チェンライのホワイトテンプル(ワット・ロンクン)の行き方と異色な魅力




タイには多くの寺院があるが、その中でも通称ホワイトテンプルことワット・ロンクンは独特な魅力がある。

チェンライの中心部より南側の場所に位置し、歩いていくのは厳しいので、ツアーかタクシーを利用して訪れるのが一般的。

ホワイトテンプルに行く場合、最寄りはチェンライだが、チェンマイからも日帰りで十分に行ける距離なので、ツアーでワット・ロンクンに行き、さらにはチェンライ市内のワット・プラケオやワット・プラシン等をまわり、さらには黒い家ことバーン・ダムやチェンライのナイトバザール、クロックタワー、メンラーイ王像などを見てからチェンマイにとんぼ返りしても充分一日で終わる。

私自身はバンコクからエアアジアでチェンライにとび、そこでのんびりと3泊して、その中でまずは市内の寺院を見て回った後、別の日にホワイトテンプルに行くことにした。

バスやソンテウが出ているかもしれないと思って、一応Le Pattaホテルのレセプションで聞いてみたが、どのみちタクシーのほうが手っ取り早いとは思っていた。

そしてホテルのあたりからはソンテウ等は出ていないということだったので、そのままタクシーを呼び出してもらった。

行き方としてはこれが一番簡単で、市内から160バーツだった。

そのうちの20バーツは電話で呼び出した料金なので、実質的には140バーツが走った分の費用ということになる。

チェンライの市外から外れるといっても、市内から10キロちょっとなので、タクシーでもこの程度の料金で済む。

ちなみにチェンライ市内の場合、ほとんどのタクシーがメーターを使うものの、バンコクのように本来支払うべき料金を払うのではなく、1キロあたり10バーツということで割増の料金で支払うのが一般的。

今回のタクシーもそうだろうとは思っていたが、乗車時に特に説明がなかったので、ワット・ロンクンに到着した段階で一応メーター通りの料金を差し出してみたが、鼻で笑うように1キロ10バーツだと説明された。

もっともタクシーの運転手によってはこういった後付けでの説明ではなくて、ちゃんと乗車時にその旨を説明することもあるし、どちらかというと先に説明があるほうが多い気がする。

もちろん明らかにタイ人に見えるような場合は話が違ってくるのだろうが、外国人の観光客であれば無用なトラブルを避けたいのは向こうも同じことだろう。

チェンライ市内から少し東側に移動してパホンヨーティン通りという大通りをひたすら南下していくだけなので、一本道を移動して最後に右に曲がるだけ。

仮にレンタカー等で移動するとしても迷う余地はなさそう。

行き方が簡単なので、余計な遠回り等をする余地もなく、そういった意味ではワット・ロンクンは容易にアクセルできる場所ということになる。
















地獄を表現しているモチーフも多数。








そして独特な雰囲気が漂う。








タイの寺院の中でも異色な存在

まずホワイトテンプルに到着して最初に思ったのは、これまでチェンライはもちろんチェンマイやバンコクで見てきたどの寺院とも全く似ていないということ。

文字通り真っ白に塗られた荘厳な建物が青空と見事に美しいコントラストを描いていて、これまでタイ国内でみた寺院とはもちろん、世界各国で見てきた寺院や教会のどれとも一線を画している。

明らかに独特で、なぜこれほどまでに雰囲気が違う寺院が存在するのかと思ったが、その歴史をさかのぼれば理由は明白。

というのも、このワット・ロンクンは実を言うと、1997年にデザインされたものでまだまだ寺院としては新しい部類に入る。

そしてデザインしたのは誰かというと、チャルムチャイ・コーシッピパットというアーティスト。

バットマンやプレデター、マトリックス、スーパーマンのようなポップカルチャーまで内包をし、伝統的な寺院とは全く異なる世界観を打ち出している。

タイは仏教国で、敬虔な国民性なので、街中でも寺院やほこら等があると、手を合わせて通り過ぎる人が多い。

そんな国民性の中で、アメリカ映画の登場人物をモチーフにしたキャラクターを寺院の中に配置することには抵抗もありそうなものだが、そういったものを受け入れられる懐の深さを感じる場面でもあった。

元々タイは他者への干渉をあまり好む性格の国民性ではなく、様々なものを受け入れる器を持っている。

これはレディボーイ等の性的な問題をみてもよくわかることで、タイは世界の中でも男性と女性の二元論ではなく、その間にある様々な事情を抱えた人を自然に受け入れ尊重している。

そういった精神というのがこの異色のワット・ロンクンを育む背景にあったと思えば、一種異常とも思えるこのデザインも納得できる。

一応モチーフとしては地獄を表しているとされているが、真っ白に塗られたその美しさは、ただただ息をのむばかりで、苦しみすら美に昇華することができるという事実を突きつけられる。

なお、トイレは世界一美しいトイレとも呼ばれており、見た目にも凝っている。



中は案外普通だったが、ここまで豪華なトイレは確かに今まで経験したことがない。

博物館というか美術館も併設されているので、こちらも一見の価値があった。

仏教文化をベースにして現代の政治模様を風刺した絵画などが飾ってあり、タイの伝統がどのようにして現代に引き継がれているかを見るのにちょうどいい。

今回、チェンライには珍しく観光だけを目的にしてやってきたが、正直なところワット・プラケオやワット・プラシンといった市内の寺院だけであればチェンマイと似通っており、来るのが無駄だったとは思わないがあまり素晴らしい場所とまでは思えなかった。

しかしながらその思いもワット・ロンクンで払拭され、この場所を見るためにわざわざバンコクからやってきた甲斐があったと心から思えた。


ホワイトテンプルから市内への帰り方

行きはホテルでタクシーを手配してもらったし、それ以外にも市内で流しのタクシーを捕まえるという方法があるが、ワット・ロンクンから市内に戻るときにどうするかという問題がある。

最初はタクシーを捕まえようとしたものの、完全に市街の寂れた場所にあるので、誰かがタクシーでやって来るのを待って、その車を捕まえない限り、タクシーと遭遇することはまずない。

これだけ多くの人がやって来ている観光地なのだから、駐車場のエリアに客待ちのタクシーぐらいあってもよさそうなものだが、大型バスでやって来るツアー客が多いためか、そういった姿は見なかった。

なかなかタクシーがやってこないので、仕方なくソンテウに乗ろうかと思っていたが、こちらはこちらでなかなか発進しない。

しかたなく、ソンテウに乗り込んで待機していたら新しく1台タクシーがやってきたのでそちらに声をかけてみることにした。

タイでは珍しく女性のドライバーで、料金は1キロ10バーツで距離は一番大きく表示される数字ではなくて、メーターのこの部分だと丁寧に説明をしてくれ、安心感を覚えた。

ということで、そのまま乗せてもらうことにしてチェンライからチェンマイに移動をするためのバスターミナルまで向かってもらった。

この後、無事にチェンマイ行きのチケットを入手できたので、いったんホテルに戻り荷物を持って昼食を済ませてから再びバスターミナルに移動し、その日のうちにチェンマイに移動したが、その前にホワイトテンプルという素晴らしい思い出を得ることができた。



チェンライは正統派寺院も充実している

ワット・ロンクンはアートとの融合の色彩が強く、
タイの寺院の中でも異色。

地元の仏教徒からすると、
正式な寺院という扱いではない模様。


チェンライ市内には伝統的な寺院が数多く残り、
静かな佇まいを見せている。

こちらも合わせて見てみると、
タイの典型的な寺院と前衛的なワット・ロンクンの両方を楽しめる。














正当な寺院も、
日本に比べると相当派手な造りになっている。


そしてチェンライのシンボルでもある時計塔。



ワット・ロンクン以外は
ほぼ市内中心部に集まっており、
歩いて見て回ることができる。

チェンマイのように交通量が多くなく、
歩きやすいのも魅力。

チェンライののどかな時間の流れを感じながら
寺院を見て回ると、心が静かに落ち着いていった。



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