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バンコクによくいる詐欺師



バンコクの中心部の1つ、ASOK駅を出て
高架下に降りたところで、
アラブ系の男から声をかけられた。

年齢は40代前半ぐらいだろうか。

最初は英語で「ジャパニーズレストランを探している」
と言ってきた。

すぐそばにあるショッピングモール、ターミナル21に
いくつか和食系のレストランが入っているので、
それを伝えて立ち去ろうとしたところ、
片言の日本語に切り替えて男が話しかけてきた。

自分達は日本が好きなこと(近くに奥さんらしき人がいた)、
旅行に行きたいと思っていることを口にした後、
日本のお札が見たいと言ってきた。

明らかにあやしいので持っていないと告げて
足早に立ち去ったが、
同一人物と思われる男に
バンコク在住の友人が3度遭遇していた。


同じ詐欺師と繰り返し遭遇した友人の話

バンコクに住むTeruは、
タイで起業し3年で80名以上のスタッフを率いるようになったやり手。

バンコクに行くたびに連絡をとり、食事に行っている。

その中で、上記のアラブ系の男の話をした。

すると、特徴から見て同一人物らしき男から
3度も声をかけられたという。

向こうはTeruのことを覚えておらず、
ひたすら日本人に声をかけている模様。

3度目はさすがに怒ったら逃げていったらしい。


どうやら両替詐欺らしい

日本円を出したらひったくって逃げるとか、
財布の中をチェックしてカモになるか見極めてから
道を教えてくれたお礼、日本の話を聞きたい等の理由をつけて
食事をおごるとでも言って昏睡強盗をしかけるとか、
想定されるパターンはいくつかある。

Teruの話では、この男はどうも両替詐欺らしい。

彼自身は引っかかることはなかったが、
現地の日本人コミュニティーの情報を通して
被害を受けた人の話を間接的に耳にしたとのこと。


1万円札を見せてほしいと言い、
その1万円札を偽物の100ドル札と両替してもらいたいと
話を持ちかける手口。

有利なレートでの両替を持ちかけることで
得をしたと思わせておき、
実は偽札というやり口ということだった。


たしかに、そう考えると近くに奥さんらしき人を置き、
逃げたり暴力に走ったりするには不利な状況を作って
相手に安心感を与えている理由が納得できる。

話を聞いた限り、
この男はASOK駅付近だけではなく、
バンコクのあちこちに出没している。


外国人が最初から日本語で声をかけると、
海外居住者、特に日本人が多いバンコクのような街の居住者には
警戒を招いて無視されやすい。

あのあやしげな風貌で
最初から日本語を使ってきたら、
私もちらっと見ただけで無言で立ち去っただろう。

外国人がいきなり日本語で話しかけてくるなんて
良からぬ魂胆のあるようにしか見えないし、
どんなに迷惑度が低くても店の呼び込み。

相手にする理由がない。

それを計算して最初は英語で道を聞いておき、
途中で日本語に切り替えているのなら、
彼なりに考え抜かれたやり口なのかもしれない。


あのいかがわしい顔では成果もたかが知れていそうだが、
Teruの話では1度目の遭遇と3度目では
1年以上の期間があったということ。

その期間タイ、もしくは近辺に滞在できる程度には
被害者が出ているということだろうか。


トゥクトゥクでの詐欺

別件でよくある手口に遭遇したのは、
友人がバンコクに来たので
数年ぶりにワット・プラケオという寺院を訪れた時のこと。

このワット・プラケオというのはタイを代表する寺院で、
きらびやかな装飾が目を奪う。


タクシーで訪れたが、渋滞がひどいので近くで降ろされた。

そこから歩いて行ったところ、
悪名高いトゥクトゥクの運転手が途中で声をかけてきた。

彼ら曰く、
ワット・プラケオはイベント中で3時間ほど入場できないので、
その間チャオプラヤー川の向こうを案内するということだった。


バンコクのトゥクトゥク関連で聞く話として、
指定された行き先を休みと偽り、
良い所を案内するといって提携先のテーラーに行ったり、
いかがわしい店に連れて行ったりという手口がある。

私達が遭遇したのは、
その変形バージョンというところだろう。

さすがにワット・プラケオが目の前で、
中に人が入っている様子は
高い壁を隔てていても声で伝わってきていた。

休みという口実はいくらなんでも無理がある。

そこで多少変則的な理由を使っていたのだと思われる。


話半分に聞いて入り口までたどり着いたら、
案の定普通に入場することができた。

トゥクトゥクは元々バンコクにおいて評判が悪いが、
その原因をまさに垣間見た瞬間だった。


初めてバンコクを訪れた時だったら、
動揺して話を聞いていたかもしれない。

相手の口車に乗せられていた可能性も0ではない。

しかし、典型的なトラブルのパターンが頭に入っていると、
スルースキルが高まっていく。


日本語で話しかけてくる外国人には要注意

日本語で話しかけてくる外国人がいたら、
以前は何だろうと興味を持っていたが、
今では歩みすらゆるめずに目で追うだけになった。

時にはちらっと見ることもなく、
そのまま通り過ぎることもある。

見ず知らずの外国人が話しかけてくることが不自然だし、
ましてこちらの言葉を使ってとなると、
目的がなければますますおかしい。

しかも普通の外国人なら、
こちらが日本人なのか、
中国人や韓国人なのか簡単に見分けがつかないはず。

日本人と見破っている時点で
相当な観察経験を積んでいることになるが、
この点も不審。


日本のアニメが好きだから、
姪が日本の大学に留学しているから、
日本に旅行に行きたい(もしくは行った)から等、
様々な理由をつけて話しかけてくることがあるが、
私は脊髄反射的にスルーしている。

もちろん病院やホテルのスタッフとか、
日本語ができる理由と話しかけてくる理由が
明確になっていれば話は別。

しかし、街中でいきなり、となるとあやしさは拭えない。


海外で日本語を聞けた安心感で心を許したりすると、
後が大変なことが多々あるのでご注意を。

ちなみに、もっともな理由をつけて話を切り上げようとするより、
無言かNOの一言で立ち去る方が相手はあきらめやすい。

無駄に口を開くと付け入る隙を与えるだけなので、
交渉の余地がないと相手に分からせるのが手っ取り早い。


本当のところを明かすと

どんな仕事をするか、どこに住むか、誰と付き合うか?

本当はすべてあなた自身が決めることなのに、
現実の世界ではそれが許されない。

このブログを通して私が伝えたかったのは、
自由に生きるための方法。

しかし、断片的な情報が散らばるブログでは
限界があるのも事実。

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執筆者、伊田武蔵
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