台北の原宿と言われる西門町へ行ってみた。
台湾にやってきた日には、桃園国際空港に気温14度という表示が出ていたが、この数日でぐんぐん気温が上昇し24度を記録した。
街歩きにはちょうど良い気候になり、フットワークも軽くなった。
西門町は若者の街と聞いていたが、徒歩で近づいていく分にはそんな感じがしない。
むしろ、典型的な台北の風景という感じで、ローカルレストランをはじめとして雑多な店が並ぶ。
しかし途中で急に雰囲気が変わった。
デパートやショッピングモールが立ち並ぶエリアを経て、西門町の門を発見した。
ここは本当に海外なのか?
西門町の入り口にある門には、アニメの絵が書かれていた。いわゆる萌系のイラスト。
海外でもメイド喫茶を見かけたりすることはあるが、台北は完全に別格。
バスの車体の広告を含め、圧倒的に萌え文化が根付いている。
昨日は台北地下街で夕食をとってきたが、ぶらぶら歩いているとメイド喫茶があり、中ではアニメのコスプレをした女性店員が接客していた。
かなり特殊なエリアであることはこの時にも感じていたが、本当に台湾は萌系のオタク文化が浸透している。
思わずここは日本ではないのかと思わせるほどに。
西門町に入って行くと、妙に長い行列があった。
人気の店があるのだろうと思い行列の先を眺めてみたが、いくつも道を曲がって行列が継続していて終わりが見えない。
ちょうど昼時だったので、食事の列かと思っていたが、そうではなかった。
列の先にあったのはナイキのショップで、どうやら引換券を渡している模様。
詳しい事情はわからなかったが、おそらく200人以上が並んでいたと思う。
食事だけでも楽しい
どこかで食事をしようと思い、西門町をぶらついていたら和食レストランがいくつか目についた。中には回転寿司の店もあり、乗っているネタが本格的とは言えなかったが、店内の光景は日本さながらだった。
台湾は食事が美味しいので、地元料理を食べたいと思いローカルな雰囲気のあるレストランで、定番の魯肉飯を初めて注文。
これまでもメニューで見かけてはきたが、食べるのは初。
豚肉を載せたご飯に汁をかけただけというシンプルなものだが、B級グルメとしてとてもおいしい。
他にも炒青葉や鹹蚋仔を頼んで昼食を済ませた後、先日台北で購入したジャケットに合わせるインナーを探すため、西門町の店を見て回った。
1ヶ月後にはドイツにいるので、気温が10度近く下がる。
それに備えた服装をしていく必要があるので、かなり暖かくしておきたい。
残念ながら西門町では適当なショップを発見することができず、ドイツへの旅用のインナー探しは難航し、ひとまずあきらめることにした。
そのまま帰ってもよかったが、少し歩き疲れたのでマンゴーかき氷を食べて帰ることにした。
フィリピン在住時にマンゴーは毎朝のように食べていたが、こうしてスイーツとして提供されるとまた違った味わいがある。
マンゴーかき氷といえば台湾スイーツの代表格の一角だが、それだけの魅力が10分過ぎるほどにある。
西門町を歩きまわった後、The Howard Plaza Hotelに戻るとフロントで呼び止められた。
何かと思ったら、ルームクリーニングに入った際にボタンが机の上に置かれていることに気づき、針と糸を用意しようかと提案してくれた。
細かいところまで気を使ってくれる台湾のホテルは居心地がいい。
こうしてズルズルと滞在が長引いてしまう(笑)。
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