セブに行ってまず印象的だったのは、ちょっと裏道に入っただけで道が全く舗装されていないところが多々あるということ。
これはジャカルタの道路事情にかなり通じる部分がある。
しかも雨が降ると泥だけになってしまって、車が泥を跳ねてバッグを汚されてしまったこともある。
この時は水がはねていることに気付かなかったものの、Cafe Marcoについたらバッグがかなり汚れていることに気づいた。
こういったことは旅行者や滞在者としていうと、完全にマイナスのポイント。
しかしながら投資家として考えた場合には全く逆のことが言えて、こういった不便さは改善する余地がある部分だし、インフラは経済成長と共に確実に発展していくので、今後そのまま放置されることはあり得ない。
しかもこうした課題がセブの中でも中心部を構成するセブシティーの中にも見受けられるので、今後発展する余地が多分に残っていることが窺える。
こういった未成熟な環境は、投資家として仕込みを行っていく上では、かなり有利な状況になる。
既に完成してしまった街の場合、そこから大きく値上がりすることは見込めないし、チャンスが少ない。
それに比べると、セブの分かりやすい未熟さは、まだまだこれから長期的に伸びていく余地があることを窺わせている。
不動産価格を見ると・・・
その一方で不動産価格を見てみると、マニラと比べてもそれほど割安感はない。確かにリゾート地としての需要があるので、都市として負けていたとしても、リゾートの部分で対抗できるのは分かる。
しかしながら、セブの経済規模や需要を考えた時に、今後爆発的な伸びを見せることはまず考えられず、堅調な推移を見せるのが精一杯ではないかと思う。
唯一大きな伸びを見せる可能性があると考えられるのは外資規制の撤廃、もしくは緩和によって海外からお金が大量に流れ込むということ。
こうなって来た場合、不動産市場が大きく影響を受けることは十分に考えられる。
その動きは兆候が出てきているので、もしかしたら今年中に、もしくは来年くらいにはそういったことが実現するかもしれない。
しかしこういった外資規制という外的要因を除けば、不動産自体が目を見張るような伸びを見せる要因が見当たらない。
先ほど言った、まだまだインフラ等が整備される余地があるという話と矛盾するような内容ではあるが、これは株式投資と同じで、既に不動産に今後の成長が組み込まれているため。
実際問題としての今現在のセブの不動産の価値と見比べると、価格には割高感があるし、もう既に今後の発展が価格に組み込まれて金額が高騰していると見るのが妥当なところ。
こういったことは世界中を投資資金が駆け巡っている中では当たり前な話で、どんどん価格差によるチャンスは失われていく。
セブにおいても、このことは例外ではない。
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