旅をしながら働くことで得られたもの


世界各国を旅しながら働くようになってから、もうすでに1年が経ち、世界一周も済ませてきた。

独立起業したのは日本だったが、その後退屈になってマレーシアに移住し、飽きたらフィリピンのマカティに引っ越して、さらにそこから自宅を持たずに色々なホテルを移動しながら生活するようになった。

最初のうちは、フィリピンの永住権の手続きをしている最中だったこともあって、しばらくジャカルタやバンコクに滞在したり、マレーシアを縦断したりして、東南アジアを中心に過ごしていた。

永住権の手続きが完了してからは、完全に体が自由になったので、オーストラリアでキュランダやグレートバリアリーフを見に行った。

それからヨーロッパへ飛んで昔から念願だったアイルランドのダークヘッジや、ダブリンの本場のアイリッシュパブに寄ったり、ポルトガルやスペインや、東欧のポーランドやチェコ等を訪れた。

北米は、モントリオールやトロント、バンクーバーを始めとした、カナダの6都市を訪問し、アメリカはニューヨークやワシントンの3都市を周ってきた。

そういった旅をしながら働くことを続けながら、もういつの間にか1年以上が経ち、自由に暮らせるのが当たり前になった。



旅と仕事の両立

通常であれば、旅をしながら収入を得ることは難しく、旅行中は仕事を休むというのが通常。

働いていないわけなので、当然ながら旅費の分だけ収支はマイナスになり、一財産築いてアーリーリタイアをしたとか、そういった人ではない限り、お金の面で制約がつくことになるし、収入がないのは精神的にもかなりの負担になる。

しかしながら、旅をしながら働いていれば、旅費よりも稼いでいればいいわけで、こうなってくると持続可能な旅ができる。

LCCの普及や、ホテルの予約サイトでの価格比較等によって、バックパッカーのような暮らしではなくて、もっとちゃんとした旅をしながらでも、そこまでお金のかからない時代になった。

そうなってくると、旅をしながら資産を増やしていくのは十分に可能になったし、実際私自身もそうしている。

どこでも仕事ができるライター業務なので、場所の自由は早い段階で得ることはできていたが、実を言うと、海外に出るまでそこに気付くことはなかった。

普通に日本で暮らしていたし、用がなければ遠くまで出かけるようなこともなく、基本的には徒歩圏内で生活をしている状態だったので、手にしている場所の自由を全く活用していない状態だった。

そこから一転して、今では来週どの町にいるかもよくわからないぐらいに、各国を転々としているのだから人生は不思議なもの。

実際、今はチェコのプラハにいるが、数日前まではハンガリーのブダペストにいた。

そして、来週にはポーランドのブロツワフという町に移動する予定。

今回は、珍しくバスやホテルの予約を事前に入れておいたが、普段は直前になるまで何もしないことも多いので、ここまで予定が事前に立っていることも、私にとってはレア。

旅をしながら働くのは、場所の自由を最大限に活用することであり、そして余計な荷物を減らして、シンプルミニマムに生きることでもある。

私も今では飛行機に手荷物で持ち込める範囲の荷物だけに持ち物を削減し、徹底的な断捨離を行った。

それでも生活には困らないことを証明できたし、身軽に生きていくことによって、リスク耐性を高めることができた。


海外に移住するのは本当に難しいのか?


日本を出て海外に住むようになってから
「海外に移住したい」という話をよく聞くようになった。

同時に、

「英語が苦手で・・・」

「海外での部屋選びで失敗しないか不安」

「他の国での生活を想像できない」

「下見で何を確認したらいいか分からない」

「移住後の仕事やお金が問題」

等々の様々な不安や悩みも耳にする。

そこで、10年以上海外で暮らし、
4ヵ国に住んできた経験を凝縮した電子書籍、
『「いつか海外に住みたい」を手の届く現実にするための本』
を無料でプレゼント
することにした。


電子書籍の目次等も掲載しているので、
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