海外送金の日数を窓口に行かず1日に短縮できた


日本から海外への送金の日数がかかってしまうと、
投資や移住生活に支障をきたすことがある。

この問題には悩まされてきた。

以前使っていたあるオセアニア系の銀行は、
最長で2週間ほどかかっていたので問題外。

忘れた頃にようやく着金する有り様だった。

日本のメガバンクから海外送金する場合、日数もかかるし、
そもそも窓口に行くことを余儀なくされたりする。

場合によっては、
投資等の目的を証明する書面の提示まで要求され、
自分のお金を移動するだけなのに苦労することも。

銀行の営業時間は短い上に土日はやっていないので、
普通に働いている人には負担が大きすぎる。

合わせて言うが、
ただ単に自分の資産を別の国に移すだけなのに。

三菱東京UFJやみずほ銀行だと、
取り扱いが可能な時間に手続きを行っても、
何営業日かはかかる。

ゆうちょ銀行だと短くて4営業日ほど。

決して短い日数ではない。

まして、私は海外在住者なので、
わざわざ送金のたびに日本に戻るわけにもいかない。

たびたび帰国しているならまだしも、
私は3年以上日本に戻っていない。

これでは窓口で手続きをするのは無理。

そして、たまの帰国の時にお金をまとめて送ったりしたら、
それはそれで海外送金をストップされて、
根掘り葉掘り理由を問い詰められる。

何だか日本の金融の仕組みというか、
国外にお金を出しづらくしようというやり口が
とても面倒になっている。

この数年で明らかに情勢が変わった印象がある。

その状況の中で私がやっているのは、
とにかくHSBC香港にいったん資金を集約し、
そこから必要に応じて各国に海外送金をする方法。

HSBC口座を持っている国同士であれば、日数は0。

自分の口座同士ならグローバルビューを使って
ネット上で資金を移動させることができて、
即時反映される。

ただし、その前提として日本からHSBC香港への海外送金がある。

そこで使っているのは、
Payforexという送金専門のサービス。

こちらは最短1日で着金する。

まずはPayforexの三井住友銀行の口座に
振込をする必要があるので、
営業日の早い時間帯に行っておけば即日に反映される。

その日のうちに自分のHSBC香港の口座(他人の口座でも可)に
海外送金の手続きをしておけば、
早い時は翌日に着金する。

これで日数を1日に短縮できる。

比較的手数料も安めだし、
この方法で着々と日本円をHSBC香港に送り、
毎月外貨に変えている。

サラリーマン時代においては、
1つの国に住んで、
その国の通貨(つまり日本円)で収入を得、
資産も全額日本円というのが当たり前だった。

しかし、改めて考えてみると
完全にリスクが一点に集中している。

カントリーリスクを丸々背負っているのだから。

自社株を買いまくり、
企業城下町のような街に持ち家を買うサラリーマンは、
会社と運命を共にすることになる。

業績悪化や倒産により、
給料やボーナスへの影響、株価の下落、
マイホームの価値の減少という3重苦に陥ることに。

これは投資の世界では分散ができていない分かりやすい例ということで、
ちょっとした笑い話のようなもの。

しかし、国や通貨という単位で考えてみると、
ほとんどの日本人がこれと同じことをしている。

かつての私自身も・・・。

そんな反省もあるので、
今では毎月海外送金を機械的に行って、
通貨を分散するようにしている。

日数もだいぶ短縮できたので、
無事に着金するかというヤキモキした気持ちを引きずることもなくなった。

不動産も3つの国で購入したし、
他に事業投資も行っている。

どこかの国の経済に問題が出ても、
あるいは日本がインフレに方向転換を発表した時も
特に問題がなくなった。

自由度を高めていくためには、
自分の能力を高めるだけでは不十分なことに気づいてから、
環境を整えることも意識するようになった。

そうしなければ、
自分のお金をスムーズに動かすことすらできないのだから。

稼ぐという段階で多くの人はつまづくが、
そのハードルを越えても自由にお金を動かせるわけではない。

まだまだ国境という壁は低くない。

それでも、うまく環境を作ればずいぶん楽になるし、
紆余曲折を経ながらも環境は整った。

今後はBitcoin等の仮想通貨を使うことも
選択肢に入ってくるだろうし、
ますます多様な機会の中で選択を行っていくことになるだろう。


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日本を出て海外に住むようになってから
「海外に移住したい」という話をよく聞くようになった。

同時に、

「英語が苦手で・・・」

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