シンガポールを観光する際の注意。服装など、意外なところに落とし穴が!

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シンガポールの道路
シンガポールを観光する際の注意点として、
まずは服装の問題が挙げられる。

たとえばアフタヌーンティーを楽しもうと思ったのに
ドレスコードに引っかかって店に入れないとか、
モスクを見ようとしたら同様に入場を拒否されるとか、
行き先によってはこうしたトラブルが起こる。

東南アジアは暑いし、
旅先ではラフな服装になってしまうのも自然なこと。

基本的にはTシャツと短パン、サンダルのような服装でも
特に困ることはないものの、
上記のような場所には不適切。

そのため、どのような時間を過ごしたいのかを
旅行にあたって事前に考えて注意しておく必要がある。

その上でふさわしい服装で来るとか、
一着でもフォーマル気味な服を荷物に入れておくとか
対応をしておくと無難。

特にモスクは肌の露出が嫌われるので、
スーツのような格好である必要は全くなく、
体をしっかり隠せる服装なら問題ない。

ラッフルズホテルでのアフタヌーンティーを
楽しみにしている人も少なくないが、
こちらもドレスコードは厳し目。

服装が理由で受け入れてもらえないのは残念なので、
この点は注意してそれなりにフォーマルな服も
一着は持っていっておきたい。

アフタヌーンティーの予定がなくても、
一部のホテルでは宿泊にもドレスコードが課せられている。

バンコクやクアラルンプールのように、
高級ホテルに短パンとサンダルで行くことは許されない。

たとえ予約が入っていてもルールは曲げてもらえないので、
この点は注意が必要。

東南アジアのゆるさはシンガポールにも漂うが、
服装についてはしっかりチェックされる。

シンガポールは日本よりは服が安く売っている店もあるので、
(ただし一部の物はむしろ高い)
旅行中に現地で調達することも可能。

ショッピングには困らない国だし、
観光の順序の中に上手に織り込んでおけば
少ない荷物で移動することもできるので。

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暑さとスコールへの対応

マリーナ地区

シンガポールを観光する時のもう1つの注意点は、
気温にうまく対応すること。

赤道付近の国だけに、暑いことは予想がつくはず。

ただ、実際はそれだけではない。

ショッピングを楽しむ場合やカフェでお茶をする場合、
その他室内にいる時はエアコンがきいているので
肌寒さを感じることも。

旅の疲れと相乗効果で体調を崩すことがある。

基本的には外を歩くときの服装で過ごすにしても、
室内でもそれだとかなり厳しいこともある。

しかもシンガポールでは日本の残暑ぐらいの気温が年中続くので、
涼しい時期や寒い季節に日本から旅行に来ると
ただでさえ暑さに適応するのに体は大変。

観光をすると普段よりも歩くことになるし、
そこに冷えまで暑さと交互にやってきたのでは
風邪を引いてしまうのも当然の事。

そのため、必ず羽織るものを持ち歩くことをお勧めしたい。

最低限でも薄手の長袖のシャツ程度、
できればもう少し温かめな方がいい。

女性ならストールでもいいし、
その辺は上手く対応していただければと。

こちらも現地で購入する方法もあるので、
寒さを感じたら適当な店で買うというのも1つの手。

色々なところで言われているように、
もちろん熱中症には注意が必要。

外を歩く時には常に片手に
ミネラルウォーターを持っているぐらいがちょうどいい。

体が暑さに順応する前なら、
なおさら積極的に水分を補給する必要がある。

とは言え、東京の真夏のような蒸し暑さはないので、
南国と言ってもシンガポールが想像を絶するわけではない。

日本の夏に比べれば楽なものなので。

旅行に来る前に心配するほどのことはないので、
現地で水分不足に注意するぐらいで十分。

そして、スコールの時には
無理をせずに室内で過ごすのが得策。

日本のゲリラ豪雨並の雨量で一気に降ることもあるので、
タクシーに乗るまでの数歩でびしょ濡れになることも。

シンガポールはショッピングモール等の
室内の見どころが多い国。

オーチャードロードなら
アイオン・オーチャードやマンダリン・ギャラリー、
高島屋、パラゴン、313@サマセットなど、
そこら中にショッピングモールが立ち並ぶ。

マリーナベイサンズは屋上のプールばかりフィーチャーされがちだが、
中のカジノやモールでのショッピングも楽しめる。

マリーナベイサンズの内部

半日ぐらいは十分に時間を潰せるだけの広さなので、
通り雨を待つぐらいなら広すぎるほど。


スコールに無理に立ち向かうよりも、
室内でやり過ごす方がいい。

なお、わかりやすく積乱雲が出てきたら要注意。

空を見るとかなりわかりやすく
雲が出てきたり、
逆に雨が降って雲が薄れたりするため、
特別な知識がなくても予測はしやすい。

持ち込み禁止な物・街中での禁止事項

シンガポールでドライブ
明るい共産主義の国と揶揄されることもあるシンガポールは、
一党独裁の元で強権的な政治が行われてきた。

元首相のリー・クアンユーのリーダーシップによって
マレーシアからの独立後に発展を遂げてきたが、
現在でも独特な規制が残っている。

外国人旅行者にも関わるものとしては、
ガムの持ち込みがシンガポールでは禁止されていること。

これは街の景観を守るため、
ポイ捨てや吐き捨てるのがダメなだけではなく、
ガムは法律で製造も販売も持ち込みも禁止されている。

この徹底ぶりは世界的にもレア。

うっかりガムを持ち込まないように注意したいところ。


また、喫煙エリアについても厳格で、
限られた場所でしかタバコは吸えない。

それ以外のところで喫煙すると、
罰金を支払うことになる場合も。

とは言え、実際にはオーチャードロードでも
時折歩きタバコの人を見かけるが、
取り締まられているところは見たことがない。


地下鉄(MRT)の中での飲食も禁止で、
ミネラルウォーターを飲むだけでも禁止事項となる。



交通の便利さはさすが

地下鉄の駅

シンガポールは東京23区ぐらいの面積しかないし、
地下鉄による交通網も整備されているので移動がしやすい。

ロンドンやパリのように路線図が込み入っていないので、
初めての旅行者にも理解が楽。

観光をするにも便利なので、
計画をしっかりしておけば、
さくっと見て回ることができる。

私は隣町のジョホールバルに住んでいた安心感で、
毎回下調べもせずに行っていたため、
非効率極まりなかったことが若干悔やまれる(苦笑)。

地下鉄の清潔さ、治安の良さは
東南アジアナンバーワンだろう。

それどころか、
先進国の大都市、ワシントンやパリ、ミュンヘンよりも
よほどシンガポールの地下鉄の方が安全。

海外全般というくくりの中でも、
トップクラスに安心して乗れる公共交通機関となっている。

チャンギ空港も地下鉄に直結しているため、
市内への移動もシンプルで楽で旅行者にも嬉しい。


タクシーも東南アジア屈指の安心度で、
隣国マレーシアのようにトラブルになることは滅多にない。

クレジットカードでの決済も可能。

また、国土が狭いので
金額も大きくなることは滅多にない。

それと、シンガポールを観光するだけではなく、
周辺国へ足を伸ばすという手もある。

タイガーエアやscootといった
シンガポールを拠点にするLCCもあるため、
片道数千円からアジア各国へ旅行できる。

バンコクならタイミングによって、
5000円以内で行けることも。

これは特別なプロモーション価格の時ではなく、
さらにサーチャージや空港税も込の価格。

日本から他の国に行くときよりも
ずっと気楽に移動することができる。

基本的に、ジャカルタやマニラ、クアラルンプール、
バンコク等ならシンガポールと同じ服装で問題ないので、
その点も助かる。

香港やマカオまで行く時には、
季節によって温度がぜんぜん違うので、
その場合はご注意を。



犯罪に巻き込まれてしまったら

シンガポールは治安がよく、
気をつけていれば犯罪被害に遭うリスクは
他のほとんどの国よりも小さい。

とは言え、スリや置き引き等の被害はあるし、
私のマレーシア移住仲間もオーチャードロードで
スリの被害にあったことがある。

こうした場合の連絡先として、
警察は999、消防・救急は995となっている。

シンガポール人の英語はシングリッシュと呼ばれ、
独特な発音やなまりで聞き取りづらいとされる。

とは言え、英語がネイティブではない日本人にとって
そこまで聞き取りが難しい印象はない。

むしろシンガポール人は英語が通じるので、
いざという時も頼りになるイメージすらある。

マレーシアでは警官が英語ができないのは
当たり前の環境だったので。

そうした国に比べれば、はるかに心強い。


また、シンガポールの日本大使館の住所は
16 Nassim Road, Singapore 258390、
電話番号は6235-8855となる。

パスポートを盗まれたりした場合には、
日本大使館のお世話になることになるため、
一応連絡先はわかっていれば安心。

と言っても、
いざとなればホテルのフロントで
調べてもらうこともできるので、
旅行の際は警察と救急車の電話番号だけわかっていれば
十分かもしれない。


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