北欧暮らしを移住先の選択肢から外したのはなぜか?リアルな現実は・・・



北欧暮らしに憧れる人は多く、
いずれスウェーデンやノルウェー、フィンランド、デンマークに
住んでみたいと語る人とも会ってきた。

雑貨や家具のデザインに惹かれる人もいるし、
コペンハーゲンの食器も有名。

また、ライフスタイルも日本とは異なり、
残業が少なかったり、高福祉国家であったりする。

ヨーロッパの中でも先進的で、
経済で言うところの南北の格差が存在するが
北欧は当然ながら豊かな北側に位置する。

ガツガツしたイメージはないのに、
スウェーデンからはH&M、Spotify、IKEAが生まれ、
LEGOはデンマーク出身、
ノキアはフィンランドで作られた。

世界的に有名な大企業が生み出されている。


また、雑貨・家具といった分野におけるブランド力・評価は
世界的に見ても高い。


こうした事実を考えた時、
たしかに暮らしてみたい場所として考えるのもうなずけるし、
私のように常に移住先を探しているなら
住んでみたい場所にピックアップしていても
おかしくはないのだろう。

しかし、現実には北欧の中で移住先の有力候補として
取り上げている国はない。

スウェーデンも、フィンランドも、デンマークも、ノルウェーも。


実は以前に、デンマーク・コペンハーゲンに移住した人、
フィンランド人と結婚してストックホルム在住歴が
7年を越えた人と話す機会があった。

前者は男性の起業家で、
後者は30代の女性で、現地でお子さんも出産していた。

両方共日本人。

そこで北欧暮らしのリアルを聞くことができた。



美しく平和な街

まず共通していたのは、
コペンハーゲンにしてもストックホルムにしても、
あるいは旅行で訪れる近隣の国にしても、
街はゴミや落書きも少なくてきれいということ。

パリやロンドンのようなヨーロッパ主要都市と比べても
平和な空気が流れていて住みやすいという。

特に子育てをする上では、
周りが気を使って手を貸してくれるし、
良い環境と感じるという。

トラムに乗ったり、階段を昇り降りする時も
当たり前のように周りの人が助けてくれるので、
子供を連れて日本に一時帰国した際の
周囲の冷淡さに驚いたらしい。


治安もよく、ベビーカーを店の前に置いたまま
レストランで食事ができるほど。

バルセロナやアムステルダムなら
なかなか考えられないことだろう。

ヨーロッパは先進国、経済大国であっても
かなり荒んだ雰囲気が漂っているエリアも多い。

もはや移民が増えすぎてどこの国か分からなくなる瞬間も。

その点、北欧はまだ秩序が保たれている。

そして人口が少ないコンパクトな国ながら
労働生産性が高く、さらに税率も高くて税収は多いため、
街がきれいに整備されている。

そして多くの物を持つよりも、
少ないもので洗練された生活を志向する傾向があり、
これはいわゆる北欧暮らしのイメージそのまま。


私も荷物は絞り込んで旅暮らしを続けてみて、
いかに必需品が少ないかを実感している。

余計なものを持たない方がすっきりするというのは共感できる。



長く暗く憂鬱な季節

北欧暮らしの大きな問題点として聞いたのは、
やはり冬がつらいということ。

とにかく日照時間が短く、暗くて寒い日が続く。

たとえば12月のコパンハーゲンの場合、
日の出は8時過ぎとそこまで遅くないが、
日没が午後3時半ごろ。

4時を待たずに沈んでしまうということ。

それも日本に比べると、
昼間でも薄暗いというか、
いまいち日光の力を感じられない。


これは気分が滅入る原因になって、
なかなか快適に暮らしやすいとは言い難いと聞く。

室内の暖房は完備されているとは言え、
日照についてはホルモンバランスに
影響することは科学的にも解明されている。

わざわざ憂鬱になりやすい土地に
好んで移住したいとは思えない理由の一端はここにある。


しかも私は日本を離れた後は東南アジアを中心に暮らしてきた。

北欧のような本格的に寒いエリアの冬を
乗り切るためのストレスがどれだけ大きいか?

想像しただけでも身震いがする。


もっとも、常に暑い場所にだけいたわけではなく、
12月初頭のバンクーバーやモントリオールに行ったり、
10月後半のドイツで過ごしたりはしてきた。

しかし、冬の長い北欧でじっと暮らし、
短い春が訪れるのをひたすら耐え忍ぶというのは、
暖かい場所に移動する予定のある旅行とは
気分的に全然違ってくる。


別に南国以外を拒否するつもりはないが、
フィンランド等の極端に寒い国に住むのは
なかなかハードルが高い。


世界有数の物価の高さ

生活の質が高い一方、
コストも比例しているのが北欧暮らし。

パリやロンドンと比べても、
コペンハーゲンやストックホルムは安くないし、
むしろ割高感すらあると言う。

それ以外のオスロやヘルシンキでも同じことが言える。

ヨーロッパを代表する経済大国、
ドイツの物価が安いという謎の発言が出るほど、
北欧の物価は高い。

このエリアと張り合えるのは
スイスやルクセンブルクのようなごく限られた国だけ。

そのため、買い物をしに週末に他の国に行くほど。



ヨーロッパ内でも東欧は東南アジアと
大差ないぐらいの生活費で暮らすことができる。

そう考えると、
街並みの洗練度等の差を考慮しても
ハンガリーやチェコに住むことに魅力を感じてしまう。

たとえば、日本ならローソンで売っているようなサンドイッチが

ノルウェーなら700円程度。

特に量が多いわけでもない。

消費税率が25%というのも注目されるが、
それ以前に物価が高い。

レストランでビールを頼むと、
500mlのび〜るで1,200円ほど。

チェコの8倍ぐらいする。


ペットボトルの水なら300円弱から、
タクシーの初乗りは1,000円程度。

タクシーだとタイやフィリピンの10倍ということに。



そこまでの生活費をかけて、
北欧暮らしをしたいかと問いかけた時、
答えはやはりNOということになる。

同じような緯度で住むなら、
カナダの方が物価が安く、
ビザの問題も簡単に解決できる。


ヨーロッパに住みたいなら、
チェコやハンガリー、ポルトガル等なら
コストを半分以下に抑えることが簡単にできる。

こうして考えてみると条件は厳しく、
住みたいという気持ちにはなかなかなれずにいる。



大切なことを

どんな仕事をするか、どこに住むか、誰と付き合うか?

本当はすべてあなた自身が決めることなのに、
現実の世界ではそれが許されない。

このブログを通して私が伝えたかったのは、
自由に生きるための方法。

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