ボラカイ島には行く理由がなかった


フィリピンに一年以上住んでいた関係で、ボラカイについて聞かれることがある。

ボラカイはマニラがあるルソン島から南下したところにある島で、ホワイトビーチやプカシェルビーチが有名。

ダイビングはもちろん、フルムーンパーティーで騒いだり、パラセイリングで空中散歩を経験したり、カイトボーディングやアイランドホッピングも楽しめる。

高級リゾート地としても知られているし、セブ以上にその傾向が強い。



セブ島がある程度庶民的な島だとすれば、ボラカイはより高級志向が強い。

日本やアジアではそこまで知られていないものの、欧米系の旅行会社のランキングでは世界のビーチのランキングでも上位に入ることが多く、十分な集客力が見込めている。

そのおかげでホテル価格等が高騰し、すでに土地を含めた不動産の価格が上がっているという。

不動産ということで見ると、投資の面ではあまり有望ではないし、わざわざビーチリゾートを求めてずっと南下するつもりもなかったので、ボラカイには結局今のところ一度も行っていない。

元々それ程ビーチリゾートが好きなわけではないし、実際問題としてマニラからボラカイに行くなら飛行機を使うため、同じ国にあってもそこまで身近ではない。


個人的なボラカイの利点

フィリピンの場合、クオータビザが取れるまでの間は観光ビザを更新して滞在していたので、下手に一度フィリピンから出てしまうと、より高頻度で観光ビザを更新しなければいけない。

というのも、ある程度何回も更新していると六か月間の観光ビザ更新も可能なのに、一度出てしまうと戻って来てから21日後には更新に行かなければならず、なおかつそれから35日後にも再び行かなければいけないので、頻繁に手間がかかる。

実際問題としてイミグレーションへ自ら行くわけではなくて、私の場合は観光ビザの更新を代理でやってくれる会社にすべてお願いしていた。

とは言え、これも費用は掛かる。

そんなわけで、ボラカイにはフィリピンから出国しなくてよいという意味では、他国のビーチリゾートに対する優位性はあったものの、強いモチベーションがわいてくるような場所ではなかったので、結局今のところ行っていない。

もし仮に不動産投資が熱いということであれば、ボラカイにも一度足を運んでいたかもしれないものの、もう既にリゾートとしての地位を確立してしまった後なので、完全に手遅れであることは情報収集の段階から分かっていた。

したがって現地の視察をする価値も感じなかったし、実際に現地入りして現場を見てみようという気にもならなかった。

いずれボラカイにも遊びに行くことはあるかもしれないが、今のところ特に具体的な予定はない。

セブからもボホール島のような他のリゾート地への船が出ているので、どちらかといえばそういった場所の方が移動にも便利ということになる。


よく読まれている記事

1位:海外移住の電子書籍を無料プレゼント中

2位:フィリピン永住権、クオータービザを取得完了

3位:マレーシアに移住して分かった生活費・ビザ・仕事・食事の現実



メールアドレス

ページの先頭へ