近くまで行くことは容易にできたものの、肝心な最終的な場所がわからない。
バスターミナルで地図はもらっていたので、それを見て歩いていたところ、どうも近くまで来ているとわかるのに、どこの裏道を入ればいいのか皆目見当がつかない。
こういったことを、このベッド&ブレックファーストも散々経験してきているのか、予約直後に自動返信メールでホテルの場所を知らせるメールがきた。
しかしながら、それをたどってみても結局わからないという事態になり、いくら探してもわからなかったので、結局人に聞いて回ることになった。
アイルランド人の性格や国民性にはダブリンでも助けられていたが、ベルファストでも同様となった。
その結果としてわかったのは、民家が立ち並んでいる並びに入口があり、しかも入口には特にそのベッド&ブレックファーストの名前とか、そういった表示がないことがわかった。
トリップアドバイザーのステッカーが貼られていること以外は、民家と全く見分けがつかないので、これでは見つかるはずがない。
しかしながら、このベッド&ブレックファーストは快適な場所で、探すのが難しいという弱点を除けば、また訪れたいと思える内容だった。
ホスピタリティに溢れているし、家庭的な感じがして、ベルファーストの生活の一端を垣間見ることができた。
次に行く時は道に迷わずに行くこともできるだろうから、もしベルファーストに行く機会があれば、またここに宿泊したいと思う。
ホテルが見つからないのはベルファーストばかりではない
同様のことはポルトガルのリスボンでも起こり、こちらもホテルでありながら表示が一切なく、普通にアパートメントの一部として経営しているので、最終的には番地を見て探すことになってしまった。こちらについてはそれ以前に大まかな位置自体がわからず、バイシャシアード駅から歩いていったが、その段階で行き過ぎてしまって、2時間ぐらい道に迷う羽目になった。
バイシャシアードの町の周辺はそれなりに勾配の厳しい坂道が多く、バックパックをかつぎながら一度大きく坂道を下ってから、また来た道を登ったりということになったので、体力の消耗も激しい。
何しろ荷物を全て背負っての移動になるので、これはかなりつらかった。
結局昼食の時間も遅れこんで、3時ぐらいにアルゼンチン風ステーキを食べることになった。
不思議と食事をしたら疲れは簡単に取れてしまって、思ったほど荷物の影響は大きくないのかもしれない。
こちらのホテルに関して言うと、防音体制が弱く、隣りの部屋の出入りの音とか、そういったものが気に障るレベル。
朝食が含まれているものの、ハムとチーズとシリアルぐらいしかないし、こちらはもう泊まることはないだろう。
まだリスボンには滞在しているので、このホテルに泊まることは可能ではあるものの、よほどのことがない限り、ここにもう一度泊まろうとは思わないし、今後の候補からひとまず外れた。
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