ザルツブルクのレストランはいまいちなことが多かった



オーストリア、ザルツブルク滞在中に行ったレストランは
特別に悪いということはないのだが、
かと言って思い出深いものでもなく、
どことなく冴えない印象が残っている。

グラーツ旅行の際に寄ったレストランのほうが
当たりと言える店が多かった。

事前にリサーチをしたり、
予約をして訪ねて行ったわけではなく、
旧市街やその周辺を歩いていてふらっと入った店ばかりだが、
これは各国での条件と同じ。

元々食事の前に入念な下調べをするようなことはないし、
気が向いた時に良さそうな店に入るだけ。

その結果として、
ザルツブルクのレストランの印象は平凡か、
若干平均値より下ぐらいの感じを受けた。



まず1つ目の問題として、
メニューのバリエーションが乏しい。

パスタやピザ、ケバブといった
ヨーロッパならどこにでも置いてあるメニューに加え、
ウィンナーシュニッツェル等の肉料理がいくつかある店が多く、
多様性が確保されていない。

韓国人経営と思われる和食店があったり、
中華料理を見かけたりはしたが、
街の規模の関係もあってか似たようなメニューが多かった。

オーストリアに1日や2日しか滞在しない観光客には
これでまったく問題ないだろう。

飽きる前に去ることになるのだから。

しかし、ゆっくり周っている旅行者の身でも、
他のものを食べたい気持ちが芽生え始めた。

仮に移住して暮らしたりした場合には、
なおさらその傾向は強まることだろう。



続いて味という問題もあるが、
こちらは平凡という印象が強い。

特別美味しいわけではなく、
かといって昨年のルーマニアのように
他国に比べて明らかに劣るわけではない。

良くも悪くもなく、普通という感想しかない。

ピザやパスタであれば、
東南アジアで食べるのと変わらないクオリティー。

ザルツブルクまで来てこのレベルでは少々寂しい。

長い旅路がいまいち報われない印象。



価格面については、
最近はハンガリーやチェコのような東欧を中心に周っていたこともあり、
4割ほどの割高感を感じた。

当然オーストリアの方が全般的に物価が高いため、
そのことには不満はない。

ただ、レストランの雰囲気や提供される食事の質を考えると、
東欧の中でも比較的経済が強い国、
つまりポーランドやチェコ、ハンガリーと変わらず、
コストパフォーマンスは落ちる印象。



ただし、スイーツに関しては話が違って、
さすがにオーストリアはスイーツ大国だけあって、
この部分のクオリティーは高かった。

また、ビールやワインは美味しかったので、
これらの部分で食の楽しみはカバーできている部分があった。

ザルツブルクに慣れてきたところで、
午後にケーキを食べて夕食は軽めに済ませるというルーティーンが
徐々にできつつあったほどだった。


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