ミュンヘンの4月はベストシーズンとは程遠かった

事前に年間気温の推移を見ていた限りでは、
4月のミュンヘンはベストシーズンとは行かないまでも、
涼しくて過ごしやすい気候に見えた。

一般的にヨーロッパでベストとされる季節は夏。

具体的には7月〜9月ぐらい。

しかしながら、ドイツを含めて多くの国では
真夏は観光には暑すぎる印象がある。

私も真冬にヨーロッパ10カ国以上を周ったり、
逆に7月にロンドンに入ってアイルランドへ移動し、
その後ポルトガルやスペインに入ったこともある。

この時はポルトガルとスペインが暑すぎて、
そのままフランスやドイツへ陸路で移動するのを取りやめ、
急遽ポーランドへ飛んだ。

比較的夏でも平均気温が低めなのと、
その時は元々の目的地が東欧だったので。



去年は3月から3ヶ月東欧中心の旅をしたが、
その時は最初に訪れたブルガリアの寒さがひどく、
ソフィアでは雪がぱらついた日もあった。

そんな反省もあり、
今回はさらに1ヶ月送らせて4月の終わりにミュンヘンへ。

暑くなく、寒くない時期かと思ったのが間違いだった。

夜中に到着したが、
すぐに凍えるほどに寒いことが判明した。

本来降りるべきだった中央駅を乗り過ごしてしまい、
引き返すために待っていたSバーンの8号線の
Hackerbrucke駅でも寒さは身体をむしばんでいた。


そして翌日は昼近くになってから雪が降りだした。

その前も雨が少しだけぱらついたり、やんだりを繰り返していたが、
とうとう雪が降ってくる事態に。

ミュンヘンでは道行く人が誰しもコートを着ていて、
春の気分でやって来たのは大間違いだった。

ベストシーズンどころか、思い切り冬の気候。

特に普段は東南アジアで暮らしている私には、
雪なんてレア過ぎる。

しかしテンションが上がるどころか、
寒さに震え上がるばかりだった。


ちなみに、ニンフェンブルク城のチケットは
ウィンターシーズンとサマーシーズンで金額が変わり、
その日も雪が降っていたので
無意識にウィンターシーズンかと思っていたら
4月15日以降はサマーシーズンだった。

雪が降る中、夏の側に分類されるとは
なんだか信じられなかった(笑)。



雪は2日降ったのだが、
2日目はちょっとしたブリザードかと思うほど
短時間に激しく降りつけた。

時間にしたら30分ぐらいだったと思う。

一度旧市街に出かけてHotel Excelsiorに戻り、
昼寝も済んでまた街歩きに出ようかと思ったところで
足止めを食らう形になってしまった。


ただし、4月や5月がミュンヘンのベストシーズンと
常にかけ離れているわけではない。

たまたま気温が下がったタイミングで到着したが、
その後は最高気温が20度近くまで上がる日が続き、
晴天ベースに天気だった。

つい数日前はコートを着込んだ人ばかりだったので、
暑がりな人はTシャツ一枚で歩いているのも見かけるように。

春先はどうしても気候が不安定なので、
このような状況は覚悟しておかなくてはならない。

幸いなことに、
ミュンヘンにかぎらず旅先の天気予報は
簡単にネットで調べられる時代。

Google検索すれば、
週間予報を簡単にチェックできる。

そういったものを事前に確認して服装を調整するのは、
季節の変動がある国を旅する上で必須だろう。


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