タイランドプリビレッジが誕生。タイランドエリート保有者への影響は?

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2023年10月1日から、
タイランドエリートがタイランドプリビレッジに変更された。

名前が変わっただけではなく、
コースも4つに集約され、
これまでの1.5倍以上の価格となった。

元々タイランドエリート
お金を出してビザを買うというのが基本的な趣旨。

ビザ以外にも空港送迎等の特典が付いてくるが、
あくまでそれらは付随するサービスの範囲で、
メインはビザと考えていいだろう。

今回、タイランドエリートからタイランドプリビレッジに
名称が変更されたことで、
既存の保有者はどう影響を受けるか、
というのが今回の記事のテーマ。


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タイランドエリートホルダーには影響なし

少なくとも今の段階では、
タイランドエリート保有者に影響は出ていない。

もっとも、今後の展開の中で
新規募集をしていないサービスを
冷遇していく流れはできていくリスクは否定できない。

私も2018年にイージーアクセスを取得し、
2023年にエリート・スペリオリティ・エクステンションにアップグレードした。

これまでの間も、
新型コロナの影響もあって
一部のサービスが停止になったり、
本来は対象外であった国内便利用の際に
空港送迎が使えるようになった時期があったりと
細かな変動があった。

今後も当初の予告とは違ったところで
サービスに影響が出る可能性はある。

個人的には、
ビザが残り15年ほどあるため、
その間も当初の期待通りのサービスが受けられるのか
少々不安なところはある。


治安面では朗報か?

タイは移住先としても、旅行先としても人気の国で、
多くの外国人を引き付けている。

バンコクに住んでいても、
マナーの悪い外国人を見かけることもある。

ビザ取得のハードルを上げることで
誰でも簡単に住める国ではなくしてもらったほうが
治安の改善を望めるという意味ではプラスに受け取っている。

シンガポールほど条件を厳しくすることは望まないにしても、
現在のタイの居住環境から考えて、
タイランドエリートの価格が安すぎた感は否めない。

もっとも、円安が続く状況において
タイバーツ建てでの1.5倍以上の値上げは
多くの日本人にとっても思い負担増だろう。

2021年にはマレーシアのMM2Hが条件を厳格化し、
マレーシア移住希望者の大半を諦めさせた。

続いてタイもこのような措置を取ったことで、
日本人が東南アジアに住むためのハードルは
ますます上がってしまった。


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