資産分散・長期積立に悲報

また1つ、チャンスが消えようとしている。

3月末、つまり今月末をもって
香港の長期積立で101%の死亡保障が付いたプランが
募集停止になってしまう。


香港の長期積立投資とは、
税制的に有利な保険の形を取ったファンドで、
時間・通貨・国・商品を分散しながら運用できる。

実質的には保険というよりも
ファンドとして利用されているもの。


私が加入しているものだと、
最大10個のテーマに分散して投資できるが、
その10個それぞれで通貨や国、商品を分散できる。

たとえば、1つはASEANの株式連動型ファンド、
1つはアメリカ国債連動型ファンド、
1つはタイの不動産連動型ファンドのように。



ちょうど3ヶ月のベトナムの旅を終えるところなのだが、
あなたはベトナムの通貨・ドンで全財産を運用したいだろうか?

おそらく答えはNOだろう。

新興国通貨で全財産を持つなんてリスクが大きい。


では、基軸通貨の1つ、ユーロならどうだろう?

これも答えはNOではないだろうか。

基軸通貨とは言え、
わざわざ1つの通貨に集中させるのはリスクが大きい。


では、日本円に集中させるならどうだろう?

少なくとも、私の答えはNOだった。


資産を構築していく中で理想としてきたのは、
一部の通貨が上がったり下がったりしても
大きく左右されない、がっしりと守りを固めた状態。

そして、実際に資産を分散して感じるのは、
為替レートをいちいち気にしなくていいという安堵感。

ドルもユーロもポンドも円も元も、
そしてマレーシア・リンギットやシンガポール・ドル、
フィリピン・ペソ等のいくつかの新興国通貨も保有しているので、
どれかが下がっても他のものが上がる。

為替相場が急変しても、
一切焦らずにのんびり眺めていられる。



一方、金融鎖国状態の日本から外に目を向ければ、
世界には有利な案件が存在する。

日本からもっとも近い金融都市、香港はその代表格。

長期積立は複利なので、
年を追うごとにぐんぐん大きく増えていく。


長期積立は1つの案件で世界中の通貨、国、商品に
分散できることや収益性の高さもあり、
海外投資の入り口として始める人が多い。

私も5年ほど前にスタートしてから、
1度も欠かさずに毎月積み立てている。

と言っても、自動で引き落とされるだけなので、
まったく手間がかかっていないのだが。

それでも着々と分散された資産が築き上げられている。

1年目より2年目、
2年目より3年目、
3年目より4年目・・・。

為替の上下に左右されない強靭な資産が
毎月、積み上げられる。

私が何をしているかに関わらず、
バランス良く分散された資産が積み立てられる。

ホイアンでランタンを眺めながら食事をしている時も、
フエの王宮を散策している間も、
フライトの時も、
フィリピンで実験的にセミリタイアしていた間も。



はじめは海外の投資なんて不安だったが、
冷静に考えれば金融鎖国の日本よりも、
世界的な金融都市の方が有利な案件が多いのは当然のこと。

真実に実感が伴った今では、
見えてくる世界がすっかり変わってしまった。


私の場合は将来の年金代わりだが、
子供の進学費用の積立にも使えるし、
もちろん単に資産運用先としても利用できる。

あるいは共同名義で夫婦や親子で申し込むことで、
資産の引き渡しをスムーズにすることも可能。



海外投資は手続きが煩雑だったり、
英語が読めないと内容が理解できないこともある。

長期積立の場合も、
どこで申し込むかでサポートの質が変わる。

少々特殊なのは、
長期積立は本社に対して直接の申込みはできず、
必ずどこかの代理店を通しての加入になる。

その際、入り口によってサポートが変わる。

日本人の代理店なら日本語が通じる強みがあるが、
以前に福岡で会ったワールドホッパーメンバーは
サポートを受けられるはずが
代理店が空中分解してしまって困っていた。

どうも夫婦で代理店を経営していたのが、
うまくいかなくなったらしい。

こうしたことにならないように注意が必要。


なお、どの入口から入っても、費用は変わらない。

一部の代理店は上乗せで手数料を取っているようだが、
そうした悪質な例を除けば費用は一律のため、
サポートの充実度で選ぶのが妥当。



なお、長期積立と言えば、
香港まで行って加入するのが定番だった。

3月末に募集終了となると聞いても、

「いやいや、いきなり今月中に香港に行くなんて
 サラリーマンやってたら無理ですよ」
という話にもなると思うが、
その必要はない。

というのも、今なら香港に行く必要はなく、
海外の銀行口座も不要だから。

香港へ行く手間やお金をかけずに始められる。



ただし、3月末まではあと13日。

しかも3月中に申込書が到着する必要がある。

香港まで速達で2日程度となっているが、
余裕を見て5日前に郵送するとすれば3/26。

もう10日を切ってしまっている。



これまでの経験上、
私からのメールを読み続けている人は
しっかりと将来を見据えている人が多い。

逆に地に足の付かない甘い考えの人は
離れていく傾向にある。

「クリックだけで月30万円」
「放置しておくだけで20万円の権利収入」
そんな安易な誘惑に引き寄せられていくらしい。

甘い誘惑で幻を見ているのが好きな人が、
現実しか語れない私から離れていくのは自然な成り行きだろう。



ただ、こうして私のメールを読んでいるあなたが将来を真剣に考えていても、
今までと違う一歩を踏み出すにはきっかけが必要なのも事実。

今回の募集終了は、
チャンスが失われるという意味では悲報だが、
一歩を踏み出すきっかけという意味ではチャンスでもある。


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