ダブリンの南部にあるトリニティー大学には、二つの見どころがある。
一つ目はケルズの書と呼ばれる本で、もう一つが図書館。
この図書館がスターウォーズのジェダイアーカイブの元になったといわれる。
スターウォーズファンであれば見逃すことが出来ない場所。
特に男性であれば興味をくすぐられるような場所だろう。
1つの大学の構内に二つの見どころがあるということで、早速行ってみることにした。
ケルズの書と図書館は別々の場所に設置されているわけではなくて、一度入場券を買えばそのまま両方をまとめてみることが出来る。
大学側でツアーも組まれていて、参加費用が12ユーロ。
それに対してケルズの書と図書館を見るだけであれば、10ユーロ。
大学生が主催しているツアーは、この二つの名所を見る費用も含まれている。
実質2ユーロで案内してくれることになるが、自分のペースで見て回りたかったので、一人で周ることにした。
日曜日は混雑していた
まず最初に行ったのは日曜日だったので、こちらは混み合っていて20人ほどの列が出来ていた。しかも入場規制があるために一度に入られる人数は限られていて、なかなか列が消化されていく様子がない。
特にダブリンでは予定がなかったので、その日はパスすることにして、もう一度月曜日に来ることにした。
今度は全く並んでいなかったので、すぐに入ることが出来た。
ケルズの書
10ユーロのチケットを購入して入ると、まずはケルズの書に関する展示品が幾つかある。それから本物のケルズの書が二冊と関連する書物が二冊、ガラスのケースに入っていて実際に見ることが出来る。
こちらは世界一美しい書と呼ばれているものの、現物を見るとそこまでの威厳や美しさを感じるわけでもなく、残念ながら冴えない感じがした。
どうしてもこの世界一美しい本というタイトルに惹かれてしまうところがあって、おそらくは書物にそこまでの価値は感じないだろうと思っていたが、予想通りのことが起きたという気分もある。
図書館
こちらは特別失望したという感じでもなかったので、そのまますぐにジェダイアーカイブの元になった図書館に移動。
こちらは予想通りというか、それ以上に素晴らしい場所だった。
書庫の本は見ることが出来ず、ロープが張られた状態で入場規制がされている。
そのため中央の廊下を歩くことが出来るだけではあるものの、ベンチも設置されていてそこでしばしパソコンを広げ仕事をすることも出来るし、まさにスターウォーズの世界観に浸りながら佇むことも可能になっている。
おそらく日曜日であればより人がごった返していた場所で、平日に来る方が正解だと思う。
ここでしばし時間を過ごした後は再びトリニティー大学の構内をぶらぶらして、芝生の上でくつろぐ学生を見たり、もし自分がこの大学に通っていたらという妄想を繰り返していた。
どことなく私が過ごした日本の大学と雰囲気が似ているところもあったので、懐かしさもあり、何だか昔のことを色々と思い出した。
その後はThe Quays Temple Barでローストビーフとギネスビールを堪能し、先程までの余韻をギネスの苦味の中に見出しながら、今後の旅の予定に思いを馳せた。
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