台中から台北の台湾桃園国際空港への行き方でバスを選んだ理由

台中に住むようになってから、
台北にある台湾桃園国際空港まで出向き、
そこから海外に行くようになった。



行き方は主に3つで、
新幹線(台灣高鐵)を使う方法、
長距離バスを使う方法、
タクシーや自家用車での移動となる。

特にタクシーを使う理由はないし、
もっともトラブルになる確率が高そうなので
この選択肢は瞬時に却下。

車も持っていないので、これも選びようがない。

残るは新幹線と長距離バスとなった。


当初は新幹線を使おうと思っていたが、
よくよく調べるといまいち便利とは言えない。

たしかに新幹線の乗車時間は1時間程度と高速だが、
それ以外の乗り換えの手間がかかるのが難点。

まずは自宅から台鐵の台中駅へ。

ここで新幹線に乗れるわけではなく、
ここから高鐵の新烏日駅へ移動。

ようやく新幹線に乗れるものの、
このまま台湾桃園国際空港に直接アクセスできるわけではなく、
桃園駅でバスに乗り換えてようやく到着。

時間の目安として、
台中駅から新烏日駅が15分、
新幹線で新烏日駅から桃園駅が40〜50分、
桃園駅から空港が20分。

プラスでそれぞれの待ち時間がかかってくるので、
これは空港までなかなかの旅路となってしまう。



長距離バスを選んだ理由

一方、台中から桃園国際空港へ行くのに
バスを選んだ場合はどうか?

台中駅近くのバスターミナルから、
空港まで直で2時間半程度。

時間は余分にかかるものの、
乗り換えや待ち時間を考えると
大差なさそうな気もする。


ただし、もっと良い方法があった。

台中駅のバスターミナルではなく、
SOGOや新光三越の先にある朝馬バスターミナルなら
2時間程度で桃園空港にアクセスできる。

つまり、台中駅から朝馬バスターミナルまで
30分近くかかることになる。

私の自宅からは朝馬バスターミナルの方が近く、
わざわざ台中駅まで行く必要すらない。

これならバスに乗る時間も短縮できる。


ということで、
朝馬バスターミナルまでタクシーを走らせた。

台中駅前と比べると現代的で、
緑も多く開放的な雰囲気が漂う。



バスターミナルで国光客運というバス会社のチケットを購入。

片道280元だった。




本来は13時30分に出発予定だったが、
到着が遅れて13時50分に発つことになった。

ちなみに、バスターミナルの電光掲示板の一部で
エラーが出ていた。

それぞれの掲示板がバス会社ごとに割り振られ、
ちょうどエラーの掲示板が私の乗るバスを表示していたので
遅延の状況が分からなかったのは困った。



遅れてやってきたバスは清潔で、
空席が7割ほどあって快適な旅路だった。



そこから約2時間で桃園国際空港のターミナル1に到着。

あっさりと移動が終了した。



何度も乗り換えて新幹線に乗るよりも楽だったので、
帰りもこの方法を選択。

間が悪いと混雑のひどい桃園国際空港なのに、
まさかイミグレに誰もいないというレアな状況に遭遇した。

エクスプレス・レーンを利用できる常客証を持参していたが、
列が存在していないので普通のレーンを利用。

待ち時間0で通過できた。


ただし、帰りはバスの待ち時間が長かった。

午前中に到着したためか、
国光客運だと2時間以上時間があったので、
帰りはUbus(統聯客運)を利用した。

料金は国光客運と同じく280元。

それでも1時間待ったが、
自宅近くにバスターミナルがあることが分かり、
ある意味行きよりも簡単に到着できることに。

と思っていたが、
朝馬や台中駅のような大きなターミナルでなかったためか、
バスが停車したもののスーツケースが置いてある
後方の扉が開かず。

降りることができなかった。


なお、行きの国光客運は
各国でよく見かける外側からスーツケースを
乗せるタイプの車体だった。

対して統聯客運は車内に入ってから
後ろ側(車体中心あたりの右側)の入り口に入ってから
スーツケースを収納するタイプだった。

そのため、
スーツケースを持って扉が開くのを待っていたが、
なぜかそのまま発車。

前方のドアしか開かないのがわかったので、
次のバス停で下車した。


こうして桃園国際空港から那覇への旅は無事に終了した。

ちなみに、那覇では玄米食のお供にすべく
イカの塩辛やなめたけ、梅のペーストを買ってきたが
空港の手荷物検査で没収されてしまった。

薄々危ないとは思っていたが、
やはり液体扱いらしい。

固形物ではあるものの、
機内持ち込みのルールでは歯磨き粉すら液体扱いなので
やはりまずかった模様。

ただし、歯磨き粉で何か言われたことはないので、
今回は量が多かったためなのか、
なめたけの方がより液体っぽいということなのか、
そのあたりは分からない。

結局、手元にはたけのこの里やパイの実等の
お菓子ばかりが大量に残り、
行きはスカスカだったスーツケースを満たしていた。


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