ワシントンDCの国立自然史博物館に2日がかりで行ってきた


ワシントンDCのスメソニアン博物館には様々な博物館があるが、その中でも人気の場所として映画ナイトミュージアムの舞台にもなった国立自然史博物館がある。

今回のワシントンDC行きの趣旨は、あくまで美術館巡りをメインにして考えていたので、国立自然史博物館は最初重視していなかった。

そこでまず、USキャピタルの建物を簡単に見た後で、Lebanese Tavernaでレバノン料理を早めのランチとして楽しんだ後、国立美術館の鑑賞をスタートした。

国立美術館を丸一日かけるぐらいのつもりで見てきたが、結局昼過ぎには終わったので、その後はスメソニアンの他の博物館を見て回り、さらにホワイトハウスとワシントンのモニュメントを近くで見てきて、それから少し時間が余ったので、国立自然史博物館に移ることにした。

国立自然史博物館の中にはテレビ等で見たことのあるマンモスの剥製であるとか、様々な展示があったが、意外に興味深いところがあった。



例えば北米のカナダに生息しているヒグマの模型が等身大で置いてあるので、もし仮に、実際自然環境でヒグマに遭遇したらどうなるかとか、そういった想像を巡らせてみると、思ったほど無機質な感じでもなく、むしろ以前とは違う味わい方ができるようになった。

他にもダイヤモンドの展示のコーナーもあり、マリーアントワネットが使っていたダイヤモンド製のイヤリングを筆頭に、歴史的に価値があり単純に見た目としても美しく、見るわずかに角度を変えるだけでも光の具合がどんどん変わって様々な表情を見せてくれる蠱惑的な宝石が多数展示されていた。


■国立自然史博物館(Smithsonian National Museum of Natural History)の基本情報
住所:10th St. & Constitution Ave. NW, Washington, DC 20560
電話番号:+12026331000
HP:https://naturalhistory.si.edu/



翌日も国立自然史博物館へ

結局、1日目はあまり時間がなかったので、2日目は真っ先に国立自然史博物館を再訪することにした。

初日はキャピタルサウス駅から行ったが、2日目はより近くのフェデラルセンター駅から歩いて、約半日を費やして全ての展示を見て回った。

人間が猿からどのようにして進化したか、その歴史を表す標本であるとか、エジプトのミイラとか、展示されているものは内容も多岐に渡っていて、一部には美術館のような展示物だったり、写真展もあった。

写真展では、ウミガメが光を受けながら海を泳いでいる写真であるとか、日本画にも通じる雰囲気のあるオランダの鳥の写真であるとか、そういったものもあって、写真の知識がなくても楽しめるコーナーもかなり盛りだくさんだったので、この国立自然史博物館は訪れて正解だった。

知的好奇心を満たした1日の締めくくりは、Bistro Cacaoでのディナーで味覚や嗅覚も刺激してきた。

時間がなければ国立自然史博物館は気にもかけずに素通りしていた場所かもしれないが、一見の価値はあったし、ワシントンDCの滞在に余裕を持たせておいてよかったと思う。


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