コインブラからポルトへ長距離バスでやってきた。
今回のポルトガル内での移動は、これで最後。
本来はもう一度ポルトからコインブラへ戻って、そこから長距離鉄道を使ってマドリッドに入る予定だったが、何度も移動するのが大変な上、結局夜行列車を選ばざるを得なくなって体調的に厳しいので、ポルトからマドリッドはライアンエアーを使って飛行機で飛ぶことにした。
これはこれで気圧の変化等もあるので、それなりに疲れはするものの、わざわざポルトからもう一度コインブラに戻り、そこから夜行列車に乗る手間を考えれば合理的。
ちなみに料金は、マドリッドへの夜行列車が1万2千円台。
これに対して、ポルトからマドリッドへの飛行機代が5千円なので、飛行機の方がはるかに安い。
ちなみに、コインブラからポルトへのバス代は12.5ユーロ。
これまでのポルトガルの中での交通費としては最高額ではあるものの、それでも2千円はいかない。
そう考えると、交通費においてもポルトガルは物価が安いと言っていいだろう。
コインブラはポルトガルの中でも中央にあるため、交通の要所と言われている。
それと、ポルトガルの第二の都市ポルトを結んでいるバスということで、こちらは便も多く、仮に1本ぐらい逃しても1時間待てば次が来ることになっていた。
コインブラのバスターミナルへ
Quinta Das Lagrimasホテルを出てバスターミナルに到着したのは、11時の便の出発の10分ほど前で、もしかしたら間に合わないという可能性もあったものの、問題なく到着した。むしろバスの出発の方が遅れていたので、結果的には20分ほど待つことに。
バスの表示にはポルト行きの記載がなくて、なんだか違う地名が書いてあったので、おそらくポルトの中のバスターミナルの名前だったのだと思う。
車掌らしき人に聞いてみて、そのバスがポルト行きであることがわかった。
こうしてコインブラを離れてから、約1時間半後、無事にポルトに着くことができた。
問題はここからホテルまでの道が全くわからないこと。
と言うのも、ポルトには複数のバスターミナルがあるらしく、どこに到着するかは会社によって違うということまではわかっていたが、私の乗った会社がどこのバスターミナルに到着するか、皆目見当が付かなかった。
ホテルは地下鉄の駅の近くのHotel Infante Sagresを予約しておいたので、自分が今いる場所から地下鉄の駅までたどり着くことさえできれば、あとはどうにかなる。
何にしても1時前だったので、とりあえずランチを取ることにして、カルド・ヴェルデとコジード・ア・ポルトゥゲーザを注文し、そこでついでに道も聞いてみた。
一人目の女性の店員さんには英語が通じなかったものの、その人が別の男性の店員さんを呼んでくれたので、そこで聞いてみると、坂を下って左に曲がったところに駅があるということだった。
問題なのは、実際に食事を終えて、そちらの方向に進んでいくと、どこで左に曲がればいいか、わからなかったということ。
結局、警官に聞いて、若干道を戻って駅に辿り着くことができた。
そこの場所がちょうど旧市街の中心地で、観光にも適している場所ではあったものの、さすがに荷物を全て持って観光するのは体力的に厳しいので、一端地下鉄に乗ってホテルを目指すことにした。
ちなみに、ポルトで地下鉄に乗りたければ、アンダンテカードを買わなければならない。
最初に購入しようとした切符売場では、なぜかリロードしかできないということで色々困ったものの、別の入り口のところにある券売機では、無事にアンダンテカードを購入することができて、電車に乗ることができた。
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