![メルボルンの街並み](https://ijuusya.com/ttsttIMG_5563.jpg)
今後のメルボルン移住がありかどうかを考えるため、
ケアンズ、シドニーを経由してやって来た。
今回、オーストラリアの視察はこの3つの都市に絞った。
ゴールドコーストも日本人が多く住んでいるが、
私はビーチリゾートに住む動機があるほど
マリンスポーツ等を楽しむわけではないので。
ケアンズも立ち寄るし、
本命としてはシドニーとメルボルンでいいだろうと判断した。
パースも住むにあたっての魅力は取り立てて感じなかった。
シドニーは今後住んでみたい街の1つになった。
![シドニーの海沿い](https://ijuusya.com/tz3ttIMG_5270.jpg)
同じオーストラリアの中で、
メルボルンも移住先として候補になるのかどうか、
それを見極めるために現地に降り立った。
秋のメルボルンの現地視察
![メルボルンの広場](https://ijuusya.com/tz3ttIMG_5666.jpg)
季節は秋で、時期としては5月になる。
南半球のため、
これから冬に向かっていくタイミング。
シドニーよりも寒い感じがした。
空港から街中へバスで移動していくと、
徐々に歴史のある街並みに変わっていく。
サザンクロス駅からはホテルまで送迎バスが出ていた。
到着後には街を散策していたが、
メルボルンも日が落ちるのが早い。
![フリンダースストリート駅](https://ijuusya.com/tz3ttIMG_5550.jpg)
6時には暗くなってしまうので、
妙に夜が長い印象があるし、
肌寒いのでなおさら。
東南アジアの気候に慣れてきた身には寒い反面、
歩いていると風を肌で切る感覚がなつかしくもある。
そのまま数日を過ごしたが、
物価を知るためにコンビニやスーパー、
クイーン・ビクトリア・マーケット(市場)に行ったり、
公園を散策したりしていた。
メルボルンにはキングズ・ドメイン(Kings Domain)や
ロイヤル・ボタニック・ガーデンズ(Royal Botanic Gardens)、
フィッツロイガーデンズ(Fitzroy Gardens)、
フラッグスタッフガーデンズ(Flagstaff Gardens)など
大きな公園が多い。
![ロイヤル・ボタニック・ガーデンズ](https://ijuusya.com/tz3ttIMG_5589.jpg)
この環境は移住したら楽しいと思う。
特にロイヤル・ボタニック・ガーデンズは緑のにおいが深く、
歩いていて心地よい。
気分転換に散歩するには最適の場所。
ただし、住む場所によって影響を受けるので、
メルボルンに移住すれば
これらの公園の恩恵を受けられるわけではない。
ただ、実際に住むなら自転車を買うと便利そうだし、
季節によっては重宝するはず。
夏や冬は厳しそうだが。
メルボルンは市内中心部の利便性が高いし、
一方で公園も多く緑にも触れられる。
高層ビルが立ち並ぶだけではなく、
歴史的な建造物も多い。
シドニーと同様に調和の取れた街だが、
規模感で言えば小ぶり。
それをメリットと取るか、
デメリットと取るかは考え方次第ということになる。
物価は世界の中でも高い部類
![](https://ijuusya.com/tz3ttIMG_5618.jpg)
物価に関してはシドニーと同等。
レストランは安い店なら1,000円程度からで、
2,000円以上の店がメインになる。
日本と比べても外食費は高い。
生活費の安い東南アジアの感覚からすると、
2倍から3倍程度の感覚。
出てくる食べ物が特別に美味しいわけでもないので、
その点は損をした気分になるのも事実。
ただし、この環境のいい街に住むコストと考えれば、
納得できる範囲ではある。
あとは住宅費だが、こちらも高い。
ルームシェアをしないで
1人で住む前提で考えているので、なおさら。
フィリピンやマレーシアに比べると、
やはり3倍ぐらいのコストは掛かりそう。
世界一住みやすい街に選出されたこともあるようだが、
生活費のことを考えると過剰評価ではないだろうか。
また、英語圏の欧米人にとっては住みやすくても、
アジア人にとっては事情が変わってくることも
欧米系の雑誌やサイトのランキングではよくあること。
アメリカ人やイギリス人にとって快適な居住環境なのと、
日本人にとって住みやすい場所は必ずしも一致しない。
メルボルンは移住候補地にはなったが・・・
![](https://ijuusya.com/tz3ttIMG_5617.jpg)
メルボルンの移住はすぐにできるものではなく、
まず解決しなければいけない問題として、ビザがある。
これは一朝一夕には片付かないし、
長期戦略で狙っていこうと思う。
ヨーロッパの一部の国が実施しているように、
景気が悪くなった局面で不動産投資等を条件に
ハードルの低いビザを出すかもしれない。
そういった場面を狙うイメージで。
現地就労をしない私の場合、
どうしてもオーストラリアのビザは取りづらいので、
このような気長な戦略になる。
別に今日明日中にどうこうしようということではなく、
チャンスが来た時にスムーズに判断できるように
今回の視察も行った。
マレーシアやフィリピンには下見なしで移住したのに、
随分念入りになったものだ(笑)。
メルボルンよりはシドニーのほうが
若干魅力的なように感じた部分はあったが、
仮にビザが取れれば両方の街に住んでみてもいい。
1つの国で1つの街にしか住めないルールもないので。
わざわざ南半球まで視察に来たかいがあった。
海外に移住するのは本当に難しいのか?
![](https://ijuusya.com/wp-content/uploads/m12_142017.jpg)
日本を出て海外に住むようになってから
「海外に移住したい」という話をよく聞くようになった。
同時に、
「英語が苦手で・・・」
「海外での部屋選びで失敗しないか不安」
「他の国での生活を想像できない」
「下見で何を確認したらいいか分からない」
「移住後の仕事やお金が問題」
等々の様々な不安や悩みも耳にする。
そこで、10年以上海外で暮らし、
4ヵ国に住んできた経験を凝縮した電子書籍、
『「いつか海外に住みたい」を手の届く現実にするための本』
を無料でプレゼントすることにした。
![](https://ijuusya.com/immigrate-book.jpg)
電子書籍の目次等も掲載しているので、
プレゼントページへどうぞ。
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