フランスは移住先としてどうか




ヨーロッパの中でも、移住先として人気のある国の一つとしてフランスがある。

私もこの国については、住んでみたい町がいくつかあって、首都のパリはもちろん、南仏のアルルやアビニョンも心が惹かれる町。

先日は、南都に留学をしていたという人の話も聞くことができた。

他にもモンペリエであったり、マルセイユなども行ったことがあるので、こういったところも含めてフランスへの移住について考えてみた。

まずはパリについてだが、ここは確かに利便性が高く、メトロが発達しているので、東京に住んでいるのと変わらない感覚で移動することができる。

しかしながら近年は、治安の悪化も指摘されているし、パリというのは、一部のエリアはとても汚く、花の都のイメージからはかけ離れているというのが実際のところ。

当然ながら、世界的に見ても家賃は高く、ごみごみしているという一面も持っている。

更に言うと、パリ市内にはあまり自然も多くはない。

こういったことを考えると、最近の私の傾向としては、あまり合わないのではないかと思う。

むしろそれよりはもう少しこじんまりとした町の方がいい。

例えば、アビニョンという城塞都市の場合、決して大都市というわけではないが、手頃な大きさで、とても落ち着いた町並みになっている。

長距離鉄道が停まるぐらいだが、基本的に町の中は全て徒歩圏内なので、車がなくても移動するのに困ることもない。

フランスに移住するのであれば、アビニョンというのは一つ魅力的な選択肢ということになる。

同じく南仏のアルルも住みやすい町だと現地に行って感じた。

ここはゴッホが晩年を過ごした町としても有名で、彼の絵のモチーフにもなっている。

ゴッホがゴーギャンともめたとか、ひまわりを執筆したのはこのアルルという町。

続いてフランス第2の都市、マルセイユだが、正直ここは安全に住めるかどうかということに、若干の懸念がある。

以前に行ったこともあって、特に問題はなかったものの、港町というのは基本的に気性が荒く、治安が悪化しがち。

マルセイユにおいても、そのような点を指摘するという声は少なくない。

これまで私が住んできたマレーシアやフィリピンの町でも、偶然にも近くに海があるという状況はあったが、特に見に行くようなこともなく、何か用事があればたまたま海の近くを通るという程度なので、特別海に価値を感じているというわけでもない。

そういったことを考えると、あえて不安の残るマルセイユに移住をするということは、あまりメリットがないように思う。

これ以外でも、中級の都市であるとか、あるいはもう少し小ぶりな町、あるいは村というのも、フランスであれば悪くないように思う。

食べ物が合わないということもなかったので、東南アジアの都市のように、ローカルフードを食べていても、特に苦にはならない。

マレーシアやフィリピンの場合、外国人向けのレストランがそれなりに充実していないと、暮らすのは厳しかったが、ヨーロッパの場合は、基本的に現地のレストランに入れば、それで全然やっていけるので、そういった意味でフランスの小さな町に移住をして、1年ぐらい暮らすというのも、なかなか面白い選択肢だと思う。

とは言え、魅力的な町が数多く存在するということを考えると、いきなり住み始めるのがベストなのか、それともあくまでも旅行という範囲に留めるのがいいのか、この点は悩みどころ。

フランスの国内に一つ拠点を持って、そこを基点にして、日帰りであったりとか、あるいは短期の旅行を繰り返すというのももちろん選択肢にもなる。

フランス国内というのは、鉄道網もそれなりに発達しているので、アクセスのいい場所に住めば、そこからの旅行というのも幅が広がる。

例えば、パリに住むのではなくて、パリ近郊の町に住んで、オペラを観に行きたいとか、買物をしに行きたい時だけパリに移動し、更に地方都市に出掛ける時にもターミナル駅であるパリを経由するとか、そういった形で千葉や神奈川に住みながら、東京を活用するように、パリを活用しながら暮らすというのも、フランスに移住する場合の選択肢の一つになるだろう。



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執筆者、伊田武蔵
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