4月のブルガリアの気候は思ったよりも寒かった




年間平均気温を見てみると、ブルガリアの首都ソフィアの4月は15度ということになっている。

これは最低でも最高でもなく平均気温なので、朝晩はもっと寒くなって、日中はもう少し暖かくなるということになる。

そうなってくると、だいたい1日中の推移が、10度から20度ぐらいの間ということで見積もっていたが、実際に3月の終わりに到着して、4月の半分弱をブルガリアで過ごしたが、もっと寒かった。

町中の電光掲示板を見てみると、だいたい日中でも温度の高い日で12度ぐらいだし、ある日には雪がちらついていて、おそらくその時には、5度を大きく下回って、0度前後だったのではないかと思われる。

町を歩いている人を見ても、コートを着ている人が大部分で、ヨーロッパやアメリカなどでよく見る、事情が理解できないほどに薄着の人というのもほぼいない。

なぜなのかはわからないが、周りがダウンジャケットを羽織っているのにTシャツ1枚とか、そういった格好で行動している人も、海外ではよく見かけるが、ブルガリアにおいては、せいぜいTシャツに袖のないダウンを着てるとかそのくらいで、防寒をしっかりしている人が多い印象だった。

ソフィアからギラに行った時には、積もっている雪が一部に残っていたりもしたが、私がブルガリアを離れて数日後には、かなりの雪が降ったらしい。

というのも、ブカレストのホテルで朝食を食べていたら、日本人の60代と思われる男性から声をかけられて、彼もソフィアからブカレストにやってきたという。

地下1階にあるレストランで、ピンクグレープフルーツや、チーズ、オリーブ、色とりどりのパプリカなどを食べていたら、最初は英語で話かけられて、向こうも途中で自分が何を言っているのかわからなくなったようで、最終的には日本人ですか、と普通に日本語で話してきた。

それから色々と話していたが、到着翌日には雪が降ってしまい、ひどく寒かったという。

私はソフィアからプロヴディフ、そこからベリコタルノボとブルガリア内を移動し、ブカレストにやってきたが、大雪が降ったのは見たことがなかった。

それぞれに多少離れているので、若干気候に差があるのかもしれない。

更に言うとブカレストに来てからは、突き抜けるような青空しか見ていないので、天気の悪さとは無縁で、どうにかやってくることができた。

しかしながら、まだまだ寒さは厳しく、こちらに到着してから早々に手袋を探していたが、ソフィアも4月となると、もう冬の終わりになっているので、手袋を見つけることができなかった。

結局プロヴディフに来てから、1ユーロショップという店を見つけ、そこで薄手の手袋を見つけることができた。

あまりしっかりしたものではないが、長く使うものでもないし、とりあえずの間に合わせとしてはいいだろうということで、そこで手袋を買い使っているが、どういうわけか手袋を買った後は暖かい日が多く、これまでに使った回数というのは、片手で数えられる程度。

本来であれば、ブルガリアに来るのは、5月とか6月ぐらいにしておいて、そこから東欧を回った方が気候はいいと思っていたが、案の定その通りだった。

昨日のブカレストはとても暖かく、ジャケットを脱いでもいいぐらいだったが、今朝はまた冷え込んでいる。

日本と同じで、暑さ寒さを繰り返しながら、徐々に暖かくなっていくようで、季節の変わり目というのは、なかなか服装の調整が難しく、旅行者にとっては少々手を煩わされるところ。



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執筆者、伊田武蔵
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