ジョホールバルを投資家として視察

先日、ジョホールバルの投資ツアーに参加してきた。すでに住んでいる街だし、何度も足を運んでいる場所もあるが、マレーシアの不動産を投資家としての視点で街を見ておくのも面白いと思い、参加してきた。詳細はすでに別記事にて書いたので、ここでは簡単に。

今回の視察では、ダンガベイのように普段は行かないような場所にも行ったので、ジョホールバルをいつもと違う目で見ることができた。特に、普通の街と異なる点として、街の中心部がまったく中心部ではないこと。位置的に言えば確かにシティ・スクエアがそれらしい位置にはあるものの、発展ぶりという点で言えば、中心らしさはない。

その代わり、シンガポールとの交通の要所となる場所の付近が、今後開発されていくことになっている。これは将来的な話ではなく、現実に高級住宅街になっていたり、すでに工事が始まっていたりする。

どこか一箇所が集中的に開発されるというよりは、いくつかのポイントとなるエリアが中心に開発されていくことになるだろう。そうなると、私が今住んでいるパーマスジャヤという地区は、今後のジョホールバルの発展の恩恵をあまり受けられないエリアかもしれない。住んでいるのは賃貸のコンドミニアムなので、まったく痛くもかゆくもないが・・・

それにしても、現在開発されているエリアにある建物は洗練されているし、シンガポールの隣という立地上、シンガポールのデベロッパーが進出しやすい街という追い風もある。向こう数年で、ジョホールバルはまったく違うイメージに変わってしまうかもしれない潜在能力を感じた。

事実、スカイ・エグゼクティブ・スイートやインピアナ、ワンメディニのようなコンドミニアムはジョホールバルの未来を先取りしている感じも受ける。

その頃には、また別の国に移住してしまっている可能性もあるが。




追記:その後のジョホールバル

投資修行としてジョホールバルに住んでいた頃には、視察の日以外にも日々街の様子を観察していた。結果、ジョホールバルを含めてマレーシアの不動産には手を出さなかった。

その判断が正しかったことは、ヌサジャヤの迷走、フォレストシティの停滞にも現れている。

元々イスカンダル計画の中心であるヌサジャヤが成功とは到底言い難い現状の中、フォレストシティが中国資本のデベロッパーの元で大々的に宣伝された事自体に無理があった。

しかも、首相の座に返り咲いたマハティール首相によって、フォレストシティは名指しで攻撃されることに。マレーシア人の利益にならない開発に待ったをかけられることになった。

土地が十分あまっているジョホールバルにおいて、埋め立てを行っての大規模開発は本来不要。そこに立ち返っての現実的な開発が望ましいが、すでに乱開発されているため、今後はどのようなプロセスを経て淘汰されていくかが興味深い。



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