ミュンヘン行きの航空券をまさかのJTBで購入

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日本国内の旅行会社を思い浮かべたときに、二極化の一方に位置しているのがJTBで、もう一方がHISという感じがする。

JTBが高級路線で、いわゆる従来型のセールスやマーケティング、企画等を行なっていて、HISが価格破壊を起こしたニューフェースという構図だったが、今回スカイスキャナーでヨーロッパ行きの航空券を探していたところ、なぜか最安値を提示したのはJTBだった。

アエロフロート航空で直接予約しても同じ金額だったが、東京発ミュンヘン行きとブダペスト発東京行きの周遊チケットが7万円しなかった。

当然これはJTBの店舗に行ってカウンター越しに契約したのではなくて、すべてネット決済で完結している。

JTBを使うのは今回が初めてで、私も縁のある会社だとは思っていなかったが、意外なところで関わることになった。

アエロフロートで直接購入してもよかったが、金額が一緒だということと、なんとなくJTBを通したほうが安心感を得られるというか、何かしらのサービスもあるかもしれないと思い、試しにこちらで購入してみることにした。

実際にはJTBに会員登録等が必要で、余計な手間がかかるだけだった気がしないでもないが、なんにしてもこれだけの格安価格でヨーロッパまでの往復チケットを買えたのは驚き。

不思議だったのは、以前なら周遊チケットは高額なイメージがあったが、今回同じ日付でそれぞれ行きと帰りを片道航空券にした場合には、10万円を若干超えるくらいの金額だった。

それが7万円以下に収まったということは、3万円以上、割合にすれば30%以上費用を削減できたことになる。

片道あたり3万5千円という事を考えると、タイミングによっては日本からバンコクやシンガポールに行くのとほとんど変わらない金額ということになる。

もっともその分直行便ではなくて、モスクワ経由でのミュンヘン入りと、ブダペストから同じくモスクワに行って、そこから成田行きとなるので、若干手間はかかるものの、途中で休憩を挟めると思えば悪いことばかりでもない。


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費用の内訳

ちなみに、7万円弱というのは燃油サーチャージ等も含んだ金額で、内訳を見てみると航空券本体が4,9000円。

国内空港の施設使用料が2,610円。

海外の諸税が3,670円。

燃油サーチャージが14,000円となっている。


候補地が多くあったヨーロッパ

実を言うと、今回はヨーロッパの中のどこに行こうか最後まで迷っていた。

今回はドイツ移住を視野に入れての下見も含め、いくつかの街を見てくる予定。

去年は少々不完全燃焼で十分に街歩きを楽しめなかったミュンヘンにもう一度行こうか?

ウィーンかミラノに10年ぶりとなる訪問をしてみようか?

労働許可が不要になったことで海外居住者の間で注目を集めているオランダのアムステルダムを久し振りに視察してこようか?

色々と候補はあったが、移民問題に揺れるハンガリーを中心に据えることにした。

ミュンヘンからは南下してオーストリアに入り、そこからさらに南下してスロベニア、クロアチアと下った後、東に進んでハンガリー入りすることになる。

もうすでに気が付くと1ヶ月と1週間くらいしか期間がないという事で、思いのほか差し迫っていたが、これで約4カ月先までの大まかな予定が決まったので、まずは一安心。

そして1年ぶりのヨーロッパ訪問にワクワクしている。

それにしても、今日のバンコクは雨が降ったりやんだりで、思い切ってスコールが盛大に降るのでもなく、ぐずついた天気が続いていた。

Cafe Tartineで航空券の予約をした時も、わずかに雨がぱらついていたが、待ってもやみそうになかったのでlebua at State Towerへの道を急ぐことにした。


海外に移住するのは本当に難しいのか?


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