で認識されているのだろう。
野良犬は意外に安全
マレーシアの野良犬を見て感じるのは、彼らはとてもおとなしいということ。人に吠えることはめったにないし、もちろん追いかけてきたり、噛み付いたりもしない。
そんなことをすれば、かえって身が危なくなることを、つまり駆除の対象にされてしまうことを、おそらく本能的に理解しているのだろう。
狂犬病をはじめとした感染症の危険もあるため、油断して噛まれたりしたら大変だが、意外にリスクは小さい。
野良犬とは対照的に、飼い犬はよく吠える。
人の家の前を通ると、門の向こうから吠えられるが、これは飼われている犬。
野良犬とは違い、防犯用の役割を求められているためだろう。
そう考えると、野良犬にしろ飼い犬にしろ、自分達にもっとも適した処世術を行なっていることになる。
動物の本能もなかなかすごいものがある。
今日もチャー・クイッティオ(Chay Koay Teow)という平たい麺の料理と、ロクロクという串料理をローカルフード街で食べてきたが、そこにはいつもどおり野良犬がたむろしていた。
もはや安定の面子という印象で、どこかのさびれた上にスラム化が始まったシャッター通りのようになっている。
日本の保健所のように、マレーシアでは野良犬をどんどん退治する方針ではないものの、一回だけ友人が野良犬が連れて行かれるところを見ているので、通報等があれば処分を受けるのだろう。
最初にマレーシアや東南アジアに来た時には、野良犬に驚くかもしれない。
ただ、予想外に無害だったりするので、周囲の反応も見ながら対応しておくのがベストだろう。
インドの野良犬は夜になると野生化して追ってくることがあると聞いたことがあるが、これは真偽不明。
油断しすぎて噛まれても困るので、そこは気をつけてもらいたい。
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