マドリッドの空港の近くのホテルに泊まる意味がなかった



ポルトからマドリッドに到着する時間がかなり遅かったので、アドルフォ・スアレス・マドリード=バラハス空港近くのホテルを予約しておくことにした。

普段は町中のホテルを取ることが多いし、空港の近くにわざわざ泊まるメリットもあまりないものの、今回に関しては睡眠時間を多く確保することを重視した。

地図で見る限り、十分に歩いていける距離だったので、簡単に見つけられるかと思いきや、実際のところ、空港のどの出口から出るのかもよくわからず、Googleマップを空港のWi−Fiでつないだりして、ようやくわかってからもどうやら大きな幹線道路が邪魔をしていたりとか、後は立体の交差点があって、そこはおそらく徒歩では通れないであろうことが遠目からでもわかった。

そういったこともあって、結局徒歩でホテルまで移動することは断念することになった。

仕方がないのでもう一度空港に戻ってタクシーに乗ったところ、初乗り料金が20ユーロ。

最初はその20という数字が、料金ではなく他の何かを示すのかと思っていたが、結局は20ユーロということだった。

後から調べてみたところ、やはりスペインのタクシー全般がそこまで高いわけではなくて、空港限定らしい。

逆に、町中でのタクシーであれば、2ユーロ以下が初乗り料金ということだったので、相当割高な料金を支払ったということになる。

しかも、20ユーロを払っても、距離的にはワンメーターくらいの距離だったので、日本と比べても損をした感じがある。

スペインは基本的に物価の安い国だし、人件費についても安いので、タクシーにそこまで払うのはなんだか釈然としないものがあるし、どうりで夜11時を過ぎても、空港にタクシーが長蛇の列を作っているのが納得できた。

明らかに供給過剰であったものの、タクシーの運転手としては、町を流しで走っているよりも、空港で1人でも客を捕まえて、圧倒的に高い金額を確実に取れる方が楽という算段なのがよくわかる。

どうやら市内までのタクシー代も一定料金で決まっていて、こちらは30ユーロらしい。

ということは、町中のホテルを予約しておいて、まだ地下鉄が出ているのであれば地下鉄で移動して、もし仮に地下鉄が出ていないのであれば、タクシーで10ユーロ余分に払って町中に移動する方がよほど価値があったのではないかと思う。

後日調べてみたところ、どうやら空港から1駅いったところのバラハス駅がホテルの近くになるので、1駅だけ地下鉄に乗って移動するのが、最も合理的な選択ではあったらしいものの、当初は徒歩で行けるという思い込みがあったので、そこまでの下調べはしていなかった。

何にしても、一度地下鉄に乗るのであれば、もはや町中に行くのも、バラハス駅の近くのホテルに泊まるのもたいして変わらないし、むしろバラハス駅にホテルから行く分にはいいものの、バラハス駅からホテルに行くのは、目印がなくて非常に難しかったと思うので、そのホテルに宿泊する意味はなかった。

そして、一泊だけでマドリッド市内のホテルに鞍替えしたので、スペインでの昼寝をこのホテルですることはなかった。

どうせだったら町中に行って、泊まった方が翌日の利便性も高いし、この辺は残念な選択だった。


海外に移住するのは本当に難しいのか?


日本を出て海外に住むようになってから
「海外に移住したい」という話をよく聞くようになった。

同時に、

「英語が苦手で・・・」

「海外での部屋選びで失敗しないか不安」

「他の国での生活を想像できない」

「下見で何を確認したらいいか分からない」

「移住後の仕事やお金が問題」

等々の様々な不安や悩みも耳にする。

そこで、10年以上海外で暮らし、
4ヵ国に住んできた経験を凝縮した電子書籍、
『「いつか海外に住みたい」を手の届く現実にするための本』
を無料でプレゼント
することにした。


電子書籍の目次等も掲載しているので、
プレゼントページへどうぞ

電子書籍のプレゼントページへ



よく読まれている記事